静岡マラソン2018に参加しました。レース編はこちら。
今回は宿泊と観光について公開します。ドケチで有名な僕が練りに練ったプランです。
今回の遠征では前泊含めて2泊しましたが、ホテル代の合計は5,360円、うち3100円分は楽天ポイント使ったので実質支払額は2260円でした。また駐車場はホテルに停めたので無料、立ち寄り湯もホテルを使ったため無料と考えると、非常に倹約できたプランだと思います。マラソンは参加費だけでも金がかかる趣味ですので、それ以外の経費はなるべく抑えるのが正しいお金の使い方。倹約ランナーかつ今後地方から参加する人の参考になれば幸いです。
前日(3月3日(土))の宿泊について
僕は長野県安曇野市からの参加です。長野県からだと中央高速を山梨に進み、中部横断自動車道という準高速道路みたいなのを通って山梨県の身延町というところまで行き、そこから下道で静岡に入るというルートで大体3時間くらい。
静岡マラソンは午前8時20分スタートというなかば宿泊強制のマラソン大会ですが、長野マラソンのように前日受付が必要ではないので、前日夜に現地に入っていればOK。
最初は、費用を浮かせるために道の駅等で車中泊して早朝清水駅近くの駐車場にとめようとも考えたましたが、マラソン参加者向け案内に同封されたクーポンで深夜料金入れても2160円で駿河健康ランドが利用できることがわかり、風呂代考えたら1,000円ちょっとで宿泊できる訳だし、素直に健康ランドの仮眠所を利用することに決めました。混雑が予想されるので寝るスペースがあるか行くまで心配でしたが。
午後6時半過ぎに自宅を出発して、ほとんど休憩せず9時過ぎには駿河健康ランドに到着。駐車場はかなり混んでいて心配になります。
最初はクーポン券を見せて利用料2160円の半額1080円を支払いました。これで翌朝3時までは館内利用ができます。激混みイモ洗い状態だったら3時で出て車で寝ようと思いました。
ぼくが到着した午後9時半頃にも続々と客が入ってきて、団体さんで受付からいきなり混んでいましたが、係の人に「仮眠できますかね?」と聞いたら「ちょっと混雑していますが、大丈夫ですよ」と軽く返してくれたので少し安心。マラソンランナーと思しき人以外に家族連れやサラリーマンっぽい人も大勢いました。
とりあえず運転で疲れていたのですぐに風呂を利用。駿河健康ランドはたくさんのお風呂とサウナでとても気持ち良いお風呂タイムを過ごせました。疲れも取れました。お風呂は意外にもそこまで混んでなくて、ゆっくりと入浴できました。
その後、館内を見て回ったところ、1回のテレビルームで空いているリクライニングチェアを発見。そこで朝まで仮眠しました。正直よく眠れませんでしたが、横になって休めるだけで充分快適でした。
3月4日(日)マラソン当日の行動
スタート会場への移動
朝5時に起床、風呂に入って、洗顔髭剃り等を済ませ、コンビニで買ったおにぎりはロビーで食べました。健康ランドから最寄りの興津駅まで無料のシャトルバスが出るので、それに乗って駅まで行きます。車は、健康ランド駐車場にそのまま止めていきました。これは事前にOKもらっています。そこから電車で静岡駅まで移動して、スタート会場に行きました。
マラソン終了後、清水で海鮮丼のランチ、その後健康ランドへ移動して車回収まで
さて、レースは散々な結果でしたので、さっさと記念品もらって帰ることにします。
上の写真はゴール後のフェスタ会場。露店もたくさん出ていますが、静岡ならではのものが食べたかったので何も買いませんでした。
清水港のすぐそばがゴール会場。少し歩けば市場があって、マグロ丼の店とかたくさんあるのですが、マラソン直後に歩いていくにはやや遠かったので、清水駅周辺で海鮮丼が食べられるお店を探します。
清水駅周辺の商店街を少し歩くと、いろんなお店が客引きしてました。その中からどんぶりの店をチョイス。
海鮮丼。980円位でした。おいしかったです。最後お茶漬けにして食べるようになっていて、疲れた体に沁みました。ビール飲みたい。
清水駅商店街はゴール後の更衣室等から徒歩10分以内に行けるので足に優しいですね。おススメです。
その後、清水駅前から健康ランドに戻りますが、これも健康ランドがバスやワンボックスカーを随時運行してくれているので、待ち時間それほどなく健康ランドまで連れて行ってもらえました。ただ車回収するだけなのにすみません。ありがたや。
三保の松原へ
健康ランドで車を回収した後、せっかくなので少し観光しましょう。
静岡で人気ナンバーワンの観光地といえば、「三保の松原」です。駿河湾の美しい海岸線と深緑の松林、そして富士山とのコントラストが美しい景勝地です。清水市からは車で20分ほどで行けます。駐車場も無料。
日曜日という事で駐車場に入るのに10分ほど並びました。観光客が大勢来ていました。広い砂浜で、海の美しさに心が洗われますね。
海岸線から左手を見ると、うっすらと富士山が見えます。この日は天気は良かったけどちょっと霞んでいて見え方がイマイチでしたが、それでも青・緑・白のコントラストは非常に美しかったです。
ウインドサーフィンをやっていました。しかし静岡は海がきれいだなー。
三保松原 【富士山世界文化遺産構成資産登録】|しずおか観光情報 駿府静岡市 最高の体験と感動を
3月4日(日)今夜の宿へ向かう
三保の松原を後にして、時間は3時過ぎ、そろそろ今日の宿に向かいます。清水から静岡に向かう海岸線の道路は通称イチゴ通り、マラソンでも走りましたがイチゴ狩り農場がたくさんあります。そして海が青碧でとてもきれい。マラソンの悔しさが甦りますが、海の美しさには感動しました。
さて今夜の宿ですが、来る前に色々悩みました。
静岡には健康ランドをはじめ、仮眠所利用できる温泉施設が複数あります。特に静岡マラソン参加者には料金が割引になるクーポンが配布されていて、それを使えば2000円程度で温泉プラス仮眠所利用で一泊できてしまいます。
駅前のビジネスホテルに宿泊するとホテル代だけで5000円程度、駐車場代もプラス1000円程度はかかります。倹約しなければいけないし、基本寝られればいいので最初は温泉施設の仮眠所利用で検討していました。
が、こういった施設は静岡駅からはやはりちょっと遠くにあって、交通の便がどうしても悪い。シャトルバスや電車を使えば静岡まで出ることは可能なんですが、ちょっと移動が面倒だな、というのは懸念していました。
楽天トラベルを見ていたら、3,150円で駐車場無料の温泉プラスカプセルホテルが東静岡にあり、楽天ポイント使えることを考えると非常にお得なのと、カプセルとは言えプライベート空間が1000円程度の差額であるなら嬉しいという事で、予約しました。これで当日は飲んでも電車でホテルまで帰れる。
宿泊した「天神の湯」という温泉施設。時之栖というホテルグループの新業態らしい。静岡駅から1駅の東静岡が最寄り駅ですが、駅から徒歩10分くらいかかります。その代わり駐車場無料でありがたい。
天神の湯自体は天然温泉ですがいわゆるスーパー銭湯で、入浴だけなら1000円くらいですが、別にカプセルホテルがあります。僕の予約したプランは前日予約で最安の3050円+入湯税150円で合計3200円でした。カプセルとは言え久しぶりのプライベート空間で落ち着く。
この後温泉へ入ってマラソンの汗を流しました。温泉も別途入ることを考えたらお得だと思います。お風呂入った後に食事に出たかったので、外出自由なのも重要なポイントです。天下泰平の湯などの温泉施設は外出できないんですよね。
静岡でおでんを食う!
温泉に入ってサッパリした後、静岡市街に出ます。受付のおねーさんに行き方を聞いたところバスがいいということで、バスで来た。
今回のメイン目的地である「青葉おでん横丁」にやってきました。静岡グルメといったらやっぱり静岡おでんでしょう。せっかく来たので、本場の味を体験せねば。
この日は日曜日という事で、多くのお店は定休日。横丁もひっそりしています。食べログなんかで人気の「おばちゃん」というお店は開いていましたが、非常に混雑していて外まで並んでいる。ぼっちの僕はとても入れません。
他に数件開いていたお店の一つ「よしく」というお店に勇気を出して飛び込みました。緊張してビールを頼みましたが、なにしろメニューらしきものが無く、この後どうしていいかわかりません。おっちゃんは他のお客と喋ってるし。5~6分放置された後、やっとおっちゃんが「おでんはどうする?」と聞いてきたので「おススメをおねがいします」といって出てきたのが上の写真。
小鉢は、お通しのワサビです。
おでんは、確かに今まで食べたおでんの中で一番美味しかった。はんぺん、牛すじ、大根、こんにゃくだったかな?具も大きかったし、味も良くしみていて「これが静岡おでんか!」と感激しました。
が、これで2000円。ちょっと高いかな?ビール700円て書いてあったし(ビールだけは壁に金額貼ってあった)、おでん4本とお通しで1300円か。リーズナブルな印象の静岡おでんで、1本100円くらいと想像していたが意外に高い。
もっと食べたいとも思いましたが、メニューも無いし、おっちゃんも特にすすめてこないし、ビールも終わってしまったので、これでおあいそしました。
ちょっと物足りなかったので、2件目にすぐ近くの居酒屋に入りました。普通の居酒屋さんでしたが、生ビールが298円と安かったので。そこで食べたかった桜エビとか黒はんぺん揚げなんかを頼み、ビールも2~3杯飲んで満腹になりました。
うん。おでん屋より居酒屋の方が落ち着きました。
この桜エビが300円位でしたけど、非常に旨かった。桜エビ丼も食べてみたいですね。
さらにその後ホテル近くのラーメン屋でラーメン食って、マラソンで消費した以上のカロリーを摂取してしまった。
しかし仕事からも家族からも解放されたおっさんの一人旅ですが、好きなもの好きな時に食べられるのは、最高です。至福の時でした。
ホテルに帰ってもう一度温泉に入って、ゆっくり眠りました。
3月5日(月)※マラソン翌日・平日
天気は生憎の雨。しかもかなり強い雨で、風も強い。静岡では午前中はそれほどでもなかったけど、午後になると強風が吹きまくって大変だったらしい。レース当日ではなくて本当に良かった。
さて、本日は午後には岐路につきたいが、半日は時間があるので観光を考えていましたが、この天気なのでどうしようか悩むところ。晴れていれば久能山東照宮にでも歩いて登ろうと思っていましたが・・・。
ちょっと悩みましたが、正直そこまで神社仏閣に興味も無いし、雨の中歩くのはおっくうだったのでやめることにしました。晴れていれば海がきれいらしい。
静岡といえばこの会社
実は、今日予約していた所があります。
タミヤ本社です。静岡市街地と久能海岸の中間位の所にあり、宿泊していた時之栖からは車で5~6分でした。近い。
静岡といえば我々世代は田宮模型を外すわけにはいかない。小学生~中学生にかけて、ラジコンやプラモ、ミニ四駆で大好きだったメーカーです。今日のメインイベントはタミヤ見学です。
尚、見学するためには事前に申し込み(予約)が必要です。飛び込みでは断られるので注意。
10時に予約していたのですが、他に行くところがないため9時に来たんですが、大丈夫、受け入れてくれました。簡単な説明を受けて見学スタートです。基本的には好きに回ります。
見学することができる場所はそれほど広くありません。ここは過去に販売したプラモなどの展示室。大昔の模型が所狭しと並んでいます。
僕が小学生のころすごく欲しかったけど結局買ってもらうことができなかったラジコン「マイティフロッグ」の実物が展示してありました。懐かしくて泣ける。
他にもF1のプラモやミニ四駆など昔作ったプラモがあったりしてノスタルジーに浸れます。
本物のF1マシンやプラモのモデルとなった車の展示もあります。
一角にこのような実演コーナーもありました。この日は稼働していませんでしたが。
こちらは現行モデルの展示室。
実物大ミニ四駆。アバンテ懐かしいわ。
物販コーナーもあり、思わずトートバッグ買ってしまいました。
時間にして30分くらいでしたが、タミヤ本社見学はとても楽しかったです。
ランチは有名なマグロ丼を食べたかったが・・・
お昼は静岡駅前の「清水港みなみ」のマグロ丼を食べるつもりでした。
清水港みなみのランチ!極上マグロ丼が異次元過ぎた件 | まだ望んだライフスタイル手に入れてないの?
恐らく多くの静岡に観光に来る人が検索しているであろうマグロ丼の超有名店で、土日はやってないので食べられるのは平日のみ。非常に楽しみにしていたのですが。
お店の前まで行ったところ、11時オープンのお店で10時30分の時点で30人以上並んでいる!ジャージの奴も多かったので、おそらく僕と同じこと考えたランナーが押し寄せたのでしょう。少し並びましたが、雨も降っているし1時間以上待ちそうだったので残念ながら諦めることにしました。人気店すげえ。
マグロ丼がダメならハンバーグだ!
静岡で有名なハンバーグチェーン「さわやか」にやってきました。色んなブログで「さわやかのハンバーグはうまい!」と有名だったので、一度食べてみたかった。マグロ丼が食べられなかったのでもう腹ペコです。
看板メニューの炭焼きげんこつハンバーグセット(1,166円)を注文。店員さんが目の前で半分に割って、最後の焼きを入れます。ソースはオニオンを半分だけかけてもらいました。半分は塩コショウでいただきます。
中はややレアですが、自分で鉄板で焼いて食べる感じ。オニオンソースもうまいけど塩コショウで食べると肉の旨みがダイレクトに来て抜群に旨い!これは確かにリピートしたくなりますね。よくあるファミレスのハンバーグとは全く違う旨さでした。
帰り道、シャトレーゼの白州工場に寄り道
静岡からの帰り道は時間もあるしした道で帰ったんですが、途中にあるシャトレーゼの工場に寄り道。ここはアイスの試食が食べ放題で有名。僕は過去に3回来ています。
今回もおっさんの一人参加でしたが、周りからの視線に負けず7個食べました。シャトレーゼ最高だわ。
その後、結局疲れたので高速使って自宅まで帰りました。
帰ってからレースで着たウエアとか出して、また昨日の失敗レースを思い出して悲しくなりましたが、静岡観光とグルメはとても楽しかった。静岡、思っていたよりずっと近いし、また家族で行きたいと思います。