4月下旬、ロードバイクで「清水高原」までヒルクライムしてきました。
清水高原は長野県の山形村の高原エリアで、標高は約1200~1300m。
山形村の唯一と言っていい観光地ですが、立派なホテルが1軒と「清水寺」というお寺があるだけで、訪れる観光客はそれほど多くありません。
とはいえ、そそこその標高差がある高地にランドマークがあるコースはヒルクライム向き。いつかは行こうと思っていましたが、いい機会なので今回訪れてみました。
自宅がある安曇野市からは結構距離があります。まずは街道を南下して山形村まで10キロほどライド。山形村の名物「唐沢そば集落」の入口から山道に入ります。
10件ほどのそば店を過ぎると、牧歌的な農村地帯となり、それも過ぎると人気のない山間のワインディングロードになります。斜度は平均8%くらいでしょうか、それほどきつくも無いですが、ラクでも無いって感じ。特に序盤が展望的も何もないのでそれなりにハードです。まあ山はどこもこんなもんですが。
目指す清水寺は街道入口から8キロ位あって結構遠く、実は今回もそこまで行くつもりはなく、適当な所で引き返してくる予定でした。いい加減きつくなってきたところで自転車を降りて休んでいた所、上から女性のローディが下ってきまして、「どうしました?何かトラブルですか?」なんて親切に声をかけてくれました。ただ疲れて休んでいただけだとお伝えして別れましたが、あの女性はここを登って行ったんだろうか?と思いまして。女性が登ったなら俺も登らないわけにはいかない!と思いまして、そこからエッチラオッチラと山道を登ることになりました・・・。
幸いコースは中盤過ぎると一旦斜度が緩みまして、序盤ほどのキツさはなくなりました。別荘地に入ると終盤で、標高が高くなってきたせいか空気がヒンヤリしています。クマザサも出てきた。
1時間ほどの登りでやっと清水寺に到着。スカイランド清水との分岐からラスト1キロはほぼ下りで助かりました。
近くには展望台っぽい場所もありました。かなり上がってきたので松本平の景色が綺麗です。
参道をビンディングシューズで歩いて境内へ向かいます。両側にずらっと石仏が並んでいて荘厳な雰囲気ですが、人っ子一人いないのでやや怖かった。
本日の目的地、清水寺に到着です。白壁が美しい立派なお堂です。こんな山奥ですが、とてもとてもきれいに整備されていました。京都にある清水寺のルーツともいわれている古刹です。
お堂のすぐ横に立派な休憩施設がありました。開放されていたので中に入ってみました。
すごく綺麗で立派な休憩所!トイレもありました。山形村の宝なんだなあここは。
帰りは、南側の林道を下って戻りました。
ネットでは「斜度25%越えの激坂」が清水寺周辺にあるらしく、見てみたかったのですが発見できず。小雨がぱらついてきたし腹もへっていたのですぐに下りちゃいました。
清水寺の激坂について / TEMPELMUUL - 清水寺の激坂 / TEMPELMUUR
コースはこんな感じでした。距離は約38キロ。
距離はかなり長かったけど山岳道路はそこまで長く無く、去年走った「三郷スカイライン」よりは楽だった気がする・・・。成長したのかな?
帰りにコンビニでパンでも買って食べようと思いましたが、いい所にコンビニが無くそのまま帰宅しましたが、家で食べた納豆卵かけご飯の昼食が死ぬほど旨かった。ここ数年で最高レベルに美味い食事でした。
納豆卵かけご飯でもトレーニング後に食べると最高に美味いというのが今回の発見。
お金ないので当面レースには出る予定無いですが、トレーニングは続けて行きたい。