2018年3月17日(土)、松本市の信州スカイパークを走るハーフマラソン大会「春の松本ランニングフェスティバル2018」通称”春ラン”に参加してきました。昨年に引き続き2度目の参加です。
昨年は人生2回目のハーフマラソンで、100分切りを目標に走って97分でゴール。それなりに嬉しかったのですが、たまたま一緒に参加した会社のおっさん先輩より1分以上遅いタイムで負けて悔しかった思い出の方が強いなあ。
今年は昨年の安曇野ハーフを超える自己ベスト(89分以内のゴール)達成と、今回も出場するおっさん先輩に勝つことを目標に臨みました。
さて、2週間前に静岡マラソンを走っているので足はかなり鍛わっていますが(鍛わる=鍛えられている状態)、
静岡マラソンは結果がひどいもんだったので、少々自分に自信がありません。メンタル面に不安があります。すぐ弱い自分に負けちゃいそうで心配。
一応1週間くらいダイエットして、静岡で飲み食いして78キロオーバーした体重を76.5kgくらいまでは落としてきました。スピード練習は静岡マラソン後ほとんどできなかった。体調あまり良くなかったし。
とりあえず、強風で有名なコースなので風が無いことを祈りつつ、今の実力試しのつもりで「4分15秒ラップで行こう」と決めて当日に臨みました。
レース前
会場の松本市陸上競技場へは9時過ぎに到着。レースは10時15分スタートなのでのんびりです。昨年は徒歩15分以上かかる大芝生駐車場に回されたけど、今年は競技場すぐ近くの駐車場に止められて非常にラッキーでした。荷物預けなくていいし、着替えも車でできました。
受付は競技場すぐ前のテントで。
今までレースではノースフェイスのサンバイザー使っていましたが、今回はじめてサングラスを使いました。Amazonで1000円ちょっとで買った安物偏光サングラスです。
前日は雨でしたが当日は幸いにも晴れて、風もそれほどなく非常にいい天気。ただ、かなり気温は低く、時折吹く風もとても冷たいという状況。ウエアを何着るか悩みましたが、勝負服のスリーブレスだけでは寒いかなと、アディダスのアンダーも着ることにしました。青いおじさん。
ちなみに、今回は身軽でいきたかったので、レースでは初めてウエストポーチを持たず走りました。ジェルとアミノバリュー粉末だけポケットに入れて、スマホも置いていきました。足元はターサージール、最近靴擦れが気になるので、今回はソックスを2枚重ねしています。
今回のコース
ハーフマラソンはこの信州スカイパークの10キロランニングコースを2周します。昨年まで左回りでしたが、今年から逆回りとなった模様。基本的にフラットなコースですが、所々微妙なアップダウンがあります。
レーススタート
非常にいい天気の中、いよいよレーススタートです。
1周目(スタート~10キロ)
スタートは陸上競技場のトラックで、僕は前から3列目くらいに陣取ったのですが、号砲とともに結構な人数が飛ばしていき、一気に集団に飲み込まれました。競技場を半周して外に出ていくのですが、周りはかなり早いペースです。僕は、スントの誤差も考えて、GPSウオッチの表示でキロ4分10秒以内になるよう走ることにします。
スタートしてしばらく集団の中にいましたが、すぐに集団がばらけました。キロ4分10秒程度で走るとそれなりに息が上がりますが、まだ速くて苦しいというより、スタート直後の緊張で息苦しさを感じていました。そして、相変わらず足元がフワフワして地に足がついていない感じ。
コースは例によって特に規制されているわけでは無いので、散歩している方がいますので注意が必要です。3キロ位で給水所がありましたが、ここはスルー。フォームの事とか、ペースの事とか考えているうちに5キロ到達。
スタート~5kmまで…20分38秒(ペース4”07)
5キロ過ぎてだいぶ気持ちは落ち着いてきました。この速度にも慣れてきました。幸いにも心配された風はほとんどありません。ペースを乱さないよう走ることを心がけます。前回静岡マラソンでは特に太もも前部の筋肉を酷使しすぎて脚が終わってしまった感があるので、なるべく足の付け根とお尻の筋肉を使うように、腕振りと腰の回転を意識して走ります。
フラットだと思っていたコースですが、7キロ~9キロくらいまで微妙な登り坂できつい。特に道路をオーバーパスする部分が結構な坂道で個休とペースが乱れます。これは2周目きついだろうなと思って走っていました。そしてその後微妙に下り。
6キロくらいで2回目の給水があるかな?と思っていたけど、なかなか給水所が出てこない。9キロ付近で2回目の給水所があってやっと水を飲めた。ちなみに水のみ。スポドリの給水は1か所のみだったと思う。この区間にちょっと気になる登りが出てきて、ペースを少し落としてしまいました。
5km~10kmまで…21分18秒(ペース4”15)
2周目(10キロ~ゴールまで)
スタート地点の競技場を過ぎて2周目へ。10キロを42分で走って予定通りで安心していました。そして足にはまだ全然余裕がありました。ここから後半戦です。
足には余裕があったんですが、呼吸が苦しいのが気になります。4”10秒くらいのペースは僕には相当早いし、普段の練習でもインターバルランの1kmくらいしか出さないスピードです。本当は練習で10キロ以上このスピードで走りたいんですが、やっぱりきついので練習だとなかなか出せないスピードなんですよね。これはずっと感じている悩みです。
呼吸はゼエゼエハアハアいって苦しいのですが、何とかペースを落とさないように走り続けます。
10km~15km…21分11秒(ペース4”14)
15キロを過ぎて、いよいよレースは終盤へ。息が苦しいのに加えて、いよいよ足も疲れてきました。そして15キロ過ぎの一番きつい所で、登りセクションを迎えます。ここはきつかった!けっこうスピードを落としてしまいました。何とか足を止めないように必死でした。
歯を食いしばって登りセクションを終え、ゴールまで残り3キロほどは下り基調になります。ここからラストスパートと行きたいところですが、心臓と肺が苦しくてこれ以上スピードを上げられない・・・。
最後の5キロは少しペースダウンしてしまいました。
15km~20km…22分7秒(ペース4”25)
ラスト1キロ~ゴール
残り1キロ、ここまで20キロを85分20秒くらいで走ってきました。予定より1分ほど遅いペースですが、90分切りはなんとかなるか?と思いましたが・・・
競技場に入るまでも必死で走りましたがこれ以上のスピードは出ない。そして競技場に入ったころに手元の時計では90分を超えました。
それでも最後のトラック半周を全力でスパートし、ゴール!
(けっこう頑張って走ったのでガッツポーズしたかったけど、見る限りだれもそんなことしてなかったので普通にゴールしました。)
ゴール横のデジタル時計によると、ゴールタイムは1時間30分49秒でした。90分を50秒オーバーして目標達成ならず、残念!
いやー、疲れました。最後の5キロがちょっと遅かったですね。やっぱり登りは苦手です。
20キロ~ゴールまで…5分29秒(ペース4”50くらい?)
ゴール後
ゴール後、ぶっ倒れそうになりながらチップを外してもらい、記録証の発行を受けます。
こちらが記録証。昨年は順位が載っていましたが、今年は無し。順位が気になるけど・・・。後で公式記録を待ちましょう。昨年は1時間37分で150位台だったので、7分短縮して100位以内に入ると思いますが。
(追記)タウン情報でリザルト見たら100位台前半でした・・・。女子なら4位なんですが。思ったより遅かった。
こちらのテントで、おにぎり、ジェル、バナナなどの完走賞をもらいました。そして嬉しい豚汁がふるまわれました。疲れた体に豚汁が旨かった。
豚汁おにぎりは昨年は少し離れたところで配っていてもらい損ねた人がいたらしいけど、今年は改善されていますね。
記念品はこちら。参加賞はソックス。このソックスがあまり機能的ではないんですよね。もうちょいいいやつだったら嬉しいんですが。なぜかラーメンもありました。
まとめ
スントによる記録はこちら。
平均ペースは4”15、心拍数も172を超えていました。心肺が苦しかった。途中まではいいペースで90分いけるかな?と思いましたが、ラストの粘りが足りなかったですね。
残念ながら目標にしていた90分以内のゴールができませんでしたが、自分なりに出せる力を出し切った感触はあるので、今回は気持ちよかったです。静岡マラソンの後のような悔しさはあまり感じませんでした。
しかし、キロ4”15で走るのはしんどいですね。正直、これ以上の速さで走ることは自分には無理なんじゃないかと思います。キロ4分位でハーフ走り切りたいと思っていますが、相当トレーニングしないと到達できないんでしょうね。そしてサブ3ならこのペースでフルを走り切らなければいけないとなると、とても無理だと思います。
マラソンが好きなままでいるためには、3時間15分くらいを目標にしておくのが良さそうです。
今回はじめて使ってみたサングラスですが、非常に具合が良かったです。晴天で日差しがまあまあ強かったので日よけは必須ですが、サンバイザーって結構締め付けが気になるんですよね。特に後半。単純に目が楽だし、次からはバイザーやめてサングラス使おうと思います。
あと、補給食のジェルとアミノバリューは、結局飲みませんでした。
さて、次のレースは4月15日の第20回記念長野マラソンです。
今シーズンの集大成として、悔いのないレースをしたい。静岡のような悔しさを味わいたくありません。目標3時間20分でゴールできるよう、あと1ヶ月トレーニング続けます!