MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

登山用一眼レフカメラバッグとして 「バンガード スリングバッグ OSLO37」を買った!

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皆さんこんにちは。msx3です。

最近、カメラバッグの沼から抜け出せないでいます。カメラバッグの沼は(僕はまだまだ入口付近だと思いますが)想像以上に深くて、レンズ沼に比べて入りやすい(=価格が安い)せいか、なかなか抜け出せないところです。

 前回記事で「スリングバッグを買う!」と宣言してあれこれ悩んでいた訳ですが、最終的に購入したのはタイトルにある通り「バンガード OSLO37」でした。

購入にいたる経緯

過去に登山に一眼レフカメラを持っていくためのカメラバッグについて、以下の記事を書きました。 

 

 

 

 

 この第2弾の中で、「スリングバッグ」というタイプのカメラバッグに絞って検討した結果、今回OSLO37を購入しました。

 


 

楽天最安値のソフマップで4,320円で購入しました。カラーは上の写真と同じ「バーガンディ」というワインレッドです。

バンガード OSLO37スリングバッグについて

今回のカメラバッグ選びの条件

さてそもそも今回登山用カメラバッグを選ぶにあたり、条件としては以下のようなものでした。

(1)すぐにカメラを取り出せること

(2)標準ズームレンズを取り付けた一眼レフ本体と、広角レンズ1本が入ること

(3)あまり大きすぎず、なるべく軽い物

登山で一眼レフカメラを入れるカメラバッグを探す。(登山 一眼レフカメラ 携行 バッグ) - MSX3メモ

その条件を満たすもので、何となく「ショルダーバッグよりもスリングバッグタイプの方が安定感高そう」と漠然と決めて、結果バンガードのOSLO37を買ったのですが…。

 

梱包を開けてまず第一印象が「思ったよりでかい」でした。

「むむむ、これはもしかして失敗したかも?」と最初に思いました…。

 

バッグの容量について

CANON EOS-50Dを入れてみました。

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このバッグは、ざっくり上下2気室にわかれていて、一眼レフは下の部屋に入れるようになっています。本体の側面部分に上の写真のようなフラップが付いていて、ここからカメラを出し入れします・・・が、50Dを入れると、少々キツいです。

kissとかD5500などのコンパクトデジイチならちょうどいいかもしれません。が、50D(後継の70Dとほぼ同サイズ)クラスの中級機は、ボディの大きさとほぼ同じ開口面積なので、出し入れがしにくいです。上の写真の状態からは、バッグの中に指が入らないので、ストラップを引っ張って取り出すことになります。中型機の50Dでこの状態ですから、これよりサイズが大きい7Dとかフルサイズは、多分入らないと思います。

ちなみに奥行は結構あって、EF-S18-135mmをフード付きで入れて上の写真の状態です。ストラップも、折りたためば収納できます。

ただ、やはりクイックアクセスがこのバッグの機能としてはいちばん重要な部分ですので、もう一回りポケットの開口面積が大きければ良かったです。

中仕切り

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バッグ下部に仕切りを作って、レンズを入れることができます。しかしこの仕切り板がなんだか大きくて、うまく仕切り部屋を作れなかったので、

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ランプラーのカメラバッグについてきた余った仕切りを流用してみました。この方がコンパクトに部屋を作れますね。 

 上部の部屋は上の写真の左側三角屋根の部分ですが、ここも結構容量があります。写真の開口部左側の壁が上部との仕切りになりますが、この仕切りも片側だけですが面ファスナーで可動しますので、ある程度容量も変えることができます。カメラレンズであれば、標準レンズサイズならば2本くらいは余裕で入ります。小さめの一眼レフもレンズ付きで入っちゃいますね。

 

中にカメラを入れて実際に背負ってみました。

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身長185cmの男です。僕は結構大柄なのでこのサイズ感ですが、中背の人や女性だともっとバッグが大きく感じると思います。ショルダーベルト1本だと、結構ブラブラします。サブベルトも付けると、かなりしっかりと体に固定できます。

ザックを背負って、体の前に装着してみます。

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想定していた登山での装着方法ですが・・・うーん、やっぱりちょっと大きいですね。縦横方向はまあいいとして、やっぱり厚みが気になります。

ショルダーベルトは厚いところが背中から脇の下辺りにいます。バッグの荷重はショルダーベルトの細いところで肩にかかっていて、結構重さを感じますね。

装着して下を見たイメージ

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わかりにくいですが、自分の目線で下を向いた状態です。厚みがありますので、下方向の視界をかなり遮ります。かなり大きさも感じて圧迫感があります。

この状態で登山・・・ザックに入りきらない荷物を入れる場所が体の前にある、という点では悪くないですが、見た目と視界が良くない気がします。

ショルダーベルトについて

結構しっかりしたショルダーベルトが付いています。サブベルトもあります。ショルダーベルトは思った通りやっぱりザックと背中の間であまりうまく収まらないです。

このバッグは右肩にベルトを掛けるタイプです。僕は普段バッグをたすき掛けにするときには左肩にベルトを掛けるんですよね。買う前は気にしてなかったんですが、実際使ってみるとこれが非常に気になります。違和感ありまくり。気になる人は気になりますのでここは要注意です。 

 

結論!ちょっと登山用としては大きすぎる。

せっかく買ったので何とか使いたいと思っていろいろ工夫してみましたが、やっぱりちょっと大きすぎでした。サイズ感は実際に見てみないとわかりませんね。

縦横はまだいいんですが、やはり厚み!カメラバッグは厚みが固定で薄くできない点がどうしても登山向きではないということがわかりました。

そして、今さらですがこのバッグにカメラとレンズ+1本入れて装備してみると、意外に重い!どうにもうまく体にフィットしてくれません。本体を後ろにしても、前に回してもいまいちしっくりとポジションが決まりません。登山で装備するには、本体+レンズ1本は重すぎかもしれません。いや本当に今さらなんですけど。

 

というようなわけで、結論としてはこのバッグを登山用にすることは諦めました。コレジャナイ感がどうしてもぬぐえませんでした。返品しようとも思いましたが、ソフマップの返品規定が厳しそうだったのであきらめていつか使います。

 

カメラバッグ探しの旅は続きます。

 

追記:この後すぐに、買いました・・・

 

msx3.hatenablog.com