8月終わりに、ツールド美ヶ原コースをヒルクライムしてきました。噂の激坂コース。
コース概要は、全長21.6㎞、標高差1,270m、平均勾配5.9%。勾配5.9%はなんてことないように見えますが、コース中に平坦路や下り坂があったりして実際は結構キツイというのが定説です。特に序盤の激坂がサイクリストを苦しめることで有名。
この日は台風直前で快晴。下界はかなり暑い中、11時頃から登り始めます。ちなみにスタート地点付近までは車で来て、近くの図書館の駐車場に停めました。
浅間温泉の街中を抜けて、町はずれの住宅街から激坂区間がはじまりはじまり。このストレート激坂は出だしから急なんですが、後半は勾配20%越えとなりかなり苦しい。心拍数はいきなり180越えです。でもまあここは昨年経験しているので何とか歯を食いしばって登ります。
激坂区間を何とかクリアして、美鈴湖畔で一旦平坦となります。のんびりと釣り人を眺めながら、脚を休めます。
すぐに美ヶ原高原へ向けた林道線に入りまして、そこからはつづら折れの上り坂。距離15キロほどとかなり長い上り坂となります。
思ったより道幅は広く、綺麗でした。通行する車もまばらなので、道路の右側行ったり左側行ったりしながら登ります。
一旦休憩。暑いです。ボトルは750mlに入れてきた水は激坂でほとんど飲んじゃって、リュックに入れてきたお茶をボトルに補給。サーモスに入れてきた冷茶が激うま。
それほど勾配はきつくないのですが、激坂区間で足を使い過ぎてまったくペースが上がりません。暑くて汗ダラダラだし登り坂辛い。
だいぶ登ってきました。やや植生が変わってきた感じがします。この辺からレンゲツツジの群生地らしいですが、もう終わってました。
交差点ぽい所に案内板。うへ、まだ美ヶ原まで5キロあんの?
と思いましたが、案内板からしばらく登ると視界が開けて、一気に高原に出ました。平坦路になり、景色もう最高で最高に最高な道!
ビーナスラインのような感じ。これはご褒美感ありましたね。
牛ものんびりと過ごしてたり。
コースは微妙に登ったり下ったりを繰り返しますが、基本いい道で速度も上がる。前方には目指すゴールが見えてきました。
遠くに見えていましたが、平坦路ではあっという間に到着しましたゴール地点。「美ヶ原自然保護センター」という場所になります。車・自転車はここまで。
ここから先歩いて500mで美ヶ原山頂の王ヶ頭まで行けるようです。地元民ですが、ここは初めて来ました。いつも松本側の三城から登ってました。車ならここが一番楽に美ヶ原に辿り着けますね。
この日のサイクリストは僕ひとり。いやー疲れた。
軽食でも買おうかと思いましたが、牛乳パン450円くらいしか無かった。
うどんとか食べるのももったいなかったので、持ってきたせんべいやらお菓子で空腹を満たしました。自販機でコーラは買った。
標高1900mほどの駐車場からはふもとの様子が良く見えました。30分ほど休んで、来た道を降って帰りました。
帰り道に牛丼大盛の昼食。贅沢に豚汁も付けました。ヒルクライムで消耗した体に最高に美味かったです。
1400mアップの登りはそれなりに堪えました。頂上まで2時間以上かかりました。ちなみに今年のツールド美ヶ原の優勝者タイムは1時間弱でした。信じられない。
手元のサイコンでは最大勾配20%超えてましたが、ガーミンによると18%ほど。スタート直後が一番きついけど、後半もそれなりにキツイコースでした。
来年は、レース出てみようかな。