アルティメイトディレクションのランニング用ウエストポーチ「アクセス350」を購入しました。ボトル付きのモデルで、Amazonで2900円くらいと安くなっていたので。
ウオッチリストに入れて見ていると、連日の値下がりで、3000円を切りました。ちょうどタイムセール祭りがあったので、購入しました。
ウエストポーチは、ランニング初めてすぐにミズノのやつを買って愛用してました。
毎日のランニングはもちろん、出場したレースほとんど全てで使いました。かれこれ3年毎日のように使いましたが、見た目はそれほど古さを感じません。とても丈夫です。しかし、本体とウエストベルトを接続する衝撃吸収用のゴムベルトが切れそうになっていました。そろそろ交換時期です。
とてもいい製品でしたが、強いて難点をあげるとすると、造りがしっかりしている分やや重い。次買うものはもう少し軽いものを選ぼうと思っていました。
Amazonでいいものが無いか物色
という訳で、Amazonで探します。
最初、これが1,600円さらに10%OFFで売っていたのでいいと思いましたが、「ボトル入れが使わないとき無駄になるかも」と思い、購入を思いとどまり。
やっぱり軽いものがいいなあ、とこの辺もチェックしてみたり。
パーゴワークスのこれは軽くて使いやすそうだけど、ボトルが付かないんですね。Amazonのメイン写真はボトル付きなのに。ボトル付きなら買ってた。
そのうち、これから夏場に向けてボトル付きがいいかも、と思い始めて、この辺をチェック。入れるものはスマホくらいなのであまり大きなのはちょっとなあ。あとUDはちょっと高いですね。
結局、ボトル付き、軽量コンパクト、価格が安いの三拍子揃ったこちらを選びました。買ったときの価格は2,981円でした。
僕が買った直後に4500円以上に値上がりしました。底値で買えた。
外観
届いた実物を見てみると、思っていたより大き目でした。表面はストレッチメッシュで、ジッパーポケットとマジックテープポケットの2層ポケット+ボトル部という造りです。全体的に薄手なのでとても軽量です。
背面はメッシュで、ハニカム模様の部分がシリコン製で滑り止めのようになっています。ウエストベルト部分は伸縮性無しの普通のナイロンベルトで、ワンタッチバックルで留めるタイプです。
2層になっているポケットはいずれもマチがありませんが、ストレッチする素材なのでそこそこの厚みのあるものでも入ります。スマホはiPhone8サイズなら両方問題なく入ります。ただし体とは布一枚隔てるだけで密着するので、汗をかくと濡れます。防水でないものは注意が必要です。
特に外側のポケットはかなりストレッチします。厚みのあるジェルなんかでもしっかり入れることができそうです。
ジッパーポケットの中にはキーリングもありますので、鍵などの紛失防止に使えそう。ただしここは汗で濡れるので注意が必要です。
ベルト自体はシンプルな機構ですが、末端にゴムベルトがセットしてあり、余ったベルトをまとめることができます。ブラブラしないのは快適。ウエストベルトはかなり長さがあり、ウエスト82cmくらいの僕で結構余るので、太った人でも使えます。
こちらが付属のフレックスフォームボトル350ml。ボトルスキーである僕はこれが欲しくてアクセス350を買ったといっても過言ではありません。
350mlという容量ですが、手に持つと意外に大きく感じます。エルゴノミックスデザインで手になじむ形。表面は湾曲していますが、背面はフラットです。素材感は柔らかいプラスチックという感じで、検尿容器を連想します。ストローなどは無いので吸うというより握って飲料を押し出すボトルです。
他のボトルと比べてみました。左から150ml、250ml、350ml、500mlです。やはり500mlのフラスクよりコンパクトですね。そしてキャップが大きくて開け閉めが非常に楽です。開口部が大きいのでドリンクを入れるのも楽ですね。フラスクと違って途中まで飲んでも中折れしないのも扱いやすい。
ボトルを入れるポケット部はしっかりとした素材のガイドと反射材のベルトで構成されています。斜めにセットされていて走りながらボトルを取り出しやすくなっています。ボトル落下防止のゴムもついていますが、隙間なくボトルが収まるのでジョギング程度ではゴムを使わなくてもボトルは落ちません。
タグです。
使用感など
装着して、実際に朝ランで使ってみました。10キロほどのランでの使用感です。
装着すると、腰骨よりやや上の位置にベルトが来ます。ボトルにドリンクを入れた状態だとそれなりに重いので、揺れないようにしっかり固定しようとベルトをきつめに調整すると、僕のような腹回りに贅肉が乗ってる人はベルトが肉に食い込みます(汗)。
スマホ程度ではそこまできつくしなくても揺れないですが、ボトルを装着して揺れないようにするにはかなりベルトを絞ってきつく調整することになるので、この状態で長く走るともしかしたら皮膚にダメージが来るかもしれません。10キロ程度では問題ありませんでしたが。
350mlの容量というのは、腰につけて走るにはぎりぎりのサイズだと思います。500mlペットボトルをセットできるポーチも持っていますが、結構重さが気になるんですよね。350mlだとそこまで気にならないです。あとボトルの水が減ってくると、ペットボトルはバチャバチャ音が耳障りなんですが、このフレックスフォームボトルはあまり音がしません。まだ不慣れですが、走りながらの取り出し⇒戻しもスムーズです。落下防止ゴムまで付けようとするとかなり慣れが必要そうですが、つけなくても落ちませんでした。
気になった点として、ボトルを手で握りつつバイトバルブを噛んで飲むのですが、飲み終わるとご覧のようにボトルが潰れた状態になります。このままではポーチにセットできないので、元の形に戻す必要があります。戻すには一旦バイトバルブを噛んで空気を入れてあげないといけないのですが、この動作が非常に面倒です。「飲む⇒飲まずに噛んで空気入れる」という2ステップが必要です。フラスクでは不要だった空気入れの手順が面倒でちょっと気になりました。
気になったのはそのくらいで、揺れないし、これから夏場に向けてボトルとスマホを同時に持っていけるのは便利だし、何よりデザインが超かっこいいです。アシックスやミズノとは一線を画すデザイン力の高さはさすがアルティメイトディレクション。そしてボトル収納部がミニマムなので、ボトルを持たずにレースで使ってもいけると思います。
これより上のサイズになると付属のボトルが500ml以上になり、さすがに重さが気になると思うので、日常使いのウエストポーチとしてはアクセス350は非常におすすめです。地味なモデルですが、大事に使っていきたいです。