MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

2024年7月26日 甲武信ヶ岳日帰り登山 毛木平から周回

甲武信ヶ岳に登ってきました。長野県側の毛木平から日帰り周回コース。

甲武信ヶ岳の山名の由来は甲州(山梨)・武州(埼玉)・信州(長野)の3県にまたがる山だからっつーことのようです。なんか適当でいいですね。ちなみに日本百名山です。昨年金峰山・瑞牆山に登った際に、いずれ登ろうと密かに思っていた山でした。

元々今回は連休とってありまして、テント泊で妙高・火打山に登ろうと計画していたのですが、直前に仕事の予定が入ってしまい、急遽日帰りで行ける山を探して決めたのが甲武信ヶ岳でした。

長野県最東部川上村にある登山口から千曲川源流をたどって甲武信ヶ岳を目指し、その後尾根筋の登山道から出発地点に戻る周回コースです。前半楽ちん、後半ややハードな登山となりました。

中央道飛ばして2時間ほどかかって駐車場着。ド田舎山奥ですが綺麗な駐車場でした。一部未舗装路ありですが、普通車2駆でも余裕。そして中房温泉に比べて劇的に空いている。キレイな水洗トイレもあって、車中泊も快適そうでしたよ。

www.yamakei-online.com

登山開始。最初は平坦な林道歩き。

ほどなく樹林帯の登山道。奥武蔵野の山って感じ。

ずっと渓流沿いを歩きます。道はよく整備されていて斜度もゆるやかでとても歩きやすいです。

途中「ナメ滝」というビューポイントがあったはずですが、見逃した。

沢が細くなってきて源流が近いことがわかる。苔むした岩が幻想的でした。

来ました、千曲川源流地点。千曲川が新潟県に入ると信濃川になるそうな。

ここが源流ですね。おおお、本当に地面から最初の一滴が出ていました。これが川になるとか、ちょっと感動。子供に見せたいですね。

少し登って、分岐を甲武信ヶ岳方面へ。

尾根筋に出ると、樹林が開けます。わずかな岩ゴロ道を登ると・・・。

甲武信ヶ岳登頂しました。2時間40分くらいでした。百名山ゲット。

甲武信ヶ岳の標高は2470mで、登山口が1462mなんで1000mくらいは登っているんですが、それほど登った感じがしなくて、すごく楽に登れた感じです。直近に燕岳TTやったからかもですが。

金峰山・瑞牆山方面でしょうか。五丈岩もはっきり見えました。雲取山とか秩父方面もよく見えたと思いますが、とにかく山がわからん。

10時くらいに登頂しましたが、富士山もギリギリ見えました。この後すぐ雲に隠れて見えなくなってしまった。

山頂でビールでも飲もうと思いましたが、それほど疲れてないので次に進むことにします。

少し下って登り返して、お隣の山三宝山着。こちらは埼玉県最高峰の山らしいですが、景色も無いしとにかく地味な山でした。

少し下った所にある「尻岩」。なんちゅうネーミングだよ。でも確かにこれは尻・・・。秩父の山は大岩だらけ。

結構険しい尾根道を登ったり下ったりして時間と体力を消耗しました。北アルプスっぽい岩峰があったりしましたが、あのてっぺんには立たず。

何個目かのピーク「大山」ですね。

ここは景色が開けましたけど、もう雲がたくさん出てきて遠くで雷もゴロゴロ鳴ってました。

なかなか標高が下がらない。そしてこの道誰も歩いてないんですけど。携帯の電波も入らないし、こんな所で遭難したら助けてもらえないと思います。

12時過ぎに、やっと十文字峠着。ここからは一気に降ります。

十文字小屋。ウエルカムな雰囲気ではなかった。スルーしました。

テン場らしき場所もありました。

十文字小屋からは一気に標高を下げて、下界に戻ってきた。立派な橋を渡るとすぐに駐車場でした。6時間ほどの行程でした。

甲武信ヶ岳は正直目を見張るような景色は無かったんですが、川上村のレタス畑のスケールのデカさには圧倒されました。

この後近隣の「ヘルシーパークかわかみ」でお風呂入って(500円!安い)、雷雨に巻かれながら下道で3時間半かけて安曇野の自宅まで帰りました。運転疲れた…。

というわけで、百名山をひとつクリアすることができました。最近仕事が忙しくて休みでも仕事のことが頭から離れなくて、心から登山を楽しめないですが、8月には何とか

テント泊やりたいと思っております。