師走初日の12/1(日)、皆さんが福岡や大阪のビッグレースに挑む中、僕はひっそりと地元の草レースに出場していました。文字通り草地を走るクロスカントリーレース「第17回松本クロスカントリー大会」8キロの部を今年も走ってきました。
クロスカントリーとは陸上長距離協議の一種で、草地や土の不整地を走る競技で、アップダウンやカーブも多いコースが特徴です。松本クロスカントリー大会は小学生から大人まで全世代が参加する、地元の部活生や陸上関係者には割と有名な大会だったりします。僕は今年で4年連続4回目の出場。マラソン始めた2016年から毎年出場しています。
昨年までは冬のスピード練習の総仕上げとして、力試しに走っていましたが、今年に関しては1週間前につくばマラソンでフルマラソン走った後なので疲労が完全に抜けきっていない状態、加えて月末月初で仕事が忙しく、この日も会社を休めませんでした。DNSしようかギリギリまで悩みましたが、参加費3500円払っているしエントリーしたからには走ろうと決めました。
快晴だが相変わらずの強風!
朝は会社に行き、10時半まで仕事をして慌てて会場に向かい、10時50分にスーツからマラソンウエアにメタモルフォーゼしてスタート地点に直行。準備運動もままなりませんがしょうがない。尚受付は会社に行く前に済ませておきました。
当日は雲一つない快晴だったのですが、相変わらずの強風で強い南風が吹き荒れていました。のぼり旗も引きちぎれんばかりの強風。会場の信州スカイパークは空港周辺に整備された公園なので開けていていつも風が強いのですが、このクロスカントリー大会の日は毎年猛烈な風が吹いている気がします。気温はそれほど低く無いので、ウエアはいつものパタゴニア上下です。
コースはこんな感じ。公園内の草地にビニールテープで簡易なコースを作ってあります。一部舗装路のジョギングコースも使い、1周4キロのコースを2周します。途中に小山を超えるような部分もあるのがクロスカントリー。
シューズはターサーエッジ。草地でも良くグリップしてくれました。先日のつくばでドロドロに汚れてしまいましたが、一生懸命洗って何とか白さを取り戻しました。
向かい風に苦しむレース展開
8キロの部は定刻11時にスタート。
今回スピード練習もほとんどしてないし、つくばの疲労もあるのでタイムは気にせず、今できる限りのスピードで走り続けることを念頭に走り始めます。想定ペースはキロ4分14秒くらい。最初の1キロは北に向かうので追い風ですが、すぐにコースは南に向きを変え、強い向かい風がモロに体に当たります。スピードが殺される!!スピードは落ちますが、歩幅とピッチは変えずに何とか走ります。向かい風ではキロ4分30秒~40秒、追い風になればキロ4分10秒くらいのペースで走り続けます。
やはり普段のマラソンペースよりかなり早いし、足元も草地で不安定なため心拍数は常に170オーバー、肺が痛い。苦しくてペースを落としてしまいそうになりますが、何とか我慢して走り続けます。
1周4キロを終える頃には体も慣れてきますが、やはり辛い。休みたい、ゆっくり走りたいという衝動を何とか抑えて走り続けました。それでも、想定ペースより遅く、1周目より2周目の方がペースも落ちてしまいました。
ラスト200mだけスパートして、何とかゴール。
後半結構抜かれたので、こりゃ今年は50位以下になるかな、と思っていましたが
記録証をもらうと、以外にも35位と例年並み。タイムは昨年より1分以上遅れました。年々遅くなっています。出走者数は180名くらいです。
レースを終えて
8キロを36分で走るのは相変わらず疲れました。平均するとキロ4分30秒弱のペースで決して早くないのですが、不整地を走るという事、また強風にも苦しめられました。
それでも、早い人は30分以内で走っています。スピードトレーニングの成果を計るにもいいレースです。僕も最近はぼんやり走っていたので記録も伸び悩んでいますが、今後10キロを4分15秒ペースで走れるようになろうと決意しました。今後定期的に10キロタイムトライアルを入れて、心肺とスピードを鍛えます。そして来年のこのレースでは33分以内でゴールして表彰台を狙おう!とこの時は強く思いました。その結果フルマラソンのタイムも縮まるかもだし。なるべくできるだけ頑張ろうと思います。
昨年まで3000円だった参加費が3500円と値上がりしてしまったのが残念ですが、アットホームでかつ体育会的なノリが素敵な大会でした。今後も毎年出ます。