MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

ロードバイク初心者が防寒サイクルウエアをAmazonで購入するまでのあれこれ

このたび、冬用のサイクルウエアを買いました。

11月くらいまではタイツと上は普通のジャージ着て乗っていましたが、12月に入り、切る風の冷たさに「これは防寒着買わないとマズい」と思いまして。登りはいいけど下りと平地が寒くて死んじゃう。信州の厳しい寒さに耐えられるように、防寒性能の高そうなしっかりしたウエアを選びました。

ぼくの住んでいるエリアには初心者がサイクルジャージを買えるような店が無さそうだったし、値段も安いものが良かったので、例によってAmazonで全て調達しました。

皆様の冬用サイクルジャージ選びの参考になればと思います。

冬用サイクルウエアに必要な機能

ロードバイク初心者なりに思ったのは、やっぱ風を切るので防風性能が必須なのと、風の抵抗を受けないためにある程度はピッタリしたデザインであること、この2点は必須です。それと運動強度が上がれば暑くなるのでダウンみたいにあったかすぎてもいけないんだろうな、と思いました。

Amazonで探すと、多くの冬用ジャージは「前面に防風素材/背面は通気性あり」で、保温性能についてはまちまちな感じ。パンツについては、「パッドのあるなし」「裾がジッパーかベルクロか」あたりが判断材料になる感じでした。

ちなみに、登山用のウエアで兼用できないか考えましたが、上はパタゴニアのオールフリーやフーディニ、R2など重ね着して対応できなくも無いけど、パンツに関しては防寒性能高めのちょうどいいのが無かったので、この際上下とも専用品を買うことにしました。

買ったモノ

色々調べた結果、ジャージ上下と、グローブ、インナーキャップを買いました。

Morethan サイクルジャケット 4900円くらい

「モーゼン」と読むらしいですが、広島発のサイクルウエアブランドとのこと。日本規格らしいので中華ブランドに比べて安心かなと思ったのと、派手過ぎない青色とデザインが一番気に入りました。厚手で防寒性能高そうなウエアです。

背面ポケット、リフレクター、ずり上がり防止のテープなど基本的な装備も問題なし。全体かなりストレッチします。

裏地は裏起毛で、肌触りもいいし暖かいです。全体的にかなりしっかりとした厚手の生地ですが、ストレッチするので窮屈感はありません。襟が二重になっていたり、袖口から風が入らないようになっていたり、ジッパーが上下両開きだったりとよく考えられているウエアです。

身長185cmで2XLを選びましたが、中に厚手のインナー着られるだけの余裕もありながら細身のデザインでかなりいい感じでした。

Souke Sports メンズ サイクル パンツ 3500円くらい

「Souke Sports 」とかいう中華ブランドのサイクルパンツ。裾がジッパーでなくベルクロ、パッド無しでデザインもシンプルだったのが購入の決め手。サイズは「丈が短い」というレビューが多かったので3XLを選びましたが、ウエスト、長さともに丁度良かった。中華でもクオリティは問題なしでした。

前面防風素材、裏起毛のあったかパンツ。変なロゴやモチーフは最小限で見た感じ厚手のトレパン。自転車以外でも冬山とかで使えそう。3XLのせいか思ったより細身ではなく腿部分なんかはかなりゆったりしていました。腿前部にジッパー式ベンチレーションあり。

背面にジッパーポケットあり。パッドありか無しかで悩んだけど、インナーでパッド付のパンツ履けばいいやとパッド無しパンツを選択しました。これによりロードバイク以外でも使いやすい。

全体的にそれほどピチッとしたデザインでは無いので日常使いしやすい。裾部分はベルクロで留められます。

Santicのサイクルグローブ、インナーキャップ

グローブも冬用を買いました。秋から春まで使えるように、それほど厚地ではないタイプにしました。

グローブは悩みに悩んだけど一番普通っぽいサンティックのこれにした。サンティックってウエアでもAmazonでよく見ますが、台湾メーカーらしいです。このグローブもかなりしっかりしていて全然安っぽくありません。ただ約2000円と思ったより高かった。

耳が冷たいのと、ヘルメットの下にキャップは必須だと思ったのであったか帽子もついでに購入。眼鏡のツルが入れられるタイプだけど、鏡を見ないとまず入れられない。

ということで、ジャージ上下とグローブ、キャップで総額12000円ほどでした。買ったタイミングでAmazonブラックフライデーセールやっていたので、通常期よりは安く買えました。

実際に使用してみた感想

12月上旬、気温スタート8度~ゴール11度くらいで着用テストしてみました。

スタートから5キロほど平地、その後5キロほどヒルクライム、5キロダウンヒル、20キロ市街地みたいなコースで35キロほど走りましたが、平地とダウンヒルは一切寒さ感じず快適でしたが、ヒルクライムでは暑過ぎました。登りが始まるとすぐに暑くて、ジャージのジッパー開けてキャップは脱ぎましたが、かなり汗をかきましたね。その後ダウンヒル~平地にかけては快適でしたが、ウエアの内側はやっぱり汗で濡れていました。

まだ冬本番の寒さではないので何とも言えませんが、防風防寒性能は恐らく信州の冬でも問題ないレベルだと思われます。むしろ今回ノーガードだった足先が冷たくて辛かった。

比較検討した製品

参考までに、比較検討したモデルは以下。

ウェルクルズの上下セット 7980円

上下セットでデザインがクソダサすぎない中で一番安かったのがこちらのウェルクルズの上下セット。パンツはパッド付のタイプ。

前面防風素材、裏起毛で基本的な防寒ジャージの要件は満たしていたけど、クソダサではないにしてもやっぱりデザインがダサかったので却下。安いの探している人は無しよりのアリだと思う。ちなみにこれより安い上下セットは本当にクソダサでした。

ウェルクルズ サイクルジャージ上下セット 8,980円

上のセットより1000円高いがその分デザインがグッと垢抜けて、カラーは黒とグレーのみで地味だけどまあ許容範囲。上下ともにサイクルジャージらしくスリムなデザインで防風仕様。パンツはパッド付。

色々悩んで「もうこれでいいかな?」って決めかけましたが、最終的にパンツがパッド付はいらないという結論に達し、ナシとなりました。パッド付パンツでもいい人はアリだと思う。

Santic メンズ サイクルジャージ

やや薄手のタイプ。ヒルクライム中心だと僕の買ったモーゼンは暑いので、将来的にはこの位の薄手タイプにウインドブレーカー重ね着、みたいな着こなしも必要かも。

このウインドブレーカーなんて2500円で買える。1着あってもいいかも。

パンツはこのサンティックも悩んだ。グローブの品質見てサンティックいいかもと思いました。

まとめ

夏場はTシャツ短パンでも乗れるけど、冬はどうしても防寒ウエアが必須なのがロードバイク。マラソンや登山と違って経験も知識もまるで無いのでこのウエア選びが正解なのかよくわかりませんが、ひとまずこれでいつでもバイクに乗れます。ウインターシーズンですが、今回かけたコストを回収するためにもロードの練習しっかりとしていきたいです。