MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

2019年6月2日 第5回信州安曇野ハーフマラソンに参加した

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令和元年6月2日(日)に開催された「第5回信州安曇野ハーフマラソン」に出場しました。第2回大会から連続4回目の出場です。

僕の地元長野県安曇野市で開催されるハーフマラソン大会ですが、まだ5回目と歴史の浅いレースながら、北アルプスの景観と新緑の田園風景が人気で、最近は募集から10日たたずに定員5000名が一杯になるような人気大会に成長しました。

第5回記念信州安曇野ハーフマラソン

<自己ベストを出した一昨年(2017年)の記録>

www.msx3.fun

 2年前、このレースでハーフマラソンの自己ベスト89分57秒という結果を残しており、今年は自己ベスト更新を狙ってトレーニングしてきました。スピード練習を結構やって臨んでいます。好タイムを出す自信はそこまでありませんが、レースアドレナリンで実力以上の力を出してくれることに期待しています。果たして結果は!?

スタート前

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スタート会場が僕の自宅から車で10分ほどの近場で非常に楽です。レーススタートが9時なので、8時前には到着するよう7時40分頃自宅を出発します。嫁さんに車で送ってもらいました。

今日の天気は曇天で直射日光無し、無風、気温低めと最高のマラソン日和です。これは記録が狙えそうです!

着替えも自宅でしていったので、会場に到着しても特別やることがありません。早々に荷物を預けて、ストレッチしたり軽く走ったりしているうちに開会式が始まりました。開会式にはお馴染みの有森裕子さんと、今年は特別ゲストとしてNHK大河ドラマいだてんの主役を演じる中村勘九郎さんが来場して挨拶していました。

そうこうしているうちに8時30分になり、スタート地点に移動。今年もAブロックスタートです。

レースレポート

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ここからはレースの記録です。ハーフではスマホを置いていくので写真はありません。

スタート~5キロまで

9時にスタート。昨年はスタート直後の混雑に焦って、最初の5キロを飛ばし過ぎてバテてしまったので、今年は混雑が緩和するまで慌てず周りに合わせて走るよう心がけます。最初の1キロこそ4分30秒程度での通過でしたが、1キロ過ぎからは周りも開けてきてペースを上げることができるようになったので、予定のキロ4分15秒程度までペースを上げます。

曇り・無風・気温低めで非常に走りやすいコンディションで、膝つま先踵と痛くもなく、その他特に体に異常は感じません。それほど緊張もしていませんでした。大糸線のオーバーパスを超える坂道も気にならなかった。非常に順調に走って5キロ地点到着。特に疲れもしませんでしたし、息も上がっていませんでした。

5キロ通過タイム 22分22秒 ペース4分15秒

5キロ~10キロまで

5キロ地点の給水所を過ぎて、コースは田んぼの中を走る田園地帯に入っていきます。道幅は狭いですがフラットで、90度カーブが何度かあるのでスピードは落ちますが、選手は適度にばらけているので走りやすい。順調に走り続けます。

9キロ地点あたりで折り返してくるトップ選手とすれ違いました。白バイに続いてトップで走ってきたのは昨年まで4連覇している牛山選手ではなく、今年初参加の桃澤選手でした。10mほど後ろを2位で牛山選手が続いていました。僕はとっさに「牛山選手ガンバ!」と大声で叫んでいました。ちょっと疲れてきていた感じがあったので、何か気分転換できるきっかけになればと思ったような気がします。

その後ギャラリー多めのコースをしばらく走り、右折してじっかせぎ沿いのコースに入ったところで10キロ。ちょっと正確なタイムがわからないのですが、ほぼ予定通りのペースで来ていたと思います。

5キロラップタイム 22分位 ペース4分15秒くらい

10キロ通過タイム 44分くらい

10キロ~15キロまで

ここで異変を感じました。

10キロ地点に入る前に少し登り坂があるのですが、そこで少しペースが落ちました。しかし通常なら10キロ過ぎたあたりで身体が軽くなってペースが自然と上がるはずですが、どうも今回は違いました。何となく体が重く感じて、落ちたペースを元に戻すことができません。。

ここまでのキロ4分15秒程度のペースからはやや遅れを感じたためペースアップしようとするも、元のスピードに戻せません。すごく疲れている、とか足に疲労を感じる、といった明確な感覚はないのですが、思うようにペースを上げられず、下がるに任せるままとなっていきました。

しかし、本当に疲れて脚が動かない、といった訳では無いので、動揺しないよう努めて冷静に走るよう心がけていました。そのうち体が軽くなって元のペースに戻るだろう、と思っていました。しかし、結局このままずるずるとペースが落ちていき、15キロ地点ではキロ4分30秒程度まで失速していました。この流れ、よくない!と思いながらも、どうすることもできなかった。

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5キロラップタイム 24分位 ペース4分20秒くらい

15キロ通過タイム 68分くらい

15キロ~ゴールまで

15キロ過ぎていよいよレースは終盤戦ですが、さすがにこの辺で敗北を受け入れざるを得ませんでした。「また失速してしまった、Woops,I did it again!」てな感じでショックが頭の中をリフレインしているような精神状態でしたが、それでもピタリと脚が止まってしまうような疲労感は無かったので、このままできる限りのペースでゴールを目指そうと思い、必死で走り続けました。

フルマラソンの後半失速するような太ももの疲労感などは全く無く、心肺が苦しい事もありません。何故ペースを上げられないか不思議でしたが、やはりペースはずるずる落ちていきました。

走っている最中は「残り5キロになったら気持ちを入れ替えてスピード上げよう」とか「もうじきラスト3キロ、ここからは全力で行こう」とか「ラスト1キロ、いよいよスパートするぞ!」とか考えるんですが、一切実行できず。最後はジョギングのような速度で走っていました。ラスト200mだけカッコつけてスパートしました。

そんな訳でゴールしました。感動は、全くありませんでした。ただ残念なレースをしてしまった後悔はずっと感じていました。

ラスト6キロは28分40秒位 ペース4分50秒くらい

ゴールタイム 1時間33分50秒 自己ベストより4分遅れ!!!

ゴール後

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ゴール後は各種ふるまいをいただきまして、芝生に腰を下ろして一休みしました。疲れていないと思っていましたが、やはり21キロ走った後なのでそれなりに疲労感がありました。世界一旨い辛みそ乗せたおにぎり、おしるこ、玉ねぎスープが沁みる。

ただ、またしても自分に負けてしまったショックでうなだれていました。思っていた以上に落ち込みました。

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失意のどん底でしたが、表彰式は見ました。優勝は桃澤選手。牛山選手の5連覇ならず。

https://azumino-marathon.com/pdf/5th_azuminohm.pdf

しかしトップ選手は当たり前ですが細いですね。棒みたい。やはり軽さは正義だな。

記録など

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ネットタイムで1時間33分50秒。平均ペースはキロ4分27秒でした。当初の予定4分15秒を維持できず失速。それでも順位は全体の314位、40代では107位でした。昨年よりは良かったが、やはり残念な結果。悲しい。

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後半落ちた時心拍数は逆に下がっています。楽してしまった。けどあの時は本当に上げられなかったんですよね。弱かった自分。

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ただただ悔しい 

悔しいです。またもや失速してしまい、後悔の残るレースでした。

自分なりにトレーニング積んだつもりでしたが、甘かったようです。自分に甘い。弱い自分に勝てない。ここんとこずっと負けっぱなしです。

2年前の記録を越えられないことがショックです。あの時より練習しているつもりだし、経験もしています。でも、何かが足りない。練習が足りないことは間違いないので、もう少し練習を増やさないといけないですね。

今回のレースの結果を受けて、今後の事を色々考えました。

「もう頑張るのはこの位にして、これからは記録を追い求めない、タイムを気にしないマラソンにしようか?」

「トレーニングはそれなりに今まで通りやって、うまくいけば自己ベスト更新!というのもいいかもしれない。」

でも、それじゃダメなんですよね。この悔しさを晴らすには、きちんとトレーニングを積んで、問答無用で自己ベスト更新するしかないと思います。

もう少しあがいてみます。確実に記録を更新できるように、もっとトレーニングを積むことに決めました。

30キロ過ぎで一番速く走るマラソン  サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川SSC新書)

30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川SSC新書)

 

初心に帰って、心のバイブルこの本を読みなおします。サブ3は無理ですが、今より負荷を掛けたトレーニングを組みます。

そして、このレースでリベンジすることにしました。

suwako.marathon.fm

10月27日に行われる諏訪湖ハーフマラソンにエントリーしました。ここで自己ベスト更新してリベンジ達成するつもりです!!!

今は負け犬の僕ですが、半年後には鉄人となって帰ってきます。期待してください!

でもこれから暑くなると走れなくなるんだよな…

ちなみに次のレースは美ヶ原トレイルラン45kmです。こちらは気楽に参加してきます。

第9回美ヶ原トレイルラン | Utsukushigahara Trail Run