京ヶ倉という里山に登ってきました。長野県北部と中部の境目みたいな山間の村「生坂村」の山です。
安曇野からも見えました。北の方に見える特徴的なゴツゴツ山が京ヶ倉です。
コースタイムは2時間半程度と短いですが、難易度の高い個所がいくつもあって、落ちたら死ぬポイントも多数。なかなか登りごたえのある山でした。
自宅から車で40分くらいで登山口。ここが登山口だと思って駐車しましたが、ここからゲートを開けてさらに車が入れました。
細い道を500mくらい進んだところに本当の登山口。4台くらい先着あり。
生坂村の観光名所のようで、村を上げて登山を推奨しているようです。
登ります。かなり急な斜面をジグザクに登って、尾根道に出ます。
所々ロープがあります。なくても登れますが、下りはあると助かる。
上部に行くにつれ、岩山のような登山道になります。鎖場もあり。
1時間ほどで山頂に到着。開けています。戦国時代は物見櫓があったそうな。
登山道からも見えましたが、北アルプス北部の眺めがいいです。眼下の犀川の蛇行も超綺麗です。
今回登山道具のチェックも兼ねていました。ストック・登山靴は問題なさそうです。身体はまだ山に慣れていない感じがしましたね。
山頂からは、さらに登山道が伸びています。大城という山城跡まで行ってみます。
明瞭な尾根道ですが、ナイフリッジじゃねーか。両側切れ落ちていて結構怖い。落ちたら死ぬ。鎖もないし天気悪ければ多分大キレットより怖い。
ここから結構下らされるんですが、すげえ急斜面でナイロンロープ頼りに下りますが、落ちたら死ぬ。これ結構怖くないか?
大城とかいう山城の跡地。お侍さんはこんな辺鄙な場所でどうやって暮らしていたのか。不便すぎると思う。
その後しばらく歩いて「大城」というポイントまで来ましたが、なんもない。三角点があるだけで景色も無し。なんか損した気分でした。戻ります。
下りもなかなかにスリリングな登山道でした。里山舐めちゃいかんですね。
犀川蛇行が良く見えるポイント。これは絶景かな。
この後慎重に下山しました。
京ヶ倉、標高990mしかない里山なんですが、登山道は変化に富んでいてスリリング、ていうかかなり恐怖でした。こんな里山が近所にあったとは。距離的にはかなり短いのですが、岩場の練習になりました。
最近登山に行くのが面倒と感じちゃうんですが、子供の受験も終わったし仕事も落ち着いたので、夏は3日間くらいでテント山行行きたいですね。