2016年に読んだマンガを振り返る
こんにちはMSX3です。マンガ読むのが好きです。2016年に読んだ漫画まとめです。
調べたらどうも40作品ほど読んでいるので、せっかくなので面白かった順にランキング形式にしました。選考対象はあくまでも「2016年に読んだマンガ」です。 完結しているのもしていないのも、新作も旧作も入り乱れています。
それでは早速40位からいってみましょう!
40位~31位
それほど面白くなかったものもあれば、時間つぶしにはなったものもあります。
40位 OVER DRIVE
高校ロードレースもの。
結構前の作品かと思いますが、正直言ってとてもつまらないマンガでした。物語もつまらないし、セリフも厨二だし、大人には読みにくい作品です。ただ唯一の存在意義として、これを読むと「弱虫ペダル」がいかに面白いマンガなのかわかることですね。まあでもおススメしません。
39位 神様の言うとおり
理不尽系残虐マンガ。一部の登場人物以外はばったばったと死んでいく。
僕サバイバルマンガが好きなんですが、「マンガ サバイバル」とかでググったら出てきたので読んでみたら、思ってたサバイバルとは違ってました。
内容は、あまりにもご都合主義でつまらなかった。そりゃ生かすも殺すも作者次第ですが、生き死にのノリが妙に軽いし、設定がよくわかんないし、僕には合わなかったですね。
38位 羊の木
元犯罪者を集団で田舎の町に住まわせる極秘プロジェクトの話。
某ブログで紹介されていて、設定が面白そうだったので読みましたが、思ったような展開ではなかったこと、あと絵柄が好みではなかったので面白くなかったです。何とか最後まで読みましたが、読後感も非常に悪く残念。
37位 GE~グッドエンディング~
ラブコメ。ややシリアスより。
「ドメスティックな彼女」の作者による正統派ラブコメです。ストーリーは無いに等しく、冴えない主人公が「あの子が好き、やっぱりこの子が好き、でも選べない」みたいな事を毎週繰り返す作品です。「お前他にやることねーんかい?」ってツッコミたくなります。主人公がクズなところは「君のいる町」に通ずるものがあります。
君のいる町も昨年読んだような気がしますが、すがすがしいまでの主人公とヒロインのクズっぷりでしたね。何だったのかこの漫画は。
36位 シンバシノミコ
妖怪を退治する巫女のお話。
名作「怪物王女」の作者による作品。テイストは怪物王女によく似ています。
怪物王女は面白かった。おススメです。
「シンバシノミコ」は基本的に一話完結で、怪物王女のような長いエピソードは(今のところ)ありません。シリアスあり笑いありでそれなりに楽しめる作品ですが、やや小粒感がありますね。女の子は可愛いです。あと全然新刊が出ませんね。
35位 サバイバル 少年Sの記録
リアルサバイバルもの。
さいとう・たかを先生の同名作品のリバイバルですが、現代的になっていて読みやすい。まだ2巻しか出てないっぽいけど、続きが気になる良作です。
34位 タフ
格闘技マンガ。いきなりヤクザの地下試合から始まるダーティな雰囲気が前作と違います。絵柄もちょっと変わってかなり書き込んで劇画チックになりました。が、やっていることは基本的に前作と同じでひたすらバーリトゥードの試合です。途中からオカルトっぽくなっていき、最後のほうはもはやわけわからない状況に。ていうか長すぎ。詰めれば15巻位で終わる。
33位 高校鉄拳伝タフ
こちらもかなり昔読んで、最後のほうは読んでなかったので読み返し。オトンとの試合とかまだこちらの方が面白かった。でもやっぱり最初のころのスケール小さい試合のほうが面白いですね。
32位 かもめチャンス
自転車ロードレースもの。
弱虫ペダルみたいないかにもフィクションな少年漫画とは違い、割とシリアスにロードレースを描いた作品です。面白いですが、ちょっと絵柄が好みではなかった。 乗鞍ヒルクライムみたいに、普通に社会人ロードレースの世界を描いてくれたらもっと面白かったのに、後半は変な方向にいっちゃって残念だった。
31位 逃げるは恥だが役に立つ
最近恋ダンスが話題になったドラマの原作。
タイトルから内容は全く予想できませんが、契約結婚といって専業主婦を雇ううちに、本当に好きになってなんちゃら・・・という内容。設定の勝利で最初こそ面白く読み進んでいきますが、主人公のセリフがいちいち説教臭くて段々むかついてきます。後半は普通の恋愛マンガっぽくなってきて面白さは半減します。
30位~21位
30位以下です。このへんから本番です。
30位 虹玉
エロ系ラブコメ。安定の北崎先生作品の面白さ。
クピドの悪戯シリーズ最初の作品ですが、かなり面白いです。北崎作品では「さくらんぼシンドローム」が一番面白いと思いますが、こちらもかなりエロくて面白い。出てくる女子がみんな可愛い。
29位 つぐもも
和風オカルト能力バトルマンガ。
最初はたいして期待しないで読み始めた記憶がありますが、途中から一級品のバトルマンガに成長しました。14巻位で終わるって言ってたのに、最終エピソードが膨らんでどんどん続いてます。バトルシーンは迫力満点で面白い。時折サービスシーンとか言ってエロが入ってきますが、あんまりエロくないし、正直いらないんじゃないかなあ。
28位 ビリーバット
巨匠浦沢直樹先生による漫画家が主人公のSF作品。相変わらずスケールが大きくて、過去から現在へ、日本からアメリカへ、歴史上の大事件を絡ませながらストーリーが展開します。浦沢作品の中では地味な方で、浦沢作品によくある「結局何だったのか?」という展開はお約束ですが、そこそこ面白かったと思います。
27位 新世紀エヴァンゲリオン
新世紀エヴァンゲリオン (14) (カドカワコミックス・エース)
- 作者: 貞本義行,カラー
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2014/11/26
- メディア: コミック
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マンガは14巻で完結します。アニメ版・映画版ともに難解で理解が追いつきませんでしたが、マンガ版はけっこうすっきりと楽しめるエンターテイメント作品になっております。 やっぱりあんまり時間かけすぎるとお互い年取っちゃってダメですね。
26位 取締役島耕作
島耕作シリーズはホント好き。僕もこんな男になりたい。
シリーズ全部過去に読んでいますが、なぜか取締役編を読み返していました。確か中国に行って初芝中国で活躍するような話だったと思います。相変わらず女にもてまくりですが、時折出てくる部下に諭すシーンなんかが参考になります。
現在会長まで上り詰めています。さすがにおじいさんになっちゃいましたが、相変わらず女にもててる。
会長編は少し読んだけど、飯食いながら時事ネタを話してる&海外のイベントを視察に行ってるだけ。これ作者が体験したことをそのまま絵にしているだけじゃん、みたいな感想をもちました。
また課長時代の、いきなりスワッピング旅行に行くとか、アメリカで子供作るとかエキサイティングなエピソードが読みたい。
25位 信長協奏曲
現代の高校生が戦国時代にタイムスリップして織田信長になる話。
ドラマや映画化もされた人気作品。信長のキャラクターが多くの人がイメージする強面ではないところが面白い。基本的に物語は史実に沿って進んでいきますが、マンガではまだ中盤までといったところ。そこそこ面白いですが、超スローな展開でいつ終わるのやらという感じ。結末をどうするのかが気になりますが、あと数年先になりそう。
余談ですが、映画は先日テレビでやってるの見ましたが、死ぬほどつまらなかった。
24位 氷菓
- 作者: タスクオーナ,米澤穂信,西屋太志(京都アニメーション)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: コミック
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5巻位まで読んで放置してあった氷菓を10巻まで読みました。
この登場人物たちの高校生離れした感じはちょっと好きになれませんDが、さわやか高校探偵小説って感じで金田一少年なんかとは違って読みやすいですね。
23位 エデンの檻
高校生×無人島サバイバル。
修学旅行で乗っていた飛行機が墜落して、突如絶滅した猛獣が住む無人島に放り出された高校生たちが生き残りをかけて戦ったりします。
週マガに連載されていた作品らしく、対象は中学生かな?って感じの幼稚な部分はたくさんありますが、物語のプロットは良く出来ていて、最後のストーリーの核心に迫る部分はとても面白く読めました。
サバイバルマンガとしてもとてもおススメです。
22位 はじめの一歩
言わずと知れた大作。もう116巻ですか。よく続いてるわ。
ちょっと前に最初の千堂戦読んだら、1巻で試合終了していてちょっと衝撃的でしたね。でもすごく内容が濃くて面白かった。比べると、今は脇役の試合でさえも数巻使ったりして、あまりにも長すぎですね。試合展開もピンチ⇒大逆転で基本的に一緒だし、今では絵柄もあまりにも昭和。でも116巻あたりから一歩のパンチドランカーのくだりは面白い。やっぱりストーリーを盛り上げるのがうまいですね。
21位 あひるの空
高校バスケマンガ。
バスケマンガはスラムダンクとリアルくらいしか読んでませんが、マガジンのこちらもかなりの良作です。
週刊マガジン連載の正統派バスケマンガです。超能力でセンターラインから3ポイントシュートが入るとかそういうのは無いです。ひたすら練習して強くなることを目指すスポ根マンガですね。 主人公が入学した学校のバスケ部はヤンキーが支配していて・・・っていうありがちなスタートで、地味に練習と練習試合を繰り返して物語は進んでいきます。 この作品を一言で表現するのは難しいのですが、あえて言えば「長い」ですかね。それとも「遅い」かな?それとも「弱い」・・・
最近読んだマンガ 2016年5月(あひるの空、このSを見よ 他) - MSX3メモ
展開が死ぬほど遅い以外は面白い作品です。最近久しぶりに連載しているとこ読んだら、絵がハンターハンターばりに手抜きでびっくりしましたが。とにかく展開遅すぎです。
20位~11位
いよいよ20位以下です。このへんからはどれもかなり面白かった作品です。
20位 ましろの音
三味線マンガ。
少女漫画の作者さんですが、内容はちはやふるにも通ずる熱い三味線バトルマンガです。音楽マンガは音を表現するのに作者の技量が要りますが、それぞれの登場人物の音がきちんと伝わってきます。 三味線というのも浮世離れした題材ですが、こういう世界もあるんだなーと単純に感心。日常⇒試合みたいな流れも良く練られていて面白いです。
19位 今際の国のアリス
デスゲーム系サバイバルもの。
サバイバルマンガを探していて発見。探していたのとは違うサバイバルマンガでしたが、面白かった。やや設定が凝りすぎな感もありますが、読みやすいジョジョみたいな感じ。死と隣り合わせの緊張感が伝わってきます。絵もうまい。気になって一気に読んでしまう作品です。
18位 オールラウンダー廻
修斗リアルバトルもの。
高校生の総合格闘技を通じた成長が描かれてます。格闘技マンガですが、絵柄はシンプルで、はじめの一歩のようなダイナミックな描写は無いのですが、それだけにリアルに感じてのめりこんで読んでしまいます。地味ですが良作。ラストも良かった。
17位 ドメスティックな彼女
このブログにもエロを求めて検索流入してくる人多数のマガジンのエロ漫画。
主人公の初めての相手が父親の再婚相手の娘で、かつ通っている高校の大好きな女教師はその姉だった!というミラクル設定です。
前作のように単純に好きだ嫌いだ付き合った別れただけではなく、色々な背景を持たせた展開で面白いです。エロを期待して読むと、実はさほどエロくないです。ただ絵はとても上手です。袋とじでSEXシーンを掲載しちゃうなど挑戦的な作者さん。残念ながら最近は小説家になりたい主人公と料理人になりたいヒロインの日常を描くマンガになってしまい、淡々と進んでいて面白くないです。やっぱラブコメは山とか谷が無いとつまらんですね。
16位 海皇紀
海洋冒険SFバトルマンガ。
帆船を使っての戦争を描いた珍しい作品です。作者は修羅の門で有名ですね。コマの中にほとんど登場人物の顔しか描かない手抜き作画、登場人物の態度が余裕、焦り、怒りのいずれかでキャラが全く立っていない、スーパーヒーローの主人公他数名に頼ったストーリー展開など、「ちょっとこれどうなのよ」と思う部分はありますが、良く練りこまれた設定と世界観、バトルの楽しさは一級品です。
15位 監獄学園
騎馬戦マンガ。絵はトップクラスにうまい。女子もすごくかわいい。
タイトルから刑務所ものと思って読み始めたが、内容は実にくだらないエロギャグマンガでした。でも超面白い。セリフもいちいち秀逸なんだよなあ。最近は展開遅すぎない?
14位 進撃の巨人
ストーリーが独創的で、作者の才能を感じずにはいられない。最新21巻では、巨人の謎の核心に迫るストーリーが展開されます。絵は雑ですが文句なしに面白い。完結してから一気に読みたいマンガです。
13位 弱虫ペダル
高校自転車ロードレースもの。
2回目のインターハイも佳境を迎えておりますが、やはり昨年にくらべて粒が小さいというか、熱さよりキモさが目立ちますね。最初のインターハイは神がかり的に面白かったですから、ハードドル高いですけど、最近はキャラを立てすぎなんじゃないですかね。レース展開も、ライバル登場⇒そいつの過去エピソード⇒そいつがちょっと遅れる⇒すごい勢いで追いついてゴール前で接戦 みたいな展開が定番化してて「またこれか」ってちょっと興ざめします。絵も明らかに手抜きですし、少し休んでも丁寧に作ってもらいたいと思いますね。いい作品ですから。
12位 このSを、見よ!
大好きな北崎作品の割と最近の作品。ほとんどエロ漫画です。
お尻のあざを見せると女性が性的興奮を抑えられなくなり、なんでもいう事を聞いちゃうというすごい設定。何だかんだその設定だけで15巻続いちゃうのがすごい。そのあざを、くれ!って感じ。面白いです。
11位 ちはやふる
競技かるたを題材にしたスポ根少女漫画。実写映画化もされました。
かるたの世界を丁寧に丁寧に描いています。試合も比較的短めで終わるので読みやすい。登場人物それぞれに作者の愛を感じる。ライバルがとても強いので、簡単には勝てないのもリアルです。まだまだ先は長そうですが、早く結末を読みたいマンガです。
10位 僕だけがいない街
僕だけがいない街(1)<僕だけがいない街> (角川コミックス・エース)
- 作者: 三部けい
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2013/05/18
- メディア: Kindle版
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タイムリープ+連続殺人ミステリ。
母親を殺されてタイムスリップした主人公が、殺人犯を追うというのがメインのストーリーですが、骨太な本格小説のような展開です。シリアスなストーリーですが、登場人物の心理描写などに独特の味わいがあって、心に響きます。謎が謎を呼び、一気に読み進めてしまう作品。名作です。8巻までで完結ですが、最近最新9巻が発売されました。
9位 アイアムアヒーロー
ゾンビもの。
最新23巻ではいよいよ意味不明な展開になり、よくわからなくなってきました。アナザーサイド編になって、物語の最初ゾンビが出てくるまでのドキドキ感とか、ショッピングセンターあたりのハラハラ感のようなわかりやすい面白さは無くなってしまいましたが、全体としてはよくできた名作です。最初この作者の作品読んだときは、ここまで売れる作家さんとは思いませんでしたが、出世しましたよね。
8位 ピアノの森
ピアノもの。名作が感動の完結。
読み始めたのは随分昔でしたが、最近やっと最終巻を読み終えました。ピアノものではのだめカンタービレが有名ですが、こちらも負けず劣らずの名作です。最終章のコンテストが非常に長かったけど、ライバルたちとの激闘は熱く、胸に響きました。後日談も読みたい。
8位 3月のライオン
将棋マンガですが、実は家族をテーマにしたマンガ。
将棋の対戦も面白いけど、登場人物が全員個性的で愛すべきキャラクター。女の子も反則級に可愛い。何気ない日常を描いているシーンが多いのでストーリー進行はゆっくりですが、内容は濃いので充実した読後感があります。食べ物が美味しそう。僕も感化されて一時将棋にはまりましたが、最近はやってないなあ。
7位 自殺島
無人島サバイバル+バトルロイヤルもの。
自殺志願者を無人島に閉じ込めるという実験の対象者たちが、協力したり殺し合いしたりするストーリーです。自殺島というタイトルが斬新ですが、自殺したいのは最初のうちだけで、しばらくすると様々な手段で生き残る方法を探すサバイバルマンガになります。前半、主人公が弓矢を使った狩りを覚えていくあたりが一番面白いです。後半は敵対するグループとのバトルが中心になり、結構悲しい展開もあります。
17巻で完結してしまいました。もう少し脱出まで苦労するエピソードが欲しかった気もしますが、文句なく面白いマンガでした。
6位 宇宙兄弟
宇宙兄弟も30巻まできましたね。ムッタの月ミッションも佳境を迎え、いよいよヒビトがロシアで宇宙飛行士を目指します。ちょいちょい感動するエピソードを挟み込んできて、泣けます。名作です。
5位 キングダム
言わずと知れた中国歴史大作。 相変わらず超面白い。
45巻まで来ましたが、まだ秦は他国をひとつも征服していません。作者は100巻までには完結するといっていますが、恐らく無理でしょう。戦闘は相変わらずの熱さですが、キャラの作画がちょっと変わってきたかな?みんなえらい丸顔になったような気が…。でも信の戦闘と秦王の策略、どちらも胸熱です。
3位 Rin
漫画家もの。大好きなハロルド作品でしたが、終わってしまいました。
最後の方は前世の記憶がはっきりしてきて、漫画家としても軌道に乗って・・・とんとん拍子で進んでいって、あっという間に終わってしまった。 ストーリーも謎めいていて面白かったし、絵も上手で女の子もかわいいです。「BECK」のような大作ではなくやや地味なマンガでしたが、独特のテンポと世界観があり面白かった。
2位 ヴィンランド・サガ
バイキングマンガ。
聲の形がなければぶっちぎりの一位作品。ものすごい熱量で描く壮大かつ緻密なストーリー。 復讐の鬼だった主人公も、成長して真人間になりました。憧れの地ヴィンランドを目指して旅をはじめ、新しい仲間も加わり・・・これほどストーリー進行が遅いのが残念なマンガも無いです。大河ドラマみたいな作品。作画も丁寧で、時々ギャグもあります。上のキングダムとともに、現在の歴史漫画の二大作品と呼べると思います。超おすすめです。
1位 聲の形
2016年に読んだ漫画で一番面白かったのは、聲の形でした。このマンガに出会えたことに感謝します。
全7巻とコンパクトにまとめていますが、1巻1巻にテーマがあり、それぞれとても濃密な内容。無駄なエピソードは一切無く、緻密な構成のもとに進行していきます。ストーリーは割と狭い世界の交友関係の中の話なんだけど、ここまで胸に刺さるか、ってくらい響きます。 正直、「なんでそうなるの?」っていう展開もたくさんあるけど、よくあるマンガの王道展開みたいなものではなくて、よりリアルに人間を描いているんだと思います。 きっと、誰でもいつでも正しい選択なんてできないし、色々考えて行動した結果うまくいかない事だってたくさんあるけど、物語だとけっこうそういう部分を無視してしまうというか。ちょっとうまく言えないけど、人の不確実さというか不安定さみたいなものが本当にリアルなんだと思う。 色々考えて、悩んで、失敗して成長していく主人公たちの生きざまに、感動させられるんだと思う。
マンガ「聲の形」が最高すぎて、感動した話 - MSX3メモ
本当に感動しました。
ストーリーも、絵もすごく丁寧で、作品に対する作者の強い愛を感じます。いい仕事見せてもらいました。
現在新作が連載中ですが、こちらも期待しています。
まとめ
いやー、40作品レビューはしんどかった。軽い気持ちで書き始めたのが今年1月の頭だったんだけど、なかなか完成しなくて公開が2月12日になりましたからね。もう昔読んだ漫画なんか感想忘れてるし。
読んだ漫画が全ておすすめではないですが、それなりに面白い作品も多いので、ご参考になれば。