MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

2024年6月2日 第10回記念信州安曇野ハーフマラソンに参加した

地元のハーフマラソン大会「信州安曇野ハーフマラソン」に今年も参加しました。

今年は第10回記念大会らしい。調べたところ、僕は2016年開催の第2回大会から出場していたので今年で9年連続出場。コロナで2回中止になっているので実際走ったのは7回ですが。でも7回ってすごくないですか?

安曇野ハーフは初めて走ったレースなんで思い出深いですね。それと家から至近の公園がスタートゴール地点なのでとにかく参加が楽。参加費は年々上がって7000円とやや高いですが。

azumino-marathon.com

いきなりレースの結果

さて今回、ケガも無く体調万全で練習もそれなりにしてきたつもりだったので、またもや100分切りを目標に掲げて走りました。

100分ていうとキロ4分40秒のペースが必要です。が、正直練習ではそんなペースで20キロ走っていない訳ですが、そこは「本番パワーでイケるでしょ!」という謎の自信で臨んだ次第ですが・・・。

結果はこちら。

なんとネットタイム1時間40分5秒!

5秒差で目標達成ならず!!でした・・・。

ちなみに一昨年(2022)1時間43分16秒、昨年(2023)1時間41分6秒だったので、昨年からわずか1分タイム短縮しています。たかが1分、されど1分なんですが、正直もうちょい余裕で100分切りできると思っていたので結構悔しかったりします。

参加者5000名くらいだったので、順位539位はまあ納得してます。このくらいで十分。

以下、当日のレポートです。

レース前

7時半頃現地入り。会場には大勢のランナーがいて人がゴミのようだ。今日は曇天でこの後雨予報なんだよね。安曇野ハーフは過去全ての大会で晴れだったのでこれは珍しい。

買ったばかりのフォーランナー965で天気予報チェックしてみた。なんか雷マーク付いてるんですけど、実際雷雨予報でした。

この日はフォーランナー965のレースデビュー戦でしたが、購入3日目で機能がよくわからず、結局レース中はペースと心拍数くらいしか見ませんでした。パワーとか地図とか見る余裕は無かった。でもAMOLEDがすごい見やすいってのは実感しました。距離も正確だったし。

シューズは新調するか悩みましたが、ボロボロのズームフライ3で走りました。このズームフライはこれでレースは引退させます。これを履いて走るとペースが上がる魔法のシューズ。ゲイターも装備してレースモードです。

8時頃からスタートエリアに整列。今回もBブロックスタートです。スタートブロックが結構狭くておっさんに囲まれて30分待つのが苦痛でした。定刻8時30分にスタート。スタートゲート通過に1分でした。

レース中

序盤

スタートしてしばらくはノロノロ運転、ゲート通過する頃から走り出せますが、Bブロックとはいえ結構ゆっくりジョグしてる人がいて前が邪魔。二人でジョグってブロックしてきたりしてスタート直後は結構ストレスです。やっぱり来年はAブロックスタートにしよう。

2キロほど走るとやっと前が開いて自分のペースで走れるようになりました。あまり突っ込み過ぎないようにキロ4分45秒程度を維持して、体にこのペースを覚えさせることに集中します。キロ4分45秒って前はフルマラソンでもこのペースで走っていたんでそれほど速いペースでは無いはずですが、結構キツイ!少なくとも余裕はない。手元のガーミンでは心拍が168とか表示しているし、これで果たして最後までいけるんだろうか…?とりあえず緊張もしてるしペースを維持しながら、腕振りとハムを使うことを意識していました。

中盤

序盤の市街地を抜けまして、コースは安曇野らしい田園風景の田んぼ道から、用水路沿いの直線基調の道へと移ったあたりで10キロ通過。ここまで機械のように正確なペースコントロールで4分45秒~50秒程度を維持してきました。正直時計ばっかり見てたとも思う。10キロ過ぎくらいから雨が降り出しました。雨は涼しいので歓迎。同じペースの人をなかなか見つけられずにいましたが、レースも半分くらいになると何となく周囲が同じメンツに固まってきた気がします。周囲から送れないように走ります。とにかく失速の恐怖に怯えていました。心拍数は相変わらず165以上をマークしていますが、正直カラダは全然疲れていなくて、脚もまだ余裕あると思っていました。

終盤

15キロ過ぎてゲストの有森裕子さんとハイタッチして、いよいよラスト5キロ、ここからが勝負です。少しペースを上げて・・・とも考えましたが、カラダが強烈に拒否してきます。「今安定しているこのペースを乱したらどうなるかわからねえよ?」と脅されているようです。昨年安曇野ハーフを走った後マラソン走って無いので、1年ぶりのレースで感覚が鈍りすぎ。ペース落ちるのがとにかく恐怖なんです…。

豊科駅前の商店街に入ると残り5キロなんですが、ここらへんで徐々に疲労感を感じてきました。ペースは落ちそうで落ちないけど、油断はできない感じ。今年は雨で涼しいせいかだいぶ楽な気がします。ちょっと心肺が苦しいが、脚には余裕を感じていました。これはいいタイム期待できるかも!

残り4キロ、3キロとゴールが近づくにつれ加速度的にキツさが増すのはマラソンあるあるですが、何とかキロ4分50秒くらいを維持していました。手元の時計で残り2キロを10分以内に走れば100分切りできると認識していました。多分いけるはず。

ラスト1キロ、歯を食いしばってちょびっとペースを上げます!キロ440、435、430くらいまで上げたと思うけど死ぬほどキツい。いい姿勢で走ろうと思うけどツラ過ぎて猫背フォームになってしまう。それでも一人でも多く抜いてゴールしようと思って、無い根性を振り絞って走り切ってゴールしました。

結果は100分切りならず…。残念!

レース後

ゴール後、完走賞のコメなどもらって芝生エリアで一休み。今年は完走記録証の発行はWEBでということで、正確なタイムは現地では確認できませんでした。アイウエアは3000円の安物ですが調光機能が付いた優れもの。

ロゴがクソダサ委員会ですがレンズ2枚付きでコスパは最高ですよ。

ねぎ味噌おにぎりってなんでこんなに美味しいんだろう。ネギ味噌マシマシに今年は練り梅も付いてた。

表彰式。ちなみに優勝は今年も長野の至宝・牛山選手でした。牛山選手ももう40歳。32歳くらいの時から見てますけど強いですねー。しかし他に勝負できる若手はおらんのか。

しばらく見てましたが、雨も降っていて寒いので帰りました。

まとめ

安曇野ハーフマラソンとしては歴史上初めての雨、気温もあまり高くなくて走りやすいコンディションでいいタイムを期待しましたが、結果は残念。それでも、最後までペースを落とすことなく走り切れたのはよかったです。

ただ、走り終わってもまだ余裕があったというか、もう少し頑張れたかもしれないという思いもあります。キロ440くらいで走ってもよかったかなー。でも終盤失速するのが最悪なんで力試し的にはこれでよかったのかも。ラスト5キロペースを上げようと思ったけど怖くて上げられず。この辺はレース慣れしていないのでしょうがないとも思います。

このレースの直後、50歳になりました。ずっと、50代になったらファンランに移行しようと思っていましたが、まだ諦めきれず、もう少し頑張ってみます。ハーフ95分、フルサブ3.5を再び目指してトレーニングします。

次は大町アルプスマラソンにエントリー予定。きついコースですがサブ3.5目指してトレーニングします。ロードバイクと登山もやらなきゃだし、夏は忙しいな~。