登山やロング走の際、ケツずれに悩まされていました。ケツずれ、辛いですよね。
今回、ちょいとデリケートな話題ですが、ケツずれ対策についてまとめてみました。
ケツずれとは何か?
ご存じない方のために念のため説明すると、ケツずれ(ケツズレ・ケツ擦れ)とは、左右のケツの肉が干渉することで皮膚に炎症を起こす症状のこと。股ずれの一種。長時間の歩行やランニングなどで症状が出やすい。
要するにケツの左右の山が擦れて痛くなるってやつなんですが、人によって痛くなる部位が違うらしい。おケツの形状にもよると思いますが、僕の場合は限りなく肛門に近い箇所が痛くなります。なので、おケツの肉が擦れるというよりは、肛門周辺の皮膚が擦れることで炎症している感じ。
ちなみに肛門周辺はご存知の通り超デリケートゾーンなので、ケツずれを発症すると非常に痛くて苦しみます。ウオッシュレットで飛び上がれます。
ケツずれの起きやすい条件
ケツずれを発症する条件は結構決まっていて、基本的には
- 長時間の運動(登山とか、マラソン・ロング走など)
- それによって汗をかいている
この二つが発動条件です。普段からデブで股ずれやケツずれしている人のことは知りませんが、僕のようなタイプは運動起因型ですね。
そしてさらに、以下の条件が加わると確実&悪化です。
- 肛門周りが不潔
- ケツ毛が濃い
登山時など、お風呂に入れない等の原因で不潔にしていると、デリケートな肛門周りの炎症の起因となります。それがケツずれを悪化させることは容易に想像がつきます。
またケツ毛とケツずれの因果関係については諸説ありますが、ケツ毛は剛毛かつ縮れていていかにも肌にダメージがありそうなので、ケツ毛が濃いこともケツずれの原因になるのではないかと思っております。
ケツずれになってしまったら
なるべく早く患部を清潔にしましょう。お風呂やシャワーで汗を洗い流し、乾いた状態を維持すればすぐに治ります。僕のケースでは、軟膏等は必要ありません。
間違っても、汗拭きシート等で拭いてはいけません。肛門周りはデリケートなエリアなので、刺激はNGなのです。
なお、登山スタートしてすぐにウンチをした後など、肛門周りにケツずれの症状が出ることがありますが、これはウンチ起因型の肛門炎症でケツずれとはちょっと違います。こういった症状、「スタートした瞬間にウンチしたくなる」アビリティ持ちの僕には結構起きがちなんですが、この場合の対処は非常にやっかいです。今からクリームなんて塗れないし、ケツの穴触りたくないし。そういう時は、「ティッシュを挟む」ことで応急処置的に悪化を回避することができます。
ケツずれの対策
そんな辛くて嫌なケツずれですが、対策することである程度は防ぐことができます。
蒸れにくくする
汗をかくことによって肌の摩擦係数が高まり、それによってケツずれが起きます。なので一番いいのは汗をかかないことです。が、運動してるんでどうしたって汗はかきますから、透湿性のいいアンダーウエアを着用するなどすればかなりの予防効果があるでしょう。ミレーのアミアミパンツとか履けば良さそう。これ欲しいんだよね。
ただし、汗をかかなくなるわけでは無いので、ケツずれは起こり得ます。
擦れないようにする
ティッシュなどをケツに挟んで物理的に擦れを防ぐのは有効な対策ですが、マラソンレース中など、状況によっては難しいでしょう。
一番確実なのは、事前に靴擦れ防止クリームを塗ることです。僕はマラソンの時は足に靴擦れ防止クリームを塗りますが、それを肛門周りにも塗ることでケツずれはほぼ回避できます。ワセリンでもいいみたいです。この方法がとにかく確実。ただ肛門を指で触るのでちょっと気持ち悪いのと、アルコール消毒等は必須。
ケツ毛の処理
ケツ毛をどうするかは諸説ありますが、不潔っぽいので僕はなるべく肛門周りはツルツルにしておきたい派です。やっぱりケツずれ対策としても一応は脱毛しておいた方が良さそう。
場所的に超デリケートゾーンなので、剃刀で処理するとか現実的じゃありません。やっぱりブラジリアンワックスでの処理がいいと思いますが自己責任で。
以前これ買って試してみましたが、全然取れなかった。やり方が悪かったのか…。
本当はケツ周りこそ永久脱毛で処理したいですね。
まとめ
ということで、ケツずれ対策についてでした。登山とケツずれは切っても切れない関係なので、ケツの痛みに悩んでいる人も多かろうと思います。そんな方が快適なケツを取り戻すヒントになれば幸いです。ケツケツ言い過ぎました。ケツレイしました。