Amazonプライムビデオで実写ドラマ版「I”s(アイズ)」を見ました。
久しぶりにド直球の恋愛ドラマを見ましたが、すっげえ面白かった。
「アニメでもないラブコメのドラマなんて何の役にも立たない」くらいに思っていましたが、このドラマを見て、人生には役に立たない事でも必要なものがあるんだな、と再確認しました。まあマンガのラブコメは大好きなんですけどね。
あまりにも感動したので、簡単に感想を書き記したいと思います。
I”s(アイズ)とは
原作は約20年前に週刊少年ジャンプで連載されていた恋愛マンガです。作者は桂正和先生で、僕ら40代男性にとってはウイングマン・電影少女(ビデオガール)と合わせて有名な作品。
パッとしない主人公と、4人の個性的な女の子の恋模様を描いた、甘酸っぱい青春ちょいエロラブコメマンガというラブコメのテンプレのような作品です。桂正和のちょいエロマンガ風のタッチが懐かしい思い出。
「I”s(アイズ)」はSF抜きの純粋な恋愛マンガとして、ジャンプのラブコメ史を語るうえでは外せない伝説的な作品です。 アイズ⇒いちご100%とかジャンプ黄金期でしたね。
そして、なぜか連載終了から20年近く過ぎた2018年末に、スカパー!にて実写ドラマ化されました。それがプライムビデオに降りてきています。
ドラマ版「I”s(アイズ)」の良かったところ
ここからはドラマ版を見ての感想。
僕はいつもプライムビデオで見る作品を探すときに、カスタマーレビューを参考にするのですが、たまたま随分と評価の高いこの作品が目に留まりました。漫画原作の実写ドラマ化作品って大抵原作ファンからクソミソな評価を受けるのが世の常なんですが、アイズは違いました。原作ファンからこれだけ高評価なことに興味をもちまして、見てみることに。ちなみにドラマ視聴当時、原作の内容はすっかり忘れていました。
とにかくヒロインが最高にかわいい
こちらが原作メインヒロインの葦月伊織ちゃんです。
少年たちの心をグッと鷲掴みの可愛らしいビジュアルですね。流石は二次元といった可愛さです。それで実写版がこちら。
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演じたのは「白石聖(しらいしせい)」さんという女優さん。当時ハタチくらいの年齢だと思いますが、マンガより確実にカワイイ。よくこんな子探してきたわ。なんでもオーディションで700人以上の中からこの役を勝ち取ったんだとか。伊織のイメージにピッタリの可愛くて美人で守ってあげたくなる美少女です。
このマンガに忠実な特徴的な制服の着こなしも素晴らしい。ニーソがまた最高じゃないですか。こんなん反則だわ。絶対ファンになる。
とにかく、白石聖さん演じる葦月伊織は最高に可愛かった。 そして伊織以外にも3人のサブヒロインがいますが、皆さん一般的には無名な役者さんながら、どの方も可愛くて演技も上手かったです。
原作マンガを超忠実に再現している
このドラマの一番の評価ポイントは、優れた原作を改変しないでとにかく忠実に映像化していることでしょう。ストーリーはまあよくある好きだ惚れたヤキモチだっていうラブコメなんですが、桂正和作品ならではの青春要素がたっぷりつまっています。
ドラマ見た後原作マンガも読み返しましたが、驚くほど全く一緒でした。もちろんビジュアルは違いますが、ストーリーとかセリフとか小物とかまで同じ。製作者の強い原作愛がうかがえます。
主演の岡山天音くんがイケメンではない
主人公の一貴を演じるのは演技は俳優の岡山天音くん。これがブサイクなんだわ。原作の主人公はもっとシュッとしたイケメン風なんですが、ドラマ版はブサイクです。そして性格もぶん殴りたくなるほど情けないクソ野郎なんです。そんなキモメンクズ野郎がなんでこんなにモテるのか不明ですが、まあこれはマンガ原作なんで。
あと演技が妙に高校生っぽくて、つい感情移入してみてしまった。ジャニタレとかが主人公演じていたらここまで感情移入できなかったと思う。良い俳優さんでした。
まとめ
いい歳したオッサンがキモイなあと我ながら思いますが、久しぶりにドラマ見て気持ちが若返ってしまい、勢いでブログ書いてしまいました。でも本当におすすめなので、ぜひ見てみてください。
ちなみに、同じく漫画原作で名作中の名作といえばやっぱりこちら
江戸末期にタイムスリップしたお医者さんを描いた「JIN」です。こちらは硬派な歴史医療ドラマって感じで、アイズとは対極にある大作ですが、文句なしに面白かった。僕はアイズと同時進行で見ていましたけど、この2作品を見ていた期間は幸せでしたね。終わってしまって今は切ない気持ちでいっぱいです。
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