MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

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対流型石油ストーブ「コロナ SL-6620」を購入。使って分かったメリットとデメリット

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長いこと我が家のメイン暖房として使っていた石油ファンヒーターが故障したため、新しいストーブを購入しました。コロナの対流型石油ストーブ「SL-6620W」というモデルです。

今までと同じファンヒーターにするか、対流型ストーブにするかは悩みましたが、新しい体験に期待して石油ストーブの購入に踏み切りました。

1ヶ月ほど使ってみた感想を書いてみたいと思います。

どんなストーブ?

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SLシリーズ|ポータブル石油ストーブ|株式会社コロナ

学校とか公民館でよく使われているタイプの、いわゆる昔ながらの石油ストーブです。コロナのSLシリーズはレトロな外観とホワイトカラーで非常にオシャレなデザインで、僕もこの見た目に惹かれて購入を決めました。

このストーブ、コロナの家庭用ラインナップの中ではかなり高い暖房能力があるモデルで、戸建てなど木造建築で17畳、マンションなどのコンクリート構造なら23畳までのスペースを暖房する能力があります。「6620」という型番は、暖房出力6.6kWの2020年モデルという意味です。(この下に5.1kWのモデルもあります)

毎年その年版の新製品が発売されるロングセラー商品で、昨年モデルが若干安く売っていたりしますが、基本的な機能は全く変わりません。シンプルな石油ストーブです。

※右は5220です。

機構がシンプルなため価格は非常に安く、ネットでは17000円前後で購入できます。家電量販店だと26800円とかで売っていて高いので、ネットで買いましょう。1月から一気に値上がりして2万円超えてきてます。最安でも22000円くらい。

「対流型ストーブ」の特徴

暖めた空気を循環させる

対流式

対流型ストーブとは、燃焼で暖めた空気を循環させることによって部屋全体を暖めるタイプのストーブです。ストーブで暖められた空気が上昇し、天井に突き当たって横に広がり、冷えた空気は下に降りてきます。この空気の流れが対流です。対流型ストーブは部屋の中心に置くことで効率よく対流を起こし、部屋全体を暖めることができます。広いスペースを暖房するのに適しています。

シンプル構造で長く使える

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機構的には非常にシンプルで、筒の中で炎が燃えるだけの仕組みです。灯油が沁み込んだ芯に火をつけて燃やすだけ。電源不要で使えるので停電時でも使えます。着火させるための電池式着火装置はありますが、電池が切れてもチャッカマンで簡単に火が付きます。そのシンプルな構造から故障リスクは非常に低く(そもそも機械ではないので故障する部分がほとんどない)、何年かに一度芯のメンテナンスをしてあげれば、長く使うことができるようです。

身体をしんから温める

遠赤外線による輻射熱により、体をしんから温めます。対流型ストーブの熱はファンヒーターやエアコンの熱より暖かいです。 

メリットとデメリット

1ヶ月ほど使用したので使って分かった対流型ストーブのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

とにかく暖かい

パワフルで暖かいです。体の芯からポカポカ暖かくなります。焚火にあたっているような暖かさと、ほっとする感覚があります。温まるスピードも速く、我が家のリビングは20畳以上ありますが、30分も付けていれば部屋全体が暖かくなります。

風が出ない

ファンヒーターと違い風が出ないので、とても静かです。これを使ってからファンヒーターの音がかなりうるさかったことに気付きました。部屋のホコリも舞わないので気分的に楽です。またファンヒーターと違い乾燥が気になりません。風が出ないことのメリットはかなり大きいと感じます。電気料金も相当節約になっていると思います。

安い

構造が違うので単純比較できませんが、同じ能力のファンヒーターより5000円くらいは安いです。15畳以上対応のファンヒーターは23000円位します。

電源不要

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電源が不要なのでどこでも好きなところに設置できるし、なんなら外でも使えます。我が家も庭でバーベキューやった時に外で使いました。キャンプで使う人多いみたいです。

見た目がカワイイ

クラシックなフォルムがとてもカワイイ。鮮やかなカラーのホーローケトルをどうしても乗せたくなります。

天板でお湯が沸かせる

天板はめっちゃ熱くなるので、餅や食パンなんかも焼けるし、焼き芋もできます。五徳と網を用意しましょう。

デメリット

足元が寒い

部屋が完全に暖まるまでは、どうしても部屋の上部が暖かく、下部は寒いという環境になります。ファンヒーターは吹き出し口が地面近くになるのですぐに足元を暖めることができましたが、対流式ストーブはどうしても上部から暖めていくので、足元が寒いというのはあります。特に冷え性の人や女性は気になるようです。

我が家はサーキュレーターで上部の空気を強制循環させるとともに、小さめのファンヒーターも併用して嫁さんの足元を暖めています。

燃費が悪い

パワフルな暖かさの代償として、燃費はあまりよくありません。朝3時間、夜4時間くらい使いますが、灯油は3日もちません。すぐに燃料が無くなります。11月下旬でこれですから、気温の下がる真冬はもっと燃費が悪くなると思われます。多分真冬は2日に1回給油とかになると思います。厳冬期の長野は寒いんだこれが。

灯油タンクが小さく、取り外しもできない

燃料タンク容量は7リットルで、公式の連続運転時間は11時間です。火力調節すれば15時間くらいは使えると思いますが、いずれにしてももう少し燃料タンクを大きくして欲しかった。

そして燃料タンクは本体一体型なので、必然的に灯油のタンクを部屋の中に持ってきて給油することになります。これは人によってはかなり煩わしいと思います。後述の便利グッズを利用することでかなり快適になりますが。

火力調節が面倒

着火して10分くらいしないと炎が安定しないので、火力調節はできません。ストーブが暖まって炎が安定した後は、ダイヤルで芯の高さを上げ下げすることにより火力調節が可能です。が、調整幅はあまり大きくなく、燃費を気にして極端に芯を下げ過ぎてしまうと、不完全燃焼してすごくクサくなるので注意。

基本的に火力調節が苦手な子なので、「暖かくなり過ぎたら火を消す」という運用になります。

不完全燃焼のリスクがある

燃料残を気にして火力を弱くしたい気持ちが強くなりすぎて、炎を弱くし過ぎると不完全燃焼します。すっげークサくなって不快だし、一酸化炭素中毒のリスクもあるので注意が必要です。火を小さくし過ぎてはいけません(この辺は体感ですぐわかります。)

デカいからオフシーズンの保管が大変

思ったよりコンパクトですが、これ以上どうしたって小さくならないので、オフシーズンの保管はそれなりに場所を取ります。うちは入ってきた段ボールに入れて階段下の物置に保管予定。ちなみに今その段ボールには扇風機いれてあります。

別に用意したほうがいいもの

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対流型ストーブを使う上で、用意したほうが捗るものがあります。

加圧式灯油ポンプとキャスター付きトレー

前述しましたが、この手の対流型ストーブはコロナに限らず燃料タンクが取り外せないので、灯油タンクを本体近くまで持ってきて給油しなければなりません。重いタンクを運ぶのは大変なので、キャスター付きトレーがあると楽ちんです。

そしてこの加圧式ポンプ、めちゃめちゃ便利です。ボタンをプッシュしてタンクに圧をかけて灯油を出す仕組みですが、力もいらないしピタッと止まるし便利すぎ。電動タイプの方が楽なのは間違いありませんが、電池交換を気にするストレス考えたら手動ポンプの方が間違い無く楽です。

このトレーとポンプはすべての灯油ストーブユーザーの必須アイテムです。トレーはカインズホームとかで650円くらいで売ってます。

灯油は玄関ホールで保管しています。今まで屋内に灯油置いたことなかったんで、匂いが気になったらヤダなと思ってこういうフルケース買おうかとも思いましたが、意外に匂わないんで上のトレーで十分でした。

五徳

五徳は必須ではありませんが、天板に直にヤカンとか乗っけると傷や汚れが付きやすいのと、フル加熱すると蒸発も早いんで五徳があると何かとスマートです。

「キャプテンスタッグの七輪用五徳がコロナSLにシンデレラフィット」ということだったので買おうと思ったのですが、Amazonではずっと品切れ。仕方ないので同じくキャプテンスタッグのダッチオーブンスタンド買いました。固定はされませんが、見た目シンプルで大変オシャレです。この上にダイソーの焼き網乗っけて餅も焼けます。

まとめ

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手軽さや燃費でデメリットと感じることもありますが、体のしんからポカポカと暖かくなる感覚は何ものにも代えがたい幸福です。きちんとメンテして長く使いたいと思わせるストーブです。

値段もそこまで高くないので、キャンプや防災用途として備えておくのもアリかなと思います。

コロナSL対流型ストーブ、おすすめですよ。