9月12日深夜、新しいiPhoneが発表されました。
今年はiPhone誕生から10周年ということで、「節目の新モデルが出る」と言われていましたが、事前に色々リークされていた通り、新モデル「iPhoneX」と、iPhone7のブラッシュアップ版である「iPhone8」の2ラインナップになりました。
僕はiPhone6を使っていて、2014年9月の発売からずっと使っていてもう3年になります。使い勝手にそれほど不満は無いのですが、ややモッサリ感を感じるようになったのと、液晶が割れていて非常に見にくいので、できれば新しいiPhoneに変えたいとは思います。
しかし、iPhoneってSIMフリー版を買おうとするとアップルストアで買うしかないのですが、非常に高価な端末なんですよね。最低6万円位出さないと買えない。せっかく格安simのmineoに変えて月々の携帯使用料が劇的に安くなったのに、また端末代で散在するのもなんだかなあ、とも思います。
mineoの激安ぶりは大変衝撃的だったので、もうiPhoneとか高級端末は使わないで、3万円くらいのアンドロイドsimフリー機をつかえばいいや、と思っていた時期も確かにありましたが、iPhoneってやっぱり魅力的な端末です。
特に防水機能は格安機にはありそうで無い機能です。トレランや登山に持ち出す機会が多い僕としては、防水機能は是非とも欲しい機能です。
とりあえず、新型の機能を見て、買うべきかどうか判断しようと思ってまとめたのがこのエントリです。
iPhone8か、iPhoneXか、はたまたiPhone7か
実質3つのラインナップがあります。どれを選べばいいのか。以下のようなサイトを参考に考察します。
容量は全モデル64GBか256GB
写真や動画を撮りまくる人は、どのモデルを選ぶにしても256GB搭載機を選択しましょう。容量が足りないからといちいち消すのは大いなる無駄というもの。リッチなゲームアプリもたくさんインストールできますよ。
駆動時間はiPhone 8 Plusが勝る
インターネットアクセス時の駆動時間で比べると、iPhone 8 Plus(最大13時間)>iPhone X(最大12時間)=iPhone 8 (最大12時間)。動画再生もiPhone 8 Plus(最大14時間)>iPhone X(最大13時間)=iPhone 8 (最大13時間)の順ですね。
一番軽いのはやっぱりiPhone 8
本体サイズと比例しています。iPhone 8 (148g)<iPhone X(174g)<iPhone 8 Plus(202g)です。
しかし、言葉を選ばずに言えばiPhone X/8/8 Plusが搭載した「新機軸」は、Androidスマホの「二番煎じ」です。いろいろなスマホに日々接している立場からすると、新鮮味がありません。
定番製品としてのiPhoneの買い替えならば、iPhone 8シリーズをすすめるが、スマートフォンの未来を垣間見ようというならば、その原点となる「初代iPhone X」に触れるのも悪くはないだろう。
iPhoneXについて
iPhoneXだけの特徴として
- ベゼルレスディスプレイ(有機EL採用)
- ホームボタン無し(ロック解除は顔認証)
の2点があります。ベゼルレスのデザインは非常に美しく、欲しいと思わせる未来感がありますね。上部の切り欠けがやや残念ですが。
ベゼルレスになったことで、本体の大きさはiPhone8 PLUSよりも小さいのに画面サイズは大きくなっています。何だかんだ言っても画面が大きい方がいいですから、これは素晴らしいですね。ただ、特殊な画面サイズなのでアプリの対応などが心配です。
ただ、やはり価格がベラボウに高いです。
64GBモデルで税込み121,824円。
アップル公式や多くのサイトで税別価格が記載されていますが、税込価格で見るとさらに高く感じる不思議。ちょっとしたパソコンより高いですね。これはキャリアで割引してもらって何とか買えるレベルの高値です。正直ベゼルレスにここまでは出せない。無接点充電とかアンドロイドで大昔からある技術ですしね。そこまでアップル愛に溢れている訳でも無いし、お金も無いので…
結論:iPhoneXは無し
iPhone8について
iPhone8はどうでしょうか。こちらはわかりやすいです。マイナーアップデートモデルで実質iPhone7Sですね。iPhone7との比較では、
- 筐体が背面までガラスになった
- 無接点充電に対応した(このためのガラス化)
- プロセッサが新型A11になり、処理速度が7比70%アップ?
無接点充電はあれば便利だけどそのために買うような機能では無いし、背面ガラスとかどうせお洒落だけどカバー付けちゃうから関係ない。防水、プラスのデュアルカメラなど主だった機能は7と同じで、唯一と言っていい積極的な買うべき理由としてはプロセッサの変更による処理速度アップでしょう。価格については後ほど検証しますが…
とりあえず:買うならiPhone8
iPhone7という選択肢はどうか?iPhone8との比較
旧モデルとなったiPhone7、iPhone6、SEが値下げされています。iPhone8とiPhone7の差はプロセッサの差だけといってもいい位なので、価格差が大きければiPhone7も十分候補になります。
やはり注目すべきはiPhoneSEの安さ。このくらいまで安くなったのなら、中学生や高校生といった自分の子供にiPhoneを買い与えるのも、そう難しくないのかもしれません。
iPhoneSEなら、42,984円でSIMフリーiPhoneが買えます。これは確かに安い。僕は防水機能が欲しいので6SとかSEは候補から除外ですが、「とにかく安くsimフリーiPhoneが欲しい!」という人はいいんじゃないでしょうか。
残念ながら同じ容量のモデルの販売がないために単純な価格の比較は難しいものの、ぱっと見、それほど差がないんじゃないかと思えるような価格設定になっているように思います。
これだったら、あえてiPhone7を買わなくても、iPhone8を購入するほうがお得なんじゃないかとすら思えるほどです。
iPhone7とiPhone8の性能差には単純な処理能力の差こそありますが、それ以外には特筆すべき差はワイヤレス充電ができるかどうかくらいしか差がない状況と言えます。
価格は当然X>8>7
Phone価格 全て税込み
- iPhoneX …121,824円(64GB)、140,184円(256GB)
- iPhone8 Plus …96,984円(64GB)、115,344円(256GB)
- iPhone8 …85,104円(64GB)、103,464円(256GB)
- iPhone7 Plus …80784円(32GB)、92,664円(128GB)
- iPhone7 …66744円(32GB)、78,624円(128GB)
iPhoneの価格比較です。すべて税込み表示ですが、7と8ではストレージの容量が違うのが悩ましいですね。アップルも比較されることを想定して敢えてそうしているのでしょうが、確かにこの価格差だけを見ると、「iPhone7がすごく安い」というふうにも思えないです。
僕はカメラ機能が強化されているPlusが欲しいので、7Plusと8Plusの比較になりますが、iPhone8Plusが64GBで96,984円、iPhone7Plusが128GBで92,664円、その差はたったの4,320円(税別なら4,000円)しかないのですよ。ストレージ容量は今の使い方なら128GBはいらないと思いますし、リセールも新型の方がいいに決まっているので、これは買うならiPhone8PLUSになるなあ。
結論:iPhone8 Plusを、俺は買う!!
買います。多分買いますよ。どうやって買うかは、少し考えます。97,000円か・・・高いなあ。12回ローンで月額8000円・・・でも1年で終わると思えばね。
今回は以上です。