MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

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念願の海水浴+キャンプを初体験!石川県能登島へ二泊三日の犬連れキャンプ旅行記

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8月11日~13日の3日間、家族4人でキャンプしてきました。例によって犬(ドーベルマン)も一緒。犬連れ旅行の宿泊先として、キャンプ場は大変貴重です。

行ったのはこちら、石川県にある「松島オートキャンプ場」です。

松島海水浴場・キャンプ場 | ひょっこり能登島 島の旅 | 能登島観光協会オフィシャルサイト

能登半島の右側、石川県七尾市の「能登島」にある、海水浴場に隣接したオートキャンプ場です。海水浴シーズンだし、キャンプ+海水浴というのをどうしてもやってみたくて、ネットで探して辿り着きました。

お盆休み真っ只中の3日間ということもあり、予約がなかなか取れませんでしたが、しつこく電話してキャンセルによる空きを確認し、奇跡的に2日間の予約を取ることができました。

オートキャンプは3年前のシルバーウイークに西湖に行って以来です。盛夏の犬連れキャンプは暑さ対策など中々大変なこともありましたが、キャンプ場の様子などレポートします。

松島オートキャンプ場 キャンプレポ

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当日は早朝に出発。目的地の松島オートキャンプ場には11時半頃到着しました。能登島に渡る橋が景色最高で気分が上がります。

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橋を渡る前に和倉温泉を通過しますが、道の駅で海産物など購入できます。帰りもここでお土産買いました。すぐ近くに有名な加賀屋が聳え立っていて、その圧倒的要塞感に興奮したり。

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今回利用した松島オートキャンプ場は、事前予約があってもサイトの指定は現場でする仕組みです。到着時に空いている所からサイトを選びます。このため、今回のように混んでいる日は早朝から受付待ちの列ができます。(8月12日で7時頃にはもう待っている人が2~3組はいました。)

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平面図はこんな感じ。

海水浴場のすぐ後方がオートキャンプ場になっています。海辺の堤防すぐ際のエリア(階段状の堤防になっているあたり)は一般海水浴客用エリアで、キャンプサイトではありません。尚ここは松の木の日影になってはいますが、テントやビーチパラソルの設置も禁止されているので注意です。

キャンプサイトで人気なのは海に近い1~8、36~44あたりのようです。海水浴客がいない時間帯は目の前が海!という状況になって非常にロケーションがいいです。ただしやや海風が強いのと、目の前を大勢の人が行き交うので落ち着かないのがデメリットでしょうか。

トイレ・シャワーはサニタリーハウスに1か所しかありません。トイレもシャワーも頻繁に行くので近い方が便利なので、おすすめなのはサニタリーハウスに近い左半分のエリアでしょうか。

ちなみに電源サイトは全66サイトのうち約半分で、料金は同じようです。であれば当然電源サイトがいいですが、電源サイトかそうでないかは予約の段階で決まっています。うちは電源サイトは事前予約できず、当日アップグレードもありませんでした。

僕らが着いたときは空きサイトが3~4か所ありましたが、うちは犬がいるので後ろに他のサイトが無くて、比較的海に近い47番を選びました。

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サイトも決まったし早速設営を始めましたが、とにかく暑い!基本的に日光を遮るものは無いので、真夏の直射日光がモロに降りかかります。少しだけ松の木の日影があるので、とりあえず犬はそこに繋ぎました。子供たちは早速着替えて海に向かいました。

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タープ、テントと大物をこしらえて、テーブル・椅子・その他小物などをセットして1時間ほどで何とか形になりました。

灼熱の海辺のキャンプにはタープ必須です。このようなスクリーンタープは、フルオープンしてもタープ内は相当暑いので、風の通る場所に庇を出してダイニングエリアにしました。真夏で虫が少ないシーンでは、ヘキサタープの方がいいかもしれません。

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到着してすぐのお昼はビールとスーパーで買ってきた寿司など。石川県の郷土料理の笹巻押し寿司美味しかった。そして設営で大量発汗したので冷えたビールが最高すぎ。

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お昼を食べたら、子供たちと海水浴です。すでにビールを3本飲んでやや酔っ払いですが、波のほとんど無い静かな海水浴場で、浮き輪で浮かびながらゆっくりと過ごせました。※飲酒しての海水浴は危険です真似しないように!

海水浴場は結構人気らしく、日帰りの人もたくさん訪れていました。日中は大勢泳いでいるので海はそれほどきれいではありませんが、人が少なくなる夕方や朝方などは透き通っていて本当に綺麗です。

写真に写っている小さな小島が松島です。橋で渡ることもできますが、本当に小さな島で木が生えているだけでそれほど面白くありません。が、この島とテトラポッドが波をブロックしているので、海水浴場は全く波が無く、小さなお子さんでも安全に遊ぶことができます。大きな子にはやや物足りないくらい静かな海でした。

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海には4時半位までいましたが、時間が遅くなると日帰りの人はほとんど帰って静かな海辺を楽しめました。キャンパーは帰る必要が無いのでのんびりできるのがいいですね。

海から上がって、シャワーで身体を流しますが、温水シャワーはキャンプ利用客は無料です。シャワーの勢いも温度調節も問題無いし、シャワールームはきれいに清掃してくれてあるので快適でした。尚男性用はシャワールーム3つなので、夕方など混雑する時間はやや待ちます。

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この日の夕食は定番のバーベキュー。地元の肉屋で前日に買っておいた牛肉や、道の駅で買ったエビや貝など贅沢に食べ、楽しい夕食でした。

BBQではこの囲炉裏テーブルが非常に便利でおすすめです。

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朝食はマフィンやホットドッグなどを作って食べました。朝は時短料理が楽でいいですね。炭をおこすのも面倒なのでガスコンロを使いました。

うちのBBQコンロはボダムの超かわいいやつ。もう売って無いんですよね。カセットコンロは風に強いイワタニのカセットフーです。純正ガスは普通に買うと高いですが、コストコで12本入りが1600円位と格安で買えます。

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翌日の夕食。チーズフォンデュやりました。あとアヒージョ。フランスパン炙って食べましたよ。

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夜には松島に渡って花火。

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松島オートキャンプ場からの夕暮れ。とてもきれいでした。

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日本海と月。写真の100倍幻想的できれいでした。

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家族が寝静まった後にウイスキータイム。ベッドはコットを新調しました。

そんなこんなで、2泊はあっという間に過ぎ去り、キャンプ場を後にしました。楽しいキャンプを過ごせました。 

松島キャンプ場の情報まとめ

  • サイト数・・・66サイト
  • 料金・・・1サイト4000円、入場料中学生以上200円
  • 駐車場・・・車をサイトに横付け可能。料金は込。
  • 電源サイト・・・全体の半分くらい
  • シャワー・・・場内1か所、温水・24時間無料、綺麗
  • トイレ・・・場内1か所、1個だけウオッシュレットあり、綺麗
  • 炊事場・・・場内3か所。スポンジ洗剤は無し。
  • 炭の廃棄・・・管理棟横でいつでも
  • ゴミ捨て・・・可燃・不燃とも量の制限なく自由に捨てられる
  • ペット・・・OK。特に規制なし。
  • スーパー・・・近くに無し。一番近くて和倉温泉まで車で20分
  • コンビニ・・・車で10分くらいのところにファミリーマートあり。
  • 温泉・・・車で15分くらいのところにあり。割引券もらえるので大人350円と格安。
  • 受付対応・・・公営だが非常に感じ良い。電話での問い合わせにも親切。

user.notojima.jp

総合的に非常に満足度の高いキャンプ場でした。おすすめです。

周辺の観光施設

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能登島自体が観光地ですが、人気なのはのとじま水族館でしょう。北陸方面ではかなり有名な水族館らしく、大勢の観光客が訪れていました。

www.notoaqua.jp

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うちの子供は水族館好きなので喜んでいました。ジンベイザメが見られるのはすごい。規模としては小さめで、その割にお盆シーズンといこともあり客数が非常に多かったので館内は激混みでしたが、楽しめましたよ。イルカショーもあります。イルカプールを間近で見ることができたりします。

他にイルカウオッチングとか海釣りとかシーカヤックとかあるみたいですが、うちは海水浴メインで他にどこにもいかなかったので水族館のみの紹介とします。キャンプ自体が遊びみたいなもんですしね。 

余談:真夏のキャンプは電源サイトでないと辛い

8月の一番暑い時期にキャンプは初めてでしたが、海辺のキャンプってこんなにも暑いんですね。びっくりしました。特に夜が暑くて辛かったです。

過去にだれかが言っていましたが「電気があれば何でもできる!」は正しかった。このクソ暑い真夏のオートキャンプでは、電源のある無しで快適度が100倍違います。我が家が滞在したのは電源無しサイトでしたが、電源ありサイトでは扇風機は当たり前、エアコン!を使っている猛者もいました(テントの外に室外機が置いてあった)。海辺で暑いし湿気もすごいので、少し動くとすぐ汗が噴き出してくる環境です。扇風機があるだけでかなり快適になります。キャンピングカーで来ている人も多くて、その場合も電源があった方が便利でしょう。

あと、電源があると圧倒的に便利なのは、食品の保冷です。通常キャンプではクーラーボックスに氷など入れて保冷しますが、この暑さではすぐに氷も解けてしまいます。電源があれば、こういうポータブル冷蔵庫が使えます。

隣の家族が使っていてすごい羨ましかった。クーラーボックスの氷はすぐ解けるし食材も濡れるしどうにかしたいと思っているので、うちも次回からはこれを導入します。

スマホやらカメラやらビデオの充電はモバイルバッテリーでもなんとかなりますが、やはり電源があると安心感が違いますね。

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犬連れキャンプの快適度

最後に、犬連れキャンプ環境として松島オートキャンプ場はどうかというと、ペット連れのキャンパーも多いので気は使いませんが、この時期はとにかく暑いので、暑さに弱い種類の動物は厳しいかもしれません。うちも出かけるとき最初はタープの中に置いて行く予定でしたが、あまりに暑いので心配になり、結局車に乗せて行きました。どこに行っても暑かったので車は常にエアコン付けっぱなしでしたが、犬には一番快適な空間だったと思います。環境はいいけど、暑さに注意ってところですかね。

まとめ

ということで、夏の北陸・能登島でのキャンプの模様をリポートしました。うちのように犬連れだと宿泊施設も限られるし、オートキャンプは宿泊コストも低いのでありがたい。天気が良すぎて暑かったのは辛かったですが、全体的に満足度の高いキャンプ旅行が楽しめました。ご参考になれば幸いです。