5月が終わってしまいましたね。
GWから始まった5月でしたが、今年は結構長かった気がします。山にも2回行きましたし、畑も形になりました。BBQもやったし、運動会も終わった。結構盛りだくさんの一か月でした。
で、読んだマンガは以下。
順番に感想などを。
僕だけがいない街 8巻(最終巻)

僕だけがいない街(8)<僕だけがいない街> (角川コミックス・エース)
- 作者: 三部けい
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2016/04/27
- メディア: Kindle版
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いやー、面白いマンガでした。もっと長く続くかと思っていましたが、スピーディに展開して8巻できれいに収束。最後の対決も緊迫感ある面白さでした。
割と雑な絵で、女の子もかわいくないという僕の好みとちょっと違うマンガでしたが、ストーリーはよく練られていて、タイムリープとミステリをうまく組み合わせた秀作でした。
正直もう少し続けて10巻位でエンディングにしてくれても良かったけど。終わってしまって残念なマンガでした。でも無駄に引き伸ばさない姿勢は好感持てますよね。
このSを、見よ! 全15巻
大好きな北崎拓先生の作品。クピドの悪戯シリーズ最新作です。これタイトルが良くないんじゃないですかね?もう少しキャッチーで内容わかりやすくしたらもっと話題になったと思う。凄く面白い作品でした。もうエロエロです。このエロさは北崎作品ならでは。
主人公のケツにあるアザ(スティグマ)を見た女性は、主人公を好きで好きでたまらなくなる・・・という設定。基本主人公は年上の女医に惚れてるんですが、幼馴染だったり、ナースだったり、タレントだったりが絡んでストーリーはエロエロしく進んでいくのですが。
北崎先生の画力は、やっぱりエロい描写に関してはかなりのもので、性欲をこらえてる女性の表情なんかはすごいものがありますよね。会社で読んじゃいけないマンガです。女性の登場人物がすごく多いですが、みな可愛いしキャラクターもそれぞれ愛すべきもので、本当に女性を描くのが上手です。
ストーリーは意外にも結構重めです。「Oh!透明人間」みたいによーしエロい事しちゃうぞーみたいな軽いノリではありません。主人公やヒロインの両親までストーリーは展開し、スティグマの力による様々な人生模様が描かれます。物語のエンディングについては賛否両論あるようです。
中だるみなく15巻を一気に読ませる作品です。やはり天才か。
同じクピドの悪戯シリーズのさくらんぼ シンドロームも超おすすめです。
麻生さんは可愛かったなあ。
あひるの空 43巻まで
高校バスケマンガ。キャラが魅力的、試合展開も手に汗握るしすごく面白いです。
バスケマンガと言えば、どうしたってスラムダンクが思い浮かびます。スラムダンクはそれほど伝説的に面白いマンガだった。
最近だと、黒子のバスケでしょうか。
黒子は途中から超能力バトルマンガになってしまい、興ざめして読むのを止めちゃったので詳しいことはわかんないですが、腐女子のみなさんには人気のようです。
で、今回の「あひるの空」ですが、週刊マガジン連載の正統派バスケマンガです。超能力でセンターラインから3ポイントシュートが入るとかそういうのは無いです。ひたすら練習して強くなることを目指すスポ根マンガですね。
主人公が入学した学校のバスケ部はヤンキーが支配していて・・・っていうありがちなスタートで、地味に練習と練習試合を繰り返して物語は進んでいきます。
この作品を一言で表現するのは難しいのですが、あえて言えば「長い」ですかね。それとも「遅い」かな?それとも「弱い」・・・
とにかく、進行がメチャ遅いんですよね。ひとつの試合に数巻平気で使いますし、しかもそれが練習試合だったりします。あげく負けたりしてね。全然進まない。今43巻まで出てますが、やっと1年たったところですからね。先が見えないですよね。
それに中々勝てないんですよね。主人公チームは身長190cmの奴が3人(千秋・百春・モキチ)と、物凄いセンスのスコアラー(トビ)、同じく驚異の3P成功率を誇るシューター(空)とタレント揃いなんですが、公式戦で勝つまで20巻以上かかったんじゃないかな?「えー、また負けたんだ!」って感じですね。こんなに勝てないもんですか?神奈川の高校バスケはレベル高すぎでしょ。
そんで後半試合が増えてくると特に顕著なんですが、「またか!」ってレベルで回想入りますからね。もう敵チームの主要なやつらには全員ストーリー持たせてますから、感情移入も確かにするんですけれども、テンポ悪いですよね。
そしてそしてほとんどの試合で残り10秒で1点差!みたいなシーソーゲームやってるんですよ。ハラハラドキドキしっぱなしで疲れます。
というような事はちょっと気になりますが、全体的に非常に丁寧に作り込まれた作品でおススメ度は高いです。バスケットは日本でイマイチメジャーになりきれないせいか、このマンガもアニメ化されていませんが、スラムダンクに負けないくらい熱いマンガですよ。ちょっと展開遅いですけど。
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あひるの空 1~最新巻(講談社コミックス―SHONEN MAGAZINE COMICS ) [マーケットプレイス コミックセット]
- 作者: 日向武史
- 出版社/メーカー: 講談社
- メディア: コミック
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43巻一気読みは結構時間かかった。
OVER DRIVE 途中まで
先月読んだ「かもめチャンス」に引き続き、自転車ロードレース物が読みたいなと思い読み始めましたが、これはクソつまんなかったですね。
高校自転車部が舞台ですが、初心者で運動音痴の主人公が入部して、成長して、レースして・・・っていう、まあありがちなストーリーですが、なんかいきなりレースして高校生がプロに勝っちゃうとか、地方の高校生レースなのになんで観客こんな盛り上がってんの?正直読んでるこっちは全然盛り上がんないんだけど?とか他にもイミフな展開が多すぎて引きました。
あとライバルっぽいやつらに「帝王」とか「怪物」とか称号が付いてくるのも厨二っぽくて耐えられなかった。観客がそれ叫んでんのとか。「万年2位⇒エターナルセカンド」あたりでもう限界。
絵は上手だと思います。自転車も丁寧に描いてるし。スラムダンクの井上雄彦先生に憧れていたらしく、似た絵柄で描いてます。女子は基本的に2人しか出てこないんですが、圧倒的に可愛くないですね。まあスラダンとは比べるべくもないマンガです。
アニメ化もされて、弱虫ペダル以前は自転車マンガと言えばこれだったようですが、クソつまんなくて7巻か8巻あたりで限界を迎え、読むのやめちゃいました。お勧めしません。
以上です。