7月23日(月)、快晴の中で燕岳に登ってきました。
10日ほど前に八ヶ岳に行ったばかりだったので、前日ギリギリまで山に行くかどうか悩みましたが、ロング走するにも猛暑日で無理だし、マラソン・トレランのトレーニングとして登ることに決めました。
どこに行くかも決めかねていたのですが、出発が遅くなるのであまり遠くなくて、高速使わずに登山口まで行けて、往復してもそれほど時間がかからない山ということで、燕岳に決めた次第。
例によってヤマレコの記録はこちら。今回sunntoもスマホもうまく動作してくれなくて、GPXファイルをアップロードできず、ルート日程は手動で登録しましたが面倒くさかった。
記録関係
今回もかなり早く歩いて、山頂まで2時間半で到着しました。往復で4時間10分くらい。コースタイムの半分くらいですかね?
行動時間は5時間半くらいで、休憩は1時間20分くらい。
歩行距離15.9km、標高差1500m(累積約3000m)、消費カロリー2800kcal、歩数32000歩くらいでした。暑かったし、結構いい運動になりました。
山行記録
当日朝地区の当番があって出発が遅くなり、中房温泉に到着したのは9時頃になりました。中房温泉には駐車場が登山口に近い所から1・2・3と3か所あるのですが、9時の時点で3に1か所しか空きがありませんでした。しかも軽専用。これにはいきなり驚きました。平日ですよ?まさか車が止められないことがあるとは!
駐車場は3か所合わせてもキャパは150台程度で、夏休みシーズンには相当早く到着しないと駐車できない可能性があります。ご注意ください。
登山口までは、第3駐車場から2キロほど歩かなければなりません。つらい。
よく整備された登山道です。が、頂上まで1500mの標高差がありますのでかなりの急登です。
最初から急登が続きますが、階段なども設置されており登りやすい登山道です。この日は夏休みシーズンの好天ということもあり、大人も、子供も、おにーさんもおねーさんもおじいさんもおばあさんもみんないました。ちっちゃい子供も一杯いた。燕、人気の山なんですね。
ある程度登ると尾根筋に出て、傾斜はややゆるやかに、足元はフラットになり歩きやすくなります。基本的に登れば登るほど足元がよくなっていきます。非常に歩きやすく、危険な個所も全くないので全世代に人気の山なんでしょう。
第2ベンチ10時22分
富士見ベンチ11時5分。快調に飛ばしていきます。
皆さん結構ゆっくり登る方が多い中、僕は心拍数を下げないようにヒイヒイゼエゼエいいながら大汗をかいて登っていきます。体感的には1000人以上抜かしました。こんにちはも100回位言ったと思う。
槍が見えてテンションあがる。
いいペースで高度を上げていきましたが、合戦小屋手前で中学生らしき集団に道を阻まれ、一気にスローダウンします。10分ほどロス。
11時5分、合戦小屋に到着。すげえ混んでて、みんなスイカ食ってました。僕はわき目もふらず進みます。
合戦小屋から上部は素晴らしい稜線歩きです。
景色も天気もサイコーな上に、
見てくださいこの走りやすそうなトレイル。
燕山荘が見えてきましたよ。
燕山荘のテン場。週末はいっぱいになりそうですね。
燕山荘到着が11時42分。そのまま燕岳を目指します。
燕岳まで実は結構遠い。しかし景色が最高すぎる。
イルカ岩ちゃん。
リボンかな?
しかし美しい山ですね。
コマクサも所々咲いていますが、もう終わりそうでした。
燕岳は本当に美しい。特にこんな晴れた日は最高。
白緑青のコントラストがいいですね。↑これはスマホで撮った写真。
↑こっちは一眼レフで撮りました。
槍ヶ岳、コマクサ
ついつい写真を撮ってしまうので歩みが遅くなります。
眼鏡岩が見えてくると、もうすぐ山頂です。
12時4分、燕岳登頂しました。ここまで2時間30分ほどかかりました。
表銀座コース。10年以上前に歩きましたが、またテント背負って行きたいです。
北アルプスの奥の方の山も登ったこと無いので、いずれ行きたいです。
山頂には20分ほどいましたが、燕山荘に戻って昼食休憩します。燕山荘はこの混みようです。
缶ビール背負ってきましたが、ぬるかったし誘惑に負けて生ビール頼んでしまった。
燕山荘の生ビールの価格はこうなっています。これはコスパ的には大を頼まざるを得ない。
おつまみはミックスナッツとAmazonプライムデーで買ったプロテインバーです。
ちなみにザックもプライムデーで買ったアルティメイトディレクションのファストパック15を初めて使いました。
使いやすくて容量も十分でした。また詳しくレビューします。
ビール800mlはまあまあ酔っぱらいましたが、長めに休んで下山することにします。最後に槍ヶ岳。
下山は道が良い所ではちょいちょい走りました。
登山口まで1時間半くらい。けっこうかかりましたね。
本日の服装など
マラソン勝負服のパタゴニアのウインドチェイサースリーブレスと、ストライダー・プロ・ショーツに、靴はアディダスのゴアテックス、サンバイザーです。
一眼レフも持って行きましたよ。やっぱり邪魔だった。早くコンパクトカメラ買わないと。
持ち物はハイドレーション1.5リッターにフラスク500ml、自作ジェルとチョコバー2本、おにぎり1個、ビール、ウイスキー水割り、レインウエア上下、フーディニくらいでした。
北アルプスの中でも屈指の人気がある燕岳は夏休みシーズン非常に混雑していることがわかりました。僕のようなトレラン風の人は異色ですが、道は快適だし短時間で往復できるので、夏場のトレーニングには最適だと思いました。
今回もトレーニングとしてかなり早く歩きましたが、1泊してのんびり過ごすせば最高ですね。早く時間に余裕のある登山がしたい。