この度、愛用の登山靴「ゴローS8」のソールを張り替えました。
ゴローに送って作業してもらい、着払いで送り返してもらいました。
登山を始めた頃に買ったゴローS8。購入したのはもう20年も前になります。ソールはかなり減っていてグリップがほとんど消失していました。冬ならアイゼン付けちゃうんで問題なしですが、今後使う時にすり減ったソールだと命が危ないので、直すことにしました。ちなみにS8は現在も販売継続中で、お値段は40700円とそこそこ高価です。
S-8はゴローのラインナップの中では重登山靴ですが、足首部分が浅くて歩きやすい。ノルエイジャン製法のソールはハードで頑丈、30キロ程度の荷物を背負っても安定して歩ける古き良き登山靴です。ただし天然皮革でオイルメンテが必須だし、現代の登山靴に比べるとかなり重いので万人向けとは言い難いです。
僕も夏山登山ではほとんど使用せず、春先の残雪アイゼン使用登山時に履くくらいでした。夏山ならトレランシューズで十分だし。
あまり履く機会が無い事もあり、今回ソール張替えを検討するにあたって悩みました。
しっかりとした現代の登山靴が安く手に入るなら新品購入も視野に色々探しましたが、残雪期登山に対応した登山靴は安くても4万円以上するので流石に買えず、1万円程度のソール張替えでS8を蘇らせることに決めました。最近の登山靴は高い・・・。
で、20年ぶりに新品になったソールがこちら。元々付いていたのと同じ「1230A-9ショック付」というタイプらしいですが、ビブラムソールです。
カカトの赤い部分が衝撃吸収してくれるらしい。知らなかった。
張替え前はゴムが劣化してボロボロでしたが、新品のソールは流石にグリップしそうですね。これでどこの山に行っても安心です。
ソールにセミワンタッチアイゼン用の金具が付けてありましたが、そちらも交換となりました。別途1000円。シンプルな金具ですが、必須アイテム。
しかしいつ見ても無骨なデザインですね。大学山岳部っぽいというか、昭和の登山靴ですね。
ちなみに料金は、
- ソール張替え9900円
- 金具1000円
- 着払い送料1400円
合計12300円ほどでした。
結構高いですね。でもこれで機能的には新品になったのでまあしょうがない。
これでライトな雪山登山にチャレンジできます。
しかしゴローの登山靴は頑丈過ぎて壊れる気がしないですね。死ぬまで履き続けられそう。大事にします。