MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

桜のアルプスあづみのセンチュリーライド 120キロの部に参加した

 

2024年4月21日(日)に開催された自転車イベント「アルプスあづみのセンチュリーライド」に初参加してきました。

当日は生憎の曇天ながら心配された雨にはならず、北アルプスの雄大な景色もそれなりに楽しめて、心配だったケツの痛み、メカトラブル、事故等なく無事120キロ走り切ることが出来ました。

AACR2023アルプスあづみのセンチュリーライド|松本~安曇野~松川~大町~白馬

ロードバイクでイベント参加は初めての経験でしたが、色々と学びがありました。当日の様子などレポートします。

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前日受付

受付は前日土曜日でした。160キロスタート会場の梓水苑にて。会社を抜け出して受付しました。バイクの持ち込みは不要ですが、車検証が必要。受付は1分で終了、参加賞など入ったビニールバッグもらって、出店をちょっと覗いて帰りました。ちなみに参加賞はタオルでした。しょぼい!

イベント当日

当日朝。スタートが6時と早いので、5時には自宅を出発しましたが、なんとシューズを忘れて途中で戻ったので会場駐車場に着いたのが5時50分頃と超ギリギリ。しかもウインドブレーカー代わりに着て行こうと思ってたレインウエア忘れてきた。雨が降らないことを祈ってフーディニ着ていきました。

スタート会場に到着するとすでに大勢のサイクリストが集まっていて圧巻。こんなにたくさんのロードバイク見たの初めてで緊張してきた。

やや肌寒いですが、雨予報は後退して夕方までは降らなそうです。6時になり、列の先頭から数台ずつ出発していきます。15分くらい待ってやっと出発しました。

スタートしてしばらくは緊張してフワフワした気持ちでライド。山麓線の基本下り勾配なので順調に進みます。早朝で交通量も少ないので走りやすい。

しばらくは他のサイクリストにほとんど会わなかったんですが、信号待ちで少しお団子になりました。ここを左折すれば国営アルプス安曇野公園で、その中に大町エイド。

公園の中に入って、気持ちのいい森の中をライド。大勢のサイクリストとロードバイクが走っているの見てるだけで感動しました。

7時過ぎには最初のエイド大町エイド到着、あっという間でした。ややお腹がグルグルいってたので、公園の綺麗なトイレで大してスッキリしました。

初めての給食。豆腐汁と大福。豆腐汁が熱々で沁みる~。まだそんなに空腹ではないので、ダイフクはお持ち帰り。

エイドを出て、大町市街地を回避するルートで白馬方面を目指します。大町アルプスマラソンでも通った道だと思いますが、交通量が少なく走りやすかった。ペースが同じくらいの人の後に付いて走りました。

途中景色が開けたところでは写真撮ったり。曇天が残念ですが山はキレイ。

木崎湖通過。行きは西側湖畔を通ります。帰りは東側。

8時半頃、鹿島槍エイド着。直前にちょっとした登りがあり、名物の赤いデビル衣装のおじさんが応援してくれていました。

こちらのエイドでは名物のねぎ味噌おにぎりをいただきました。これが超絶美味!「おかわりもどうぞ!」と言っていただいたので、2個いただきました。甘めの味噌とネギのマッチングが最高でした。漬物も負けずに美味でした。

鹿島槍エイドを出て青木湖を通過すればもう白馬です。北アルプスの山々が近くて、桜も所々咲いていていい景色。コースもフラットで気持ちのいいライドでした。

白馬駅通過。この辺はやや交通量が多く信号もたくさんあって、前後に人が付く機会が多く緊張しました。やたらピコピコ音がして気になりましたが、ガーミンのサイコンの音らしい。ガーミンのピコ音はサイクリストの憧れとのこと。なるほどね。

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ピコ音はともかく、白馬では看板の無い交差点を曲がるルートがあったりして、こういうロングルートでは確認のためにもマップ付きサイコンは欲しいなあと思いました。

ここが一番のビュースポット。大勢がバイクを降りて撮影していました。

その後姫川を遡上してしばらくで白馬エイド。

白馬エイドではこちらも名物焼き立てピザ。オニオンスープと共にいただきます。すげーうまくてもう1枚食べたかったけど、こちらではおかわりダメそうだった。

白馬エイドにはキャンプチェアが用意されていました。エイドの度にトイレ行ったりして15分くらいは滞在していたと思います。

この後は白馬から大町方面に交通量の多い道を南下します。

またしても鹿島槍エイド。この辺で11時になりました。鹿島槍エイドではみんな地べたに座って休憩するスタイルでした。

給食はおやきとわらびもち。

おやきの具は野沢菜でしたが、すげー美味かったです。1個じゃ足りない…。

その後木崎湖を越えて穂高方面に戻ります。途中交通量の多い道でバッグに入れていたタイツがタイヤに絡まり、怖い思いをしたりしました。危なかった。

このあとしばらくは交通量の少ないゆるやかな下りで走りやすかった。

大糸線とも遭遇しました。

行きは犀川右岸でしたが、帰りは左岸の堤防道路を走ります。

この道がひたすら直線で信号無し、やや下りで車少ない、という好条件で、スピードが出ます。後ろから早い集団に抜かれたので、試しにしばらく付いて行ってみましたが、40キロくらいのペースで走っていくんですが割と普通についていけました。

でも普段走っているペースより明らかに速くて、レースって多分こういう感じなんだろうな、と思いましたよね。

これは危険な片手撮影でした。

集団の後方で走る経験とか初めてでしたが、レースやってるみたいで楽しかったですね。「勝負しよか~?坂道~!!」とか言ってくる御堂筋君もいませんでしたがここは楽しかった。ただスピードが速いせいでどんどん距離が進んでしまい、ドケチ的マインドでややもったいないとも思いました。

高速区間も終わり、住宅街をしばらく進みまして。

12時40分、最終エイドに到着。

給食はリンゴシャーベットと赤飯まんじゅう、わさびチーズでした。疲れも出てきたのでシャーベットの甘さが嬉しい。

その後、しばらく軽い登りを数キロ走り、午後1時10分頃にゴールしました。

ゴール地点にはゲートがあるものと思っていましたが何もなく、MCの方に「おかえりなさ~い」って言ってもらって終わるスタイルでした。坂道君みたいなガッツポーズしようかと考えていましたがそういうのは無しの感じでした。

この後写真撮ってもらって、駐車場まで戻って帰りました。帰りのどこかでアイウエアをなくしてしまいました。

当日の服装、装備など

レーパンだけだと朝寒かったので、パールイズミの上にタイツ(パッド付)を重ね履きしていきました。パッド二重でも大丈夫でした。あとマラソンで使うゲイターも履いていきました。

帰りの鹿島槍エイドからタイツを脱いで走りましたが、やや気温は低めでも足が寒いということはありませんでした。上はずっとフーディニ着ていましたが、これも帰りの鹿島槍で脱ぎました。

ボトルもエリートの半透明の750mlを購入して、BCAA入れていきました。補給食の類は一切持ちませんでした。

他の皆さんのロードバイクはどれもいいバイクに見えましたが、僕の中古emondaも良く走ってくれました。すごくいいバイクだと思いました。120キロ走って体になじんだ気がする。ありがとうエモンダ。

約7時間のライド、もちろん人生最長自転車距離でした。

まとめ

帰りにかつやで唐揚げ定食食って帰りました。これで650円は安い。

さて今回のイベントですが、レースじゃないのがちょっと物足りないと感じました。というのも、元々競争ではないのでタイム計測や順位も無くて、そのためスタート・ゴールも曖昧で、なんなら別にどこからスタートして、どこで走るのを止めることも自由です。朝慌ててスタートに並びましたが、別に計測してるわけでもないのでそこまで慌てなくても良かったな、とか。マラソン大会なら、どんなにゆっくり走ったとしても、制限時間内なら順位が付くしタイムもわかって、次はどうしようとか思うもんですが、このイベントに関してはそういうのは無くて、ロングライドイベントってのはこういうもんなんでしょうが、正直ちょっとゆるすぎました。

あと、やっぱり参加費高いと感じました。12000円と車検で4400円で手数料入れると17000円くらいかかったんですが、給食充実といえどやっぱ高いです。

加えて、やっぱり地元なんで、景色が良いといってもそこまで珍しいものでもないし、この辺もコスパの悪さを感じる要因でした。

ただ、人生で一番にロードバイクたくさん見れたし、大勢で走る経験も初めてで参考になりました。ハンドサインとか実際見て勉強になりました。ガーミンのピコ音も経験できたし。

AACRに関しては来年は出ないと思いますが、初イベント色々勉強になりました。やっぱりロードバイク楽しいと思えたし、次はレースに出たいですね。