MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

初のトレイルランニングレース「第7回美ヶ原トレイルラン」14キロの部に出場した

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2017年7月1日(土)、美ヶ原トレイルラン 14キロの部に出場しました。僕にとって初めてのトレランレース参加です。

inov-8 CUP 第7回美ヶ原トレイルラン | inov-8 CUP Utsukushigahara Trali Run

初のトレランレースで楽しみにしていたのですが、当日は生憎の雨。ていうか豪雨で大変でしたが、何とか走り切ってきましたので、簡単にレポートします。

14キロの部は9時スタートなので、7時頃には着くように出発。高速を降りてから少し峠道を走って会場のブランシェたかやまスキー場に到着。

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駐車場が一杯で、けっこう下の方に停めさせられる。会場までは徒歩で向かいますが、受付の場所がわかりません。何人かに聞いて、やっと体育館だと教えてもらいました。

受付の体育館までがスタート会場からさらに奥で、ここで結構濡れました。受付ではゼッケン等もらって、更衣室で着替えようと思ったのですが・・・。

とにかく雨なので外にはいられないし、受付会場にはシート広げて準備したりするスペースが無いっぽい。マラソン大会ではよく体育館の中がフリースペースとして提供されていますが、この大会はそうでは無いようです。来た人たちはみんな、受付終わったら早々に戻っていくし、荷物も持っていないのでどうやら車に戻っているっぽい。初トレランで勝手がわからず、焦ります。このままスタートまでここにいる雰囲気ではないので、僕もいったん車に戻ることにしました。

車に戻って、やっと落ち着きを取り戻しました。後部座席で着替えとゼッケン付け、持っていく物の準備などをします。雨なのでカッパを着なければいけません。ゼッケンはパンツに付けました。CW-Xは悩んだけど、履きませんでした。プラティパスに水1リットルと、フラスクにスポドリとジェル。念のためスポーツ羊羹も持ちました。

スタート会場へ向かう

スタート会場には、8時20分位に向かいました。その時の写真がこれ。

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雨。めっちゃ雨。豪雨です。会場のMCによると、4時の80キロ、8時の45キロ、そして今回の14キロとどんどん雨が強くなっているらしい。

そしてここで、荒天のためコース変更のお知らせ。当初ゲレンデを登って、トレイルをぐるっと回って、またゲレンデを下るという14キロコースだったのが、ゲレンデを登って、そのまま降りてくる7キロほどに変更との事!!

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まあ結構雨脚が強かったし、参加者には小学生もいたので運営上やむを得ない判断だったのでしょう…。しかしゲレンデの上り下りか。トレランと言えるのか?

結構意気消沈しましたが、ここまで来たし走るしかありません。テントの下で30分ほどスタートの9時まで待ちます。

ウエアなど

ちなみに、格好はこんな感じでした。

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久し振りにパタゴニアのライトニングジャケットを着ましたが、撥水性能が消失していて雨を全くはじきませんでした。カッパズボンは履かず。レインウエア自体着ていない参加者の方が多かったです。

フリューイッドレースベストも実践初投入です。

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フラスクにはアミノバリューと自作ジェルをセット。

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シューズはイノヴェイト。

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他の参加者を見ると、けっこう適当な格好です。普通にそこらへんジョギングするような恰好で、シューズもランシューの人の方が多いくらいじゃなかったかな。僕はかなりガチな格好でした。

レースの状況

さて、そんなこんなで豪雨の中定刻通り9時にレーススタートしました。記念すべき初トレランレースに出発です。

まずは普通にゲレンデを登って行く訳ですが、雨で足元がかなり悪いです。草付きの斜面が続きますが、開始数分で既にシューズはびしょ濡れになりました。最初のうちはスキーの初心者ゲレンデなので斜度も緩いので、走って登れましたが、しばらくすると斜度がきつくなってきて、走って登るにはややきつい。僕は心拍数が限界になるころを見計らって歩きました。周りも同じような感じでした。

ゲレンデは距離約3.5キロ、高低差で400mを一気に登りますので、それなりにきつい上り坂です。特に後半が急坂です。僕は歩きの時もなるべく心拍数を落とさないように早足で歩きました。その後、ゲレンデトップからやや下あたりで、折り返しのトップランナーとすれ違いました。

スタートから35分ほどで、ゲレンデトップに到着。本来であればここから登山道に入り、トレイルを走るはずでしたが、今日はすぐさま折り返します。ちなみにゲレンデトップでも展望はゼロでした。

いよいよここからは楽しい下り坂です。登りの心配のキツさが嘘のようにスピードに乗って駆け下りていきます。しかし、足元が草付きの急斜面で、かつ雨で濡れているのと一部水たまり状態で、非常に滑りやすい。大勢のランナーが滑って転んでいました。

僕はというと、トレランシューズであるinov-8が非常にいいグリップで、ほとんど足元の滑りを気にすることなくハイスピードで駆け下ることができました。やはりトレランシューズは偉大ですね。多くのロード用シューズのランナーが足元を気にしてスピードを上げられないまたは滑って転倒していましたが、僕は一度も滑りませんでした。急斜面でもグリップが良かったのでスピードを上げることができて、大勢のランナーを抜かすことができました。

3.5キロの下りはそれなりに長いので途中ちょっと疲労感を感じましたが、下りは一度も抜かれることなくゴール。

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ゴールしてすぐに完走証を印刷してくれました。

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約300名走って、全体の39位という結果でした。10%以内には入れなかった。

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ランタスティックより。本当にゲレンデ往復です。

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ゴール後、足に着いた泥を洗い流したり、ふるまいの肉うどんを食べたりして1時間ほどダラダラと過ごしましたが、特にしゃべる人がいる訳ではないので、今回も寂しく会場を後にしました。うどんおいしかった。

まとめ

うーん、トレランという感じは正直しませんでしたね。まあ悪天候だったので仕方ないですが、エントリー代4000円払ってゲレンデ往復は切なかったです。今回初めてのトレイルランニングのレースを経験できると思って楽しみにしていましたが、入口に立っただけでしたね。

まあ終わってみれば、14キロの部の参加者は子供も多かったし、僕が「かなり下ったなー」と思った辺りにもゆっくり登っているような人もたくさんいたし、装備も適当だったし、本当に初心者向きという趣でした。このレースの本番は45キロ以上で、14キロはおまけみたいなものだったようです。

今回本格的なトレイルに踏み込めなかったのは残念ですが、楽しみは次回に取っておこうと思います。