MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

2022年6月27日・28日 中央アルプス縦走 空木岳から宝剣岳・木曽駒ケ岳へ檜尾避難小屋利用の1泊2日登山 カモシカと雷鳥に出会った

中央アルプス空木岳から木曽駒ケ岳まで、1泊2日で縦走してきました。

中央アルプスの百名山「木曽駒ケ岳」と「空木岳」をつなぐ縦走路は、いつか歩いてみたいと思っていた憧れのルート。今回は檜尾避難小屋を利用したんですが、避難小屋に泊まるのも人生で初めてでした。

まさかの梅雨明けとなり、この2日間も下界は灼熱の日々でしたが、山の上は強風と雷雨で荒れた天候の中でしたが、何とか無事に帰還できました。

計画・避難小屋が有料になる前に

6月の山行を計画するにあたり、どこに登ろうかあれこれ考えましたが、今年クリアしておきたいルートの一つがこの中央アルプス縦走でした。というのも、途中にある檜尾避難小屋が改修され今年の7月から有料小屋としてリニューアルオープンすることが決まっておりまして、そんなニュースを見ているうちに歩いてみたくなりました。あと単純に今なら無料で泊まれるというのもデカい。テント場ですら2000円ですからね。

www.city.komagane.nagano.jp

中央アルプス檜尾小屋 | 檜尾小屋 | 檜尾避難小屋 | 檜尾岳 | 中央アルプス | 駒ヶ根市

木曽駒は初めての登山で登った山で、ロープウエイ利用すれば2時間かからず登頂できるんですが、反対側の空木岳はふもとからの標高差2000mでコースタイム7時間以上のハードな山。そしてその二つの百名山をつなぐ縦走路は、アップダウンの大きな厳しい登山道として有名です。

普通に考えればロープウエイ利用して標高を稼ぐ方が楽なので、「木曽駒⇒空木」というルートが一般的だと思いますが、二日目の行程が長くまた標高差2000mの下山が最後に残るのがちょっと面倒で、疲労骨折の膝に優しくなさそうです。

  1. 空木岳は初めて登るので麓から登りたい
  2. 1日目大変でも2日目に楽して早く下山したい
  3. 避難小屋では次の日の心配をすることなくリラックスして過ごしたい
  4. 長い下山は勘弁して

というような理由から、ハードですが「空木岳⇒木曽駒」で歩くことに決定!

右膝の疲労骨折の回復が遅々として進まない中、ロングコースを歩き続けられるか不安は大きかったんですが、本格的な夏山シーズン開幕に向けて出発です。(最悪無理そうなら空木岳だけ登って帰ってこよう)

ルート・コースタイム

空木岳の登山口である駒ケ根高原スキー場の駐車場から入って、千畳敷に下山後ロープウエイとバスで戻ってくるという計画。ヤマレコでは「とても速い」となっていますが、やっぱり予想通り1日目がむちゃくちゃキツくて「とても遅い」感覚でした。「標高差2000m以上で10時間行動」はおっさんにはハード過ぎました。

2日目はコースタイムよりかなり早く歩けましたね。

ということで、写真キャプション形式で登山の様子を振り返ります。

登山口~空木岳まで

4時起床して駒ケ根高原スキー場の駐車場に6時頃着。途中高速と菅ノ台バスセンターのトイレで2回ウンチしてきたので今日は具合がいいです。スキー場の駐車場は4段くらいになっていましたが、止まっている車は5台ほどでした。素早く準備して6時15分に出発しました。

ちなみに空木岳ピストンならもっと上にも林道が伸びているらしいんですが、現在通行止めとなっております。標高800mくらいからスタートして、2860mの空木を目指します。

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駐車場のすぐ前に登山道入口です。標高差2000mの登り開始

序盤は遊歩道にもなっているのでいい道です。所々林道を横切って登っていきます。いきなり急登で心拍数が一気に上がります。

7時頃に林道終点の駐車場に到着。今は通行止めなので車はいませんが、トイレがあります。このトイレの裏手に、本来の登山道をショートカットする直登ルートがあります。かなり急です。

しかし、誰も歩いていません。登るにつれて雲の中に入ったようでガスっぽくなってきました。遠くは青空なんですが。道はよく整備されていて歩きやすいですが、尾根筋に取り付くまでの急斜面はかなり大変でした。

1時間半ほどで池山小屋付近の水場に到着。今回のルートはここが(確定)最終水場になるので、ここでたくさん背負って行かなければいけません。家から持ってきたハイドレーションの中身500mlはほぼ飲み切ったので、3リットル満タンにしていきます。ついでに汗かきまくった顔と頭も洗ってクールダウンしました。ザックを背負うと水が増えた分ズシリと重くなりました。

ちなみに今回持って行った水はこの3リットル+BCAA1リットル、ペットボトルのお茶600ml、ビール850mlで約5.5キロでした。重い!※最終的にこの後補充無しで持ちました。

カモシカに遭遇

水場から少し登った登山道わきで、カモシカに出会いました。登山道脇にのんびりとした感じで横になって休んでいました。

カモシカは見てくるんだよな~。角が1本の多分お年寄り。

慌ててα7Ⅱで撮影しようとするも、なぜかブレブレでまともに写せません。慌ててその時は気付きませんでしたが、ISOが100固定になっていました・・・。ので、まともに撮れたのはAUTOモードにした後の数枚だけ。ちょっと離れてしまった・・・。

それでも、28-200mmレンズ付けて行ったのはこの時のため!何とかアップで撮影することができました。こっち見ながらのんびりと木の葉食べてました。カモシカは滅多に遭遇しない分興奮しますね。非現実感あります。

マセナギという地点がほぼ標高2000m。やっと1200m上がってきました。まだまだ先は長いので休憩もそこそこに先を急ぎます。

この辺りからやっと尾根筋の登山道になり、傾斜はこれまでよりかなり緩く感じるようになります。息が楽になります。序盤はやっぱりきつかったですね。

と思ったら、中盤の難所「小地獄・大地獄」エリアの通過です。両側切れ落ちた痩せ尾根を鎖と梯子を頼りに通過します。

距離は短いし、「絶対に遭難させないぜ!」という気概を感じる過剰なほどの鎖梯子をしっかり使えば、それほど難しくはないでしょう。

標高2500mの空木平分岐まで来ました。もう4時間半も歩いています。ここまで誰にも会わず孤独感マックスでしたが、ここで上から降りてくる登山者1名と初めてスライド。嬉しくて思わず話しかけてしまった。この後も3名ほど下山者とすれ違いましたが、登りは誰にも会わず。

分岐からは駒石方面へ。空木平方面に行けば避難小屋と水場があるようですが、残雪で歩きにくいという事前情報があったのでこちらへ。この辺りから森林限界ですが、天気が悪いですね。晴れ予報のはずですが・・・。

駒石。比較対象が無いとわかりにくいですがとても大きな石です。登ることもできるようですが、今回は時間節約のためパス。

頂上直下の駒峰ヒュッテ。ここまでくれば頂上はすぐそこです。駒峰ヒュッテは営業していませんでした。トイレも無し。

11時50分頃、標高2860mの空木岳に登頂しました。5時間35分くらいかかりましたが、12時前に到着すればいいと思っていたのでまあ予定通りです。

稜線は風が強く、またガスで周辺の展望はありませんでした。じっとしていると寒いので、写真撮ったら早々に先を目指すことにします。

空木岳~檜尾避難小屋まで(雷雨)

空木岳からは進路を変え、稜線を北上して檜尾避難小屋を目指します。ここからがアップダウンがきついと噂される登山道です。空木岳頂上にあった看板によると、檜尾岳まで距離6キロ・・・嘘だよね?ここまで10キロでここからさらに6キロも山道歩くって事・・・?ちなみにですが、空木岳から檜尾避難小屋までの山と高原地図コースタイムは5時間30分です。

まずは木曽殿山荘がある峠まで標高差300mを大下りします。すぐに下りだと思ったら最初に空木岳の頂上直下の岩場を少しずつ降りていく感じ。この辺大きな岩のある登山道で鎖場もちょっとあったと思います。

遥か下の方に木曽殿山荘が見えているんですが、全然近づいてこなくて萎える。この下りは結構急で、登山道も岩ゴロゴロで歩きにくいので疲れます。一歩の下りが大きくなるので膝と腿に負担がかかり、疲労骨折した右膝が痛い!これまで登りで膝の痛みはほとんど感じなかったんですが、ここに来て痛みが強く出てきました。ので、ゆっくりしか降れず・・・。そして左側木曽側から吹き付ける強風が地味に体力を奪っていきます…。

という訳で、コースタイム通りの1時間かかってやっと木曽殿山荘まで降りてきた。この辺で風に加えてついに雨が降り出しまして、しばらくの間山荘の軒先で雨宿りしてたんですが、止みそうにないのでカッパ装備して先に進むことにします。

雨宿りしてるとき少し目をつむって休んでいたんですが、かなりの疲労感で眠っちゃいそうになりました。標高差2000m超えて脚の疲労もマックスな感じでした。

なお、木曽殿山荘は営業していなくて無人だったのですが、避難小屋らしき建物は開放されていました。ので最悪ここでビバークすることは可能だったと思います。

強風と雨の中、登り返して東川岳には1時40分頃着。20分ほどの登りでしたが、疲労困憊でとても辛い登りでした。そして、この辺りで雷がゴロゴロ鳴り出しました。

まわりには登山者誰もいないし、強風に横殴りの雨ときてついに雷まで・・・。疲労感マックスで心が折れそうになりました。この辺が今回一番辛いところでした。

さて、雷は怖いので進退を考えます。最悪戻って木曽殿山荘の避難小屋に逃げ込むという手もありますが、戻るのはもったいない。雷はまだ遠くで鳴っている感じということもあり、悩んだ末の結論は「先に進む」でした。

雷におびえながら疲れた体に鞭打って無心で歩きます。「アップダウンが厳しい」と噂の登山道は実際歩いてみるとガチのマジで「アップダウンが厳し~!!」って感じでした。何というか山と山の間の谷が深くて、よくある稜線漫歩の平坦な道じゃないんですよ。常に登っているか下っているかで、かつ名もない小ピークも全部越えていく。「おいおい、そんな小ピークは巻いて行けばいいんだぜ?」って思いました。

「あのピークが熊沢岳かな?」⇒違う、っていうのを10回位繰り返したところで、熊沢岳に到着。コースタイム1時間50分の所、1時間程度でした。かなりヘトヘトで時間かかっていたと思いましたが、実際にはまあまあ早く到着しました。

この辺で雨が上がり、多少条件が良くなりました。時々鎖場や梯子も出てきますが、登山道自体はとてもしっかりしています。相変わらず木曽側からの強風がウザいけど、熊沢岳越えたあたりから「残り1セクション」という終わりが見えたこともあり、元気回復してきました。雷もクリアしたっぽいし、安心感ありました。

道中強風で地獄みたいな景色なのに、足元には可憐な高山植物の群生が広がっていました。厳しい環境の中で生きる草花に勇気をもらいました。

雷鳥親子に遭遇

疲れたのにも飽きて無心で歩いていると、雷鳥に遭遇しました。場所は檜尾岳の直下。

何と子連れ。5羽ほどのヒナが親ライチョウの後を付いて歩く姿が超可愛い!そんでこいつらが登山道から全然逃げようとしないもんで・・・

親ライチョウが心配して周囲をウロウロ。グエグエ泣きながら集合かけてるっぽいんだけど、全然集まってこないんですよね。

ヒナを見守る親鳥。美しいですね。200mmレンズ重いの担いできたかいがあった。

注意喚起しているっぽい。いい表情ゲットです。

中央アルプスの雷鳥は絶滅してしまい、今いるのは昨年から今年にかけて北アルプスから移民として連れてこられた雷鳥なんですよね。

目印の足輪っぽいのをいくつも付けていました。

結構強風でガスの中なんですが、親子でたくましく生きてました。

猿に襲われないように元気に育ってほしい。

足毛がもふもふでかわいい。雷鳥親子に夢中になって疲れも忘れるひと時でした。

雷鳥のすぐ後に檜尾岳到着。ここまで来れば、もう終わりが見えます。

稜線から東を見ると、ガスの切れ目に今夜の宿檜尾避難小屋が見えました。

鞍部には今年整備されたばかりのテン場。中央アルプスは木曽駒頂上直下にしかテン場が無かったんですが、待望のテント場です。

檜尾避難小屋で1泊

午後4時過ぎ、檜尾避難小屋に到着しました。足が棒だったし雷強風おっかなかった中歩いてきたので、生きて辿り着けて心からホッとしました。

空木岳からここまで一人の登山者にも会わなかったので、貸切確率90%以上と思っていましたが、先客が4名いて、後から1名来たので結局この日は6名宿泊で満員でした。僕以外の方は皆木曽駒方面からきて明日は空木岳目指すそうです。

今年リフォームされて綺麗になった内装。土間エリア、1階、ロフトと、鍵のかかった管理人室的なスペースに分かれています。奥には新築の営業小屋が建設されていますが、そちらは閉鎖されて中には入れませんが、連結部分のドアがありました。

ちなみに避難小屋の中は窓も照明も無いので基本真っ暗です。

トイレは外に出て個室が2個。いずれも新しくなって綺麗です。紙はありませんでしたが広くて快適でした。

この日は1階に3人、ロフトに3人でした。僕は1階の広いスペースを使わせてもらい、荷物も散らかし放題で快適に過ごせました。

到着後荷物を整理して、腰と膝に湿布を貼りまくって、濡れたカッパやら衣類をハンガーにかけて乾かして、落ち着いて飲んだビールが最高でした。雪で冷やそうと思ったら周りに雪が無くて生ぬるいビールでしたが、「生きている・・・」と実感できて何とも言えない満足感がありましたよね。

外に出てみると天候が回復して、空木岳が綺麗に見えていました。歩いてきた稜線も綺麗に見渡せて、さっきまでの悪天候が嘘のようでした。実は空木岳ちゃんと見るの初めてだったんですが、三角形の綺麗な山ですね。百名山って感じでした。

その後同宿の皆さんと外で山談議など盛り上がって、7時過ぎに暗くなったので就寝。夜は何度も目が覚めましたが、快適に眠れてHP回復できました。

2日目・檜尾避難小屋から宝剣岳

2日目は4時起床。皆さん3時半頃からがさがさと準備をしていました。僕は今日は行程短いので予定では5時半頃出発するつもりでしたが、早いに越したことないので準備します。朝食は昨日残したアルファ米中華丼ご飯のみ。あまり腹は減っていなかった。

富士山が綺麗に見えていました。避難小屋からは南アルプスの主要な山は全部綺麗に見えましたね。とても景色のいい小屋でした。風は強く吹いていましたが、天気は今のところ高曇り。雨は大丈夫そうです。4時半頃出発しました。

檜尾避難小屋を振り返って。絵になるなあ。とても快適な避難小屋ステイでした。

昨日死ぬ思いで歩いてきた空木岳からの稜線。アップダウンがきつかった…。

そしてこれから歩く稜線。こちらもいきなり下って登り返しが目の前です。宝剣岳のトンガリが見えていますね。

檜尾岳から結構降って本日濁沢大峰。登り返しマジキツイ。

木曽方面に御嶽山が綺麗に見えていました。デカい。

濁沢大峰を下って、次のピークは島田娘。山名は雪形に由来するそうです。ここもなかなかなの登り返しでしたが、このきっつい登り返しも残りわずかとなります。

島田娘を越えると、わずかの下りで宝剣岳への登山道が続きます。ここからは、あまり下らず稜線の縦走路っぽくなります。

極楽平まで来ました。すぐ右手の眼下に千畳敷のホテルなどが近い。ここからちょっと下ればもう下界と言えるところまで来ました。

さて、今ルート最難所である宝剣岳に登ります。山と高原地図ではこの極楽平から宝剣岳までは破線ルートとなっており、あの鮎美ちゃんも回避したルートです。

12巻のエピソードですね。これ読んで中央アルプス登りたくなったのも事実。

左右が切れ落ちていてなかなかスリリングです。風がめっちゃ強いので結構怖い。1か所だけ岩を乗り越えて進むところがあって、強風で岩に乗り上がるのがちょっと嫌だった。けど距離はとても短いので穂高連峰の難所岩場のような精神的疲労はそれほど感じませんでした。

無事、宝剣岳登頂を果たしました。15年ぶり2回目。

宝剣岳から木曽駒ケ岳、千畳敷へ下山

続きまして木曾駒ケ岳へ向かいます。木曽駒側への下山はすぐでした。宝剣山荘は営業しています。

振り返って宝剣岳方面。右の顔みたいなやつが天狗岩ですね。

山荘からわずかの登りで中岳。

ちょっと下って木曽駒直下にある頂上山荘前のテン場。誰もいなかった。

10分ほどの登りで、本日最後のピーク木曽駒ケ岳には8時半頃登頂。宝剣岳から1時間かかりませんでした。これまでのアップダウンに比べると驚きの楽さでしたね。

木曽駒ケ岳は20年くらい前に登山始めた際に初めて登ったアルプスなので思い出深いです。確かその当時木曽駒はめっちゃ混んでて、山頂社の陰で天ぷら揚げてる人たちいてびっくりした思い出。木曽側と伊那側両方に立派な社があります。今回の無事を祈願して、下山することにします。

木曽駒から見る中岳。山頂に続く道を通ってきましたが、帰りは巻き道を通りました。道標に「危険」と書いてあったけど、それほど危険な個所は無かったです。

乗越浄土まで下りてきました。この辺でロープウエイ始発組が上がってきていました。

千畳敷へ下ります。登りは急坂で辛そうですが、下りはあっという間。とても整備されていて歩きやすくて楽でした。

降りてきて宝剣岳をズーム。山頂の岩がちゃんと見えるんですね。

9時半頃、無事千畳敷ホテルまで到着しました。

ロングコース踏破・怪我無く生還を祝ってガッツポーズ!感動した!!

10時のロープウエイで下山。あっという間に高度を下げていく。下山が楽って素晴らしいです。ロープウエイ最高!

バスで駐車場まで戻ります。さっきまでいた千畳敷があんなに遠くに・・・。

菅の台バスセンターから10分ほど歩いてスキー場の駐車場で車回収。下界は灼熱地獄でした。

下山後温泉、ソースカツ丼

露天こぶしの湯で汗を流し、ぜいたくにも瓶コーラ150円を飲む。

そして、ずっと楽しみにしていたソースかつ丼。贅沢にもエビ入りソースかつ丼大盛1980円を食べちゃいました。生きて帰れたし、今回宿代かかってないしいいよね。

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まとめ

出発時刻/高度: 06:13 / 921m
 到着時刻/高度: 09:33 / 2645m
 合計時間: 27時間19分
 合計距離: 23.33km
 最高点の標高: 2954m
 最低点の標高: 919m
 累積標高(上り): 3358m
 累積標高(下り): 1634m

ひざに不安を抱えながらのロングルートで心配でしたが、無事生還しました。途中雷雨で本当に心細かったけど、その分避難小屋でのほかの登山者とのふれあいや下山後の温泉・食事で「生」を濃厚に感じました。

本当にアップダウンきつかったですね。特に空木岳から避難小屋までが悪天候もあって辛かった。ここが肝でしたね。過去イチきついと思ったので、多分もう二度と同じルートは歩かないと思います。

最終的にかなり疲れましたが、その分非常に楽しい記憶が残りました。終わり良ければ総て良しですね。