ナイキのトレランシューズ「ワイルドホース7」を購入しました。
買ったのは5月末頃、ナイキ公式でセール品9990円からさらに30%OFFの6999円と格安でした。定価14300円ですから半額以下の激安プライスです。ちなみにサイズは11.5(29.5cm)、カラーはイエローです。
長年愛用していたイノヴェイトがいよいよヘタってきたので、「トレランシューズ買わなきゃ買わなきゃ」とは思っていましたが、コロナでトレラン大会も全て消滅したため、急いで買う必要も無かったんですが、あまりにも安かったのでつい買ってしまいました。
※イノヴェイトが黄色で今回のナイキも黄色ですが、すごく黄色が好きという訳ではありません。たまたま安かったからです。
最近やっと試し履きできたので、あれこれ感想など書いてみます。
開封してみると、かなりゴツい印象を受けます。イノヴェイトのレースウルトラはランシューのソールをスパイクにしただけ、って感じの外観でしたが、ワイルドホース7はいかにもヘビーデューティーな感じでゴツゴツしています。前足部には、ソールから上2cmくらいまで写真のようなクッションらしき縁取り加工がしてあったり、
足入れの部分はゲイターっぽい造りになっています。インソールは接着されていて取り外せないタイプ。
ソールはナイキACGオリジナルソール。ソールはかなり厚めで安心感あります。これは登山でも十分使えそうです。
浅間山(前掛山)日帰りで履いてみました。
感想としては、「かなり柔らかい履き心地のシューズだな」と思いました。外見が結構ゴツ目なんでハードな履き心地を予想していましたが、思った以上に柔らかい。
特にソールが柔らかいです。この日の荷物は6~7キロだったと思いますが、ソールがかなり曲がる感覚がありました。歩きやすいことこの上ないんですが、その分荷物が重くなると足裏、土踏まずあたりに大きな負担がかかることが予想されます。実際この日も足裏に結構疲労感が残りました。
これは「登山(スピードハイク)向きではない」と思いました。トレランレース用のシューズです。荷物は軽くして山を走るためのシューズですね。スピードハイクに使うにはちょっと覚悟とトレーニングが要ります。
ちなみにゴアテックスなどの防水性能は無いので、ちょっとでもぬかるみに侵入すると容赦なく水が沁みこんできます。その点も含めて登山向きでは無いですね。以前薬師岳・黒部五郎岳で使おうと持って行きましたが、天気予報が悪かったので結局やめたんですが結果オーライでした。これで行ったら荷物の重さ的にもヤバかった。
やっぱりトレラン本番レース用のシューズとして使うのが一番このシューズの性格にあっていると思いますが、僕は今後高い費用払ってトレランレースに出るかどうか未定なので、休眠させないためにもスピードハイクにも積極的に使っていこうと思います。槍ヶ岳日帰りとか走る登山ならいけるんじゃないかと。