思うところあって、MTBを買うことに決めました。
MTBを買うにあたり色々調べてみたところ、2022年のMTB事情は僕が知ってる10年前とは様変わりしていました。もう予想の3倍変わってた。
今回、調べて分かったことをまとめてみました。
心肺機能の強化のために
右膝の疲労骨折の状況が芳しくありません。4月頭に痛めてからすでに3ヶ月近く経過しますが、一旦よくなったかな?と思ったものの、6月の安曇野ハーフでまた最初に戻った感じで、歩く分にはほぼ影響無いんですが、ちょっと走ると腫れて痛くなって、その後1日痛みが続く、みたいな感じ。
どうしても走ってしまうのが良くないので、ランは中止したいんだけど、登山のトレーニングのためにも心肺機能は維持したい。ちょっと痛みが引くと走っちゃうんだよねー。それでまた痛いの繰り返しです。
そこで、自転車を買うことにしました。自転車なら膝に大きな負担を掛けずに心肺機能のトレーニングができるはず。以前脛を疲労骨折した際にも自転車トレーニングしましたが、その自転車は古さもあってちょっと乗るのが怖いので、新しい自転車を買うことにします。それでMTBを買うことに決めたという訳。
ロードやクロスバイクではなくMTBにしたのは、単純に山で遊びたいからです。ロードにも憧れはありますがとりあえずは安いMTBを買おう。
2022年のMTBトレンド
で、ここからが最新MTB事情です。「頑丈でバネが付いててタイヤの太い自転車」というおおまかな所は当然変わっていませんが、結構変わっていました。
ホイールサイズ29インチ化
一番はこれでしょうか。タイヤが大きくなっていました。昨年あたりからほぼすべてのMTBは29インチ化しているようで、10年前の26インチホイールはほぼ絶滅していました。29インチは「トゥーナイナー」って言うらしいです。
大径化により障害物の乗り越えがスムーズとか、スピードに乗りやすいとかメリットがあるようです。何より見た目のデカさが変わりましたね。MTBはデッカくなりました。
フロントギアのシングル化
これも驚きましたが、今のMTBはフロントギアがシングル。ちっこいギア1個しか付いていませんでした。10年前はフロント3枚×リア8枚の24段変速!とか言っていましたが、今はフロント1段×リア9~12段がトレンドです。
フロントディレイラーが無いので軽くコスト面でも有利、ロードクリアランスが確保できる、チェーン落ちが無くなる、そして何よりリアディレイラーのみ操作すればいいので楽!というようなメリットがあるらしいです。
油圧ディスクブレーキがほぼ標準装備
ブレーキはディスクブレーキがほぼ標準装備です。エントリーグレードは機械式、10万円以上モデルは油圧式ディスクブレーキです。これも10年前は普通にVブレーキでした。ディスクブレーキ化によってホイールのサイドに銀の部分が無くなってカッコ良くなりましたね。
ドロッパーシートポストなんてものも
手元のレバーでシートの高さを変えられるびっくり装備が誕生していました。ダウンヒルではシート高を低くするらしいです。街乗りでも便利そう。大体15万円以上するモデルから搭載。
価格は高い
気になる価格ですが、機能の進化から見れば安くなっているのだろうけど、それでもかなり高いという印象です。もちろんグレードによるんだけど、各メーカーの一番安いエントリーモデルでも6万円台とか。昨今のインフレで5万円台で買えるMTBはほとんど無い感じです。
それと、2021モデルから2022モデルへの移行でも、同じモデルでもかなり値上がりしているなという印象。TREKの同じナンバリングモデルで比較しても、2021年15万⇒2022年20万みたいな感じ。使用コンポが変わっていたりするものの、かなり値上げしているなという印象があります。
在庫は少ない
お店によるんでしょうが、店頭に無いものも注文すればすぐ入ってくる、というようなものでは無いようです。近所の自転車屋で入荷予定を公開しているんですが、次回入荷が来年とかそういうレベルのようです。
まとめ
いやー、久しぶりにMTB界隈を調べてみたら色々変化が大きくて驚きました。見てると、高いやつ欲しくなりますね。
ただ、余分な金は無いしまずはトレーニング用なので、とりあえず5万円ちょいで買えるモデルを探してみます。自転車はネットでは買いにくいので、近所の自転車屋とかアルペン巡りします。