MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

Patagonia R2ジャケット(2018モデル)を購入したので2005年モデルと比べてみた

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メンズ・R2ジャケット | パタゴニア | 公式オンラインショップ | M's R2 Jkt

パタゴニアの定番フリースジャケット「R2ジャケット」を買いました。アウトドア用のインサレーションジャケットとしては定番中の定番ですね。

特長
  • 通気性、吸湿発散性、速乾性と格別な保温性を提供しコンパクトに収納できるニット構造のポーラテック・サーマル・プロ素材
  • 両脇に使用したポーラテック・パワー・グリッド素材のパネルはフィット感と通気性、耐摩耗性を向上
  • テクニカルなカット。脇の下のパネルとラグランスリーブにより動きやすく、アウターやパックの下でも快適
  • ジッパーは超音波とステッチによる縫い目を採用しかさばりを抑え柔軟性を向上。あごへのあたりがソフトなジッパーガレージ付き
  • 2つのハンドウォーマーポケットと左のチェストポケットはスリム・ジップを使用。内側に2つのメッシュポケット付き
  • 伸縮性を備えた袖口は温かさを閉じ込め、前腕をしめつけることなく袖をまくり上げやすい
  • 380 g (13.4 oz)

最近はダウンをはじめとした軽量中綿ジャケットに中間着の主役の座を奪われている感がありますが、濡れに強いことや汗抜けの良さ、何よりその着心地の良さはまだまだ一線級です。あとやっぱり抜群にカッコいいわ。

買う前に悩んだこと

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5月末に購入しましたが、公式オンラインショップで50%OFFでした。定価23,760円が11,880円と破格の安さ。Patagonia製品は楽天とかでも30%OFFくらいまではたまにあるんですが、半額は珍しいですね。あってもXS、XLのみとかだし。少し悩みましたが、色もヘンなのじゃなく普段着で着られそうな茶色だったし、サイズ選べたので買うことにしました。 

悩んだ理由は2点あって、まず、僕すでにR2を持っているんですよね。安いとはいえ同じ機能のウエアを2点持つ必要があるのかどうか。普通に考えるといらないんですが、僕の持っているR2は2005年モデルなので何ともう15年も前のものなんですよね。大事に着てきましたがさすがに痛みも出てきたし、最新モデルを試してみてもいいと思いました。

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それとこれが一番悩んだんですが、サイズをどうするか。

パタゴニアのサイズ選びは結構難しくて、身長185cm、体重77キロの僕の体型では、ゆったり着るにはLなんだけど、間に空気を入れたくないようなピッタリめの着方をするにはMなんですよね。ただこれも製品によって着心地が微妙に違うので、本当は試着するべきなんですがなかなか難しいですよね。

僕が元々持っているR2ジャケットはLサイズなんですが、ランニングで痩せたせいか正直微妙に大きくて、ちょっと体が中で泳ぐ感じが気に食わなかったので、もう少しタイトめに着たいとは思っていました。なので買うならMかなと思いましたが、レビュー見てみると同じような体系の人が「Lサイズで良かった」なんて書いてあるし、悩みに悩んでいました。以前バーゲンで衝動買いしたナノエアフーディもLサイズだとちょっと大きくて、インサレーションというよりアウターとして街でしか着てないし。

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で、結局悩んでいるうちにオンラインストアからLサイズが無くなりまして、Mも無くなったらまずい!と慌ててMサイズを注文してしまいました。

ディティールなどを昔のモデルと比べてみた

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という訳で届いたので早速試着してみました。

ご覧のように、Mサイズでもちゃんと着られました。予想通り結構タイトな着心地なので、インナーが厚めのものだと厳しいかもしれません。全体的にかなりストレッチはするので苦しいことはありません。

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身頃のもたつきが無く、体のラインに沿ってフィットする着心地です。この位フィットしていた方が熱を逃がさないし、動きやすいです。腕の長さはジャストサイズで、ややゆとりがあります。僕はかなり腕が長い方ですが、パタゴニアは元々袖丈が長めの造りなので、袖が短くて困ったことはありません。

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両脇と腕の内側にグリッド構造のR1素材が配置してあり、動きやすさと通気性を高める構造です。気持ち丈が短いかな?とは思いましたが、総合的にかなり理想的なフィット感でした。中間着としては申し分のないフィット感です。やっぱり僕の体型ではパタゴニアのトップスはMがジャストサイズのようです。

日本メーカーのサイズだと腕に合わせると体がブカブカだったり、XLにしても袖丈が短かったりとうまくいかないことが多いですが、パタゴニアは体に合うんですよね。そこが高くても買ってしまう理由です(バーゲンばっかりだけど)。

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ちなみにこちらが15年前に買った2005年モデルLサイズ。大事に来ていたので15年前の服とは思えない綺麗さを保っております。

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Lサイズのフィットはこんな感じ。ややゆったりでリラックスして着るときやインナーに厚手のものを着るときはいい具合です。が、昔は気にならなかったのですが、最近マラソンによって痩せたせいか体とウエアの間に空間があることがすごく気になるようになりました。寒いときに下から冷気がスースー入ってくるんですよね。

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ラグランスリーブ、R2素材とR1素材の組み合わせ、3ポケットなどの基本仕様は昔から変わっていません。スリムフィットでややタイトな着心地。

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2005年モデルLサイズ。R1素材の大きさや位置などが違います。

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R2素材は、両者で風合いがかなり異なります。ポーラテックサーマルプロですが、2018モデルはいわゆる普通のフリース素材です。毛足が凄く長いということも無く本当に普通。肌触りは超柔らかくて気持ちいい。着ると一瞬で暖かくなる保温性能の高さは相変わらずです。

そして2018年モデルは目立つパタゴニアワッペンが採用されています。最近のパタゴニアはシェルでもワッペンを採用する事が多いように思います。

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2005年モデルはちょっと変わった素材感でして、フリースの毛足が少しずつまとまっているような素材です。そして触るとちょっとヌメっとしている錯覚があります。2005モデルの素材は、通気性が良い代わりに保温力が低い気がします。経年で繊維が抜けているせいかもしれないけど。実はこの2005モデルを買う前に2003モデルも持っていたんですが、そちらは2018と同じような普通のフリースでした。山スキーで失くしてしまい惜しい事をしました。

2005年のパタゴニアロゴはすごく目立たない刺しゅうです。

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首周りを比較。パタゴニアのお約束としてあごに直接ジッパーが当たらない仕様になっていますが、仕上げが若干異なります。2005モデルはチンフラップでガードしているのの対し、2018モデルはジッパーエンドを収納する布製のパーツを縫い込んであります。フラップが無い分首周りがすっきりするし、ジッパーを開けた時の襟の崩れもありません。そして襟の内側も2005モデルはR1素材ですが、2018モデルはR2素材です。暖かさ優先という考え方なんでしょうか。

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ハンドポケットは、超音波とマイクロステッチで嵩張りを抑えた仕上がりとのこと。確かに嵩張らないですね。

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2005モデルは経年劣化でポケットのジッパー部を接着している部分が剥がれてきてしまいました。軽量化のために縫い付けしてないようです。修理しなければ。

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タグです。R2はコロンビア製なんですね。

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2005モデルもコロンビア製でした。

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プライスタグ他

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という訳で、比べてみました。

素材感が大きく違うことと、ジッパー周りが進化していましたね。新しいR2も15年着られるよう大事に使いたいです。

パタゴニア公式サイト メンズ・R2ジャケット クライミング Industrial Green

 

www.patagonia.jp

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