初心者サイクリストが安曇野を1周するコースを紹介します。
距離約50キロ、休憩入れて3時間~4時間の半日コースです。天気がいい日にどうぞ。
起点は自宅のある安曇野市南部。
まずは西進して「山麓線」と呼ばれる山間の幹線道路に乗り、そこからひたすら北上。終点の松川村まで行ったら、「スケッチロード」と呼ばれる街道を南下し、穂高有明の辺でサイクリングコースに入って戻ってくるというコースです。
一部国道を走る区間だけ交通量が多いですが、それ以外は車が少なくストレスの無いコースになります。
詳しくは以下。
まずは西に進みます。広域農道まではほぼフラットな道ですが、やや狭いのと建物の陰になっている所が凍結していたりする点は注意。
広域農道を越えると、緩やかな登りとなります。それほど斜度はありませんが、山に向かって進む道なのでずっと登り。一気にド田舎になって車もほとんど通りません。田んぼやリンゴ畑の中を進みます。
山が近くなって斜度がきつくなってくるこの辺りに、安曇野市が設定しているサイクリングコースの看板があります(写真右の茶色)。この看板を追いかけてみても、いつもすぐに目印を見失ってしまいます。
この辺まで来ると山がすぐ近くに迫ります。ここから更に登ると三郷スカイラインですが、今は冬季閉鎖中です。多分展望台が見えているはずですが、よくわかりません。
山麓線に到着。正式には「県道塩尻鍋割穂高線」というらしいですが地元民はみんな山麓線と呼びます。塩尻から松川村まで抜ける街道ですが、比較的車が少なく、また信号もあまり無いのでサイクリストがよく使う道だと思われます。結構登ってきているので、この後しばらくは下りになります。
あづみの公園入口。ここから西に向かうと常念・蝶ヶ岳の登山口である三股です。ちょっと登った所に烏川渓谷緑地という景勝地や、キャンプ場・MTBコースもあっておすすめのエリアです。
穂高温泉郷近くまで来ました。この辺には観光客向けの雑貨店やら蕎麦屋がたくさんあります。この牧場直売所のソフトクリームがめちゃくちゃ美味しいです。
北アルプス牧場 | 長野県安曇野市穂高で作る牧場自慢の乳製品
「Vif穂高」という道の駅的な施設もあります。食事処も併設していて手軽に安曇野名物を食べることができます。
Vif穂高の隣には「しゃくなげの湯」という立派な日帰り温泉施設もあります。こちらにも食事処がありますし、お土産物なんかも売っています。サイクリストは近くの公園にある足湯がいいかも。ちにみにこちらは燕岳に向かうバスの停留所にもなっていて、登山シーズンは多くの登山者が車中泊しています。
Vif穂高近くの交差点から穂高方面に下るとルート短縮できます。ここから先、山麓線はやや道幅が狭くなり、飲食店なども少なくなります。
左手には常念岳。
そして有明山と奥は燕岳かな?この辺まで来ると安曇野でもかなり北の方になるので、一番迫力あるのは有明山です。別名安曇富士。登ったことはありませんが。
写真がありませんが、コースは松川村まで山麓線で行き、「安曇野スケッチロード」という道で穂高有明まで戻ってきます。
穂高有明あたりで国道147に合流し、ちょっとだけ交通量が多い国道を通ってサイクリングコースに到着。「あづみ野やまびこ自転車道」といいまして、ここ穂高から松本市の犀川まで続く立派なサイクリングコースです。
拾ケ堰(じっかせぎ)という用水路沿いを走る道です。僕もよくランニングで利用します。一部車道もありますが、ほとんど車が通らなくて快適な道です。
わさび畑もあります。
大糸線と北アルプス
安曇野自転車道の起点近くでラーメン食べました。「ラーメン仙」という人気店。
豚骨醤油ラーメン890円です。味は抜群ですが盛りは少な目でした。大盛は1050円もするので我慢です。最近はラーメンも1000円の壁をあっさりと越えてきましたよね。
帰りはずっと平坦なサイクリングコースをのんびりライド。
風が強いと大変ですが、開けていて気持ちのいい道です。
この辺はうちの近所で、ランニングでもよく訪れる場所。
場所によっては道が狭くなるので、スピードは出し過ぎないようにしましょう。散歩している歩行者も大勢います。
南部公園まで来ると自宅はすぐです。見慣れた北アルプスの景色ですが、あの前山のふもとを走ってきたと思うと感慨深いです。
以上、安曇野一周ライドのご紹介でした。観光地っぽい場所があちこちあるので、名所巡りゆるポタがおすすめです。
僕はこの日過去最高の50キロ走りましたが、ケツの痛みも何とか我慢できました。でもサドル変えたいなー。