2018年12月2日(日)、第16回松本クロスカントリー大会、8000mの部に参加しました。今年で3回目の参加となるクロカンレースで、僕にとっては冬のスピード練習の総仕上げの位置づけです。
この松本クロスカントリーですが、大人は参加料が3000円です。距離は8キロと短いものの、昨今のマラソン参加費が高騰している状況の中では格安の部類に入ります。そして参加賞が長袖Tシャツと豪華なのも魅力です。冬はランニングするとき基本長Tですから、ありがたいです。
ちなみに4キロも同じ3000円なので、参加者は圧倒的に8キロが多いです。同じ金額払うなら長い距離走らないと損な気がしますもんね。わかります。
コースは、小学生1キロ、中高生3キロ、高校生以上4キロと8キロがあり、更に年代別に細かくスタート時間が区切られているのが特徴です。4キロ8キロともに高校生~40才未満と40歳以上で分かれていたりします。なんでだろう?一緒でもいいような気がしますが。表彰される人は倍になるのでいいですけど。
そして小学生、中高生の部活参加が多く、学生の大会に紛れ込んでしまったような錯覚を覚えます。応援の親御さんも多くて一人参加のおっさんはちょっと肩身が狭かったりします。
コースについて
僕の走る8キロの部はこんな感じです。スカイパークの南西の草地の中をコースにして走ります。コースについては、昨年までと多分一緒でした。
ご覧のようなフラットな草地にビニールテープでコースを作ってあります。草地は思ったより凸凹していて走りにくいのと、2か所ほど小さな丘を越えるようになっています。8キロという微妙に短い距離設定のためか、特に我々おっさんの部では、キロ4分台で走るガチ勢が多いのが特色です。(普通にゆっくり走っている人もいます)
スタート前準備
さて、11時スタートなので10時20分くらいに会場入りし、軽くジョグなどして準備します。雲一つない晴天、気温も高すぎず低すぎず、風もなく最高の天気です。昨年は強風に苦しめられましたが、今年は穏やかな気候の中走れそうです。体調もよく、気分が上がります。
トイレで慌てる
スタート30分前くらいに便意をもよおしたので、近くのトイレで大の方へ並びます。個室は2個ですが、入っている人がなかなか出てこない。「長いトイレだなあ」と思いながら10分くらい待ったと思います。やっと出てきたと思ったら「紙がありません」とのこと。まじか!探しましたがトイレ内にはペーパーのストックは無さそうで大ピンチです。スタート時間も迫っていたので慌てて別のトイレにダッシュです。
幸い別のトイレではすぐに個室に入ることができ、無事トイレ終了。しかし時間を見るとすでにスタート5分前!です。慌ててテントで着替え(ジャージ脱ぐ、靴紐締める)、スタート地点に走りました。いやー、慌てた慌てた。
11時スタート!
スタート地点に来てみると、先ほどまでほぼ無風だったのに、やおら風が強くなってきました。なんでこうなるんだろう?結構な風速ですよこれ。
ともあれ、11時になり一斉にスタートします。例によって早い人たちはダッシュで先行しますが、僕は今回4分15秒で入ると決めていたので、あまり慌てずに走り出しました。
それにしても1年ぶりのクロカンレースで草地は走りにくいです。緊張もしているので思った以上に息が上がります。ロードのキロ4分15秒ではそこまで苦しくないですが、かなり息ぐるしさを覚えました。
1キロ走ってスタート地点に戻り、そこから公園南側に向かっていきます。スントを確認するとキロ4分程度と、想定よりちょっと早いペースでしたが、早くも息はゼエゼエで、超苦しいです。「これを8キロ続けるのなんて無理!」と早くも弱音を吐きそうでした。
スントのトレーニングモードを「レース」にしてみたんですが、ペースが小さく表示されてしまい、うまく確認できません。しまった。いつものトレーニングモードにしておけばよかったと後悔しても後の祭りです。風も強いし息は苦しいし、本当にキツいレースです。
最初の2キロは本当に息苦しくて胸がドキドキしっぱなしでしたが、徐々に体が慣れてきました。しかし、3キロ過ぎて楽になる訳でもなく、呼吸はずっと苦しいままです。とにかく、肺と心臓が痛い。それほど早すぎるペースという訳でも無さそうですが、本番レース、かつ不整地というのは心肺に負担がかかります。
楽したい休みたいという気持ちをこらえながら懸命に走り、レースは2周目に突入しますが、いよいよスピードが落ちてきました。身体が楽しようとしてスピードがあがりません。後からペース見ると、5キロから7キロまではやはりペースが落ちていました。多分ここらで30秒ほどロスしています。そして今回も大勢に抜かれましたが、一人も抜いていないと思います。そんなこんなでレースは最終1キロ残すのみです。
ラスト1キロが本当にキツい。ラストスパートどころではありません。何とか姿勢と歩幅を維持しようとしますが、肺が苦しくてアゴが出ます。背中も丸まってきた。最終コーナーを抜けて、後ろに後続者の気配を感じつつ、何とか抜かれないようにラスト100mだけダッシュしてゴールしました。
記録は35分32秒で、全体の33位でした。昨年35分2秒で19位でしたから、30秒も遅くなってしまった。順位も大きく落とし、表彰台は夢のまた夢です。まあこれが今の実力という事でしょう。
ラップタイムも中盤でやはり落ちているのと、平均ペース4分20秒で昨年より7秒ほど遅いです。うーん、衰えてる?
長野県陸上協会のサイトにリザルトがアップされていました。
http://nrk-dir.jp/result/result_2018
しかし、きついレースでした。8キロという距離は自分のマックススピードを維持できる一番長い距離だと思いますが、やはり全力8キロはきついですねー。そして年々キツさが増している気がします。
そしてこれ以上のタイムを出すには、やはりもう少し心肺機能を強化する練習をしないといけないようです。今は週1のインターバルランくらいしか追い込む練習していないので、5キロ全力をやらないといけないようです。わかっちゃいますが辛いんですよね。5キロ全力。
もう少し、粘ってみようとは思いますが、とりあえずこの後は2月の静岡マラソンなので、ロング練習も再開しないといけない。バランスよく鍛えていきたいと思います。
お疲れ様でした。
こちらは過去の記録です。