MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

今更ですが、バイオハザード7をクリアしました。久々にゲームにはまった。

  • このエントリは「ゲームのレビュー・感想」です。
  • 「バイオハザードシリーズ」に興味のある方向けです。

この度、バイオハザード7をクリアしました。

非常に面白いゲームだったので、簡単に感想など書きたいと思います。

知らない方のために一応説明しますと、バイオハザード7とはカプコンが2017年に発売したホラーゲームで、ゾンビとかが出てくる洋館とかを探索して謎を解くアクションアドベンチャーゲームです(カプコン公式では「サバイバルホラー」と呼んでいます)。

初代バイオハザードがPSで発売されたのは1996年なので何とすでに25年前!僕も当時から喜んでプレイしている好きなシリーズで、ナンバリングタイトルはほとんどプレイしています。(バイオ6のみSteamの評価があまり高くなかったので未プレイ)

今回は現時点での最新作である「バイオ7」のSteam版を、PCでプレイしました。買ったのは昨年の6月で、サマーセールで800円くらいと格安でした。

このゲームをプレイする前はこれをやってたんですが、

www.msx3.fun

テキストタイプのADVでダブルパックだったんで強制的に二作品連続プレイとなったので非常に長かった。最後は意地でクリアしましたが、エンディングまでプレイしてもすっきりと終わらず残念でした。それなりに面白かったけど、かけた時間の割には楽しみが少なかった気がします。

とにかく、もうテキストノベルはいいやということで、積んであったバイオ7をインストールしてプレイし始めましたが、これが非常に面白くて結構すぐにクリアしてしまいました。久しぶりに夢中になってゲームやりました。

バイオハザード7の良かった点

「バイオ7」の画像検索結果

とにかく怖い

めっちゃ怖いです。とくに慣れていない序盤が超怖い。僕は初プレイ家族のいる午後の昼下がりにプレイしましたが、それでもめっちゃ怖かったです。近年のバイオハザード、特にバイオ4以降は心理的な怖さより集団で襲い掛かってくる物理的な怖さみたいな感じになっていてそれほど恐怖を感じない造りでしたが、今作は怖いよ。アイソレートビューという完全一人称視点で、暗いし視界が狭い。BGMやSEも考えられていて没入感が高いので、本当に敵に襲われているような恐怖感を強く感じました。

戦闘に関しても、照準がかなり合わせづらいので難易度が高く、雑魚戦でも怖かった。ボス戦はさらに怖かった。

グラフィックがリアル

最近のゲームらしくグラは超きれい。きれいすぎて怖い。襲ってくる敵キャラみんなリアルすぎて怖い。ポリゴンの乱れとか一切ない。

そしてゲームエンジンが優秀らしく一人称視点が優秀。本当にゲームの世界に入り込んだような深い没入感を得られます。リアル度が増す分、慣れるまでは本当に怖かった。

ストーリーが秀逸

今作は主人公が行方不明の妻を探すためにとある屋敷を訪れる所から始まるんですが、徐々に明らかになる謎を上手に見せてくれて面白かったですね。敵キャラも個性的。これはまぎれもなくバイオハザードでした。

適度な難易度と、適度な広さのマップ

最初こそうまく敵を倒せず歯がゆい思いをしますが、慣れてくると結構落ち着いて対処できるようになります。そうすると、意外に簡単に攻略できたりしてサクサクと先に進めます。ゲームオーバーになっても直前のチェックポイントからリスタートできるので親切。カジュアル、ノーマルまでの難易度なら攻略は比較的容易です。

マップも洋館、研究施設、船、地下道などステージごとにがらりと雰囲気が変わって飽きさせず。また適度な広さで、ダラけず集中して攻略できました。

ビデオテープの演出で時々プレーヤーを変えて攻略する必要があります。それ自体がストーリー上の重要なヒントだったりして、これも新鮮で良かったです。

英語、日本語あり

テキスト、音声ともに英語と日本語があって、最初英語音声日本語字幕でプレイして、2周目は日本語吹き替えでプレイするなど、雰囲気も結構変わって良かった。声優さんもいい仕事してます。

バイオ7のいイマイチだった点

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怖すぎ。夜やるのはきつい。

序盤は特に怖い。良かった点でもありますが、夜中に一人でプレイしていると本当に怖かった。怖すぎでしょこれ。

敵キャラの種類が少ない

バイオ7、雑魚敵は「モールデッド」っていうカビ人間なんですが、これが3種類くらいしか登場しない。そして他に蛾みたいな敵も一瞬だけ登場しますが、基本的に雑魚はモールデッド3種類のみ。動きも序盤から終盤まで変わらないし、正直物足りないです。

強力な武器の使いどころが無い

このゲーム、前半は弾薬が少なくて難易度が高いと思います。うまく敵を避けて立ち回るクレバーな戦術を求められます。半面、後半になるにつれ弾薬が豊富になってゴリ押し可能になります。そして、後半になっても雑魚的は同じなので、後半手に入る強力な武器は使いどころがありません。唯一の使いどころはボス戦かな?と思いますが、そのボス敵もイベントバトルで特殊な武器で倒すことが多いので、本当に強武器の使いどころがない。バイオシリーズではおなじみのグレネードランチャーとか、大事に取っておくとクリアまで使わなかった、なんてことになりかねません。さらに、苦労して手に入る最強威力のマグナムですが、弾が5発くらいしか手に入らないから本当に使えない。そのくせアイテムスロット2マス占有とかどうなのよ。

本編のみでは完結しない

いいストーリーなんですが、真相はDLCを買わないと見られないとか残念。これは最近のゲームならしょうがないのか。とはいえ本編800円なのにDLC1400円とか買わないよな。

まとめ

不満もあったけど、全体としては非常によくできたゲームで、本当に久々にゲームにはまりました。怖かったけど面白かった。主人公同じで新作も出るらしいので、安くなったころまたプレイしたい。

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