最近読んだマンガです。
ダンジョン飯(10巻まで)
これは良作。このマンガがすごい!とか書店員が選ぶマンガ1位とかで話題になっていることは知っていましたが、「グルメファンタジー」という意味不明なカテゴリと地味目なタイトルから読んでいませんでしたが、非常に面白かった。
僕の好きなタイプの丁寧な画風、真面目ながら笑ってしまう秀逸なギャグセンス、そして何といっても主人公パーティを中心とした多数の登場人物のユニークなキャラクター設定が素晴らしい。ファンタジーものであり、アクションものであり、グルメマンガであり、群像劇でもあるという内容の濃い作品です。
既刊10巻で謎はますます深まるばかりですが、この魅力的なパーティの冒険を末永く生暖かく見守りたいです。
チェンソーマン(11巻まで・第一部完)
作者は「ファイアパンチ」で一世を風靡した藤本タツキ先生。「一話目だけは最高に面白い」と言われたファイアパンチですが、確かに一話目だけが面白いマンガでした。
今作チェンソーマンは、チェンソーの悪魔が宿った少年が主人公で、この設定はなかなか面白く、ジョジョのスタンドのように新しいキャラクターを無限に生み出せるし、その線で長く続けるタイプのマンガなのか?と思っていたら、そんなに長く続ける気は無かったらしく、11巻で第一部終了となりました。
とにかく勢いのある作品で、スピード感ある戦闘が大迫力。コマ割りや構図も上手で、やっぱり天才肌の作者さんだなと思わせます。半面、序盤はすごく面白くて引き込まれるんだけど、話が進むにつれだんだんストーリーが意味不明になっていく様とか、ファイアパンチに通ずるものも感じました。終盤はもう訳わかんなかった。
でも少年漫画らしい熱い作品でした。第2部も楽しみ。
ふたりソロキャンプ(9巻まで)
最初は面白かった。キャンプ題材のマンガの中ではリアルっぽいし、ヒロインも可愛いし。でもだんだんと気になるところが目立つようになりました。
まず内容が無い。胸がケツみたいにデカい女と格闘家みたいなゴツイ男が、焚火して料理してビール飲んで「うまい!」っていうだけのマンガ。キャンプネタはテント焚火くらいで、あとはひたすら食って飲んで、時折恋愛エピソードみたいのが差し込まれる内容。女の料理も正直再現する気にならないものばかり。ストーリーが特に無いのでつまらんのですよ。
あと、ひたすらスキャンとコピー。背景は全部写真、料理も写真、小物も写真。申し訳程度に輪郭にペン入れしてあるだけの写真をひたすら見せられるマンガ。これってマンガなの?やっぱりアウトドア・グルメマンガは山と食欲と私が至高だわ。
ドクターストーン 20巻まで
ちょっと非現実感が増してきたけど、相変わらず丁寧に描かれている良作。ややキッズ志向になったか?
NARUTOーナルトー 40巻くらいまで
ナルト、有名な作品ですが僕読んだことなかったんですよ。正確には、大昔一話読んだけどつまらなくて読まなかった。最近リベンジで読んでみました。
・・・これって、いつ面白くなるの?
主人公は全然活躍しないし、絵は雑で迫力無いし、ストーリーもなんか暗い。続きを読みたくなるようなワクワク感を感じないんですが。なんか海外ではドラゴンボールの後継と言われているみたいなんですが、比べ物にならんでしょ。
頑張って頑張って40巻くらいまで読みましたが、一向に面白くならないんですが。どうしてこんな退屈なマンガが世界中で大人気なのか不思議です。カラー版読んだからいけなかったのか?
他、続きもののブルージャイアントエクスプローラー、ちはやふる、Dr.ストーンなんかは安定の面白さでした。