MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山のあれこれ~

アルコールを中和するために走るおっさんが登山やマラソンのことをメモするブログ。マンガゲームウイスキーについても語る!

膝痛の原因は疲労骨折でした。長野マラソンは断念することに決めた件についてあれこれ

長野マラソン、諦めることにしました。

2年ぶりのフルマラソンでどこまで走れるか楽しみだったし、本番に向けてそれなりに走り込んで準備もしていたので非常に残念で悔しいですが、仕方ない。ケガには勝てなかった。

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膝のお皿下部に骨折線

4月12日に整形外科を受診したところ、右膝の皿部分が疲労骨折していることがわかりました。痛みも強いし、フルマラソンは耐えられないと判断しました。

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4月12日、桜満開の安曇野で久しぶりに15キロほど走りました。(実際には後半5キロはほとんど歩き)

右膝の痛みは、4月1日朝のランニング中に突然出ました。

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当日こそ痛くてまともに歩けませんでしたが、翌日以降は日ごとに確実に痛みが減衰していったし、痛い箇所は関節の内部ではなく表面に近い部分だということもわかったので、「これは多分大したこと無いだろう」と予想していました。

ただ、少し安静にしていて痛みが治まったと思って走ると、着地の衝撃の度に痛みがあるし、走った後もしばらく膝が腫れて痛みが続く状態でした。

それでも、徐々に痛みが減っていく感覚があったので、発症後10日以上経過しているし、「長野マラソンまでの最後の休みである4/12にレースペースで15キロほど走ろう」と走り出したんですが・・・

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やっぱり痛かったです。それでも5キロ位は想定ペースで走れたし、「これくらいなら痛み止め飲んで走ればイケるだろう」くらいに考えていました。

しかし、7キロ、8キロと距離が延びるにつれ痛みがどんどん増していき、10キロ持たずに止まってしまいました。膝を触ってみると、かなり腫れているのがわかりました。

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期待したサポーターも効果ナシ

ザムストの膝を安定させるサポーターも買ってみましたが、逆に腫れたところを圧迫して痛みが増す・・・。左膝に付けたけど効果はよくわからなかった。

で、痛いのを我慢しながら走ったり歩いたりして何とか家に帰ってきたんですが、膝の腫れはもしかしてよく聞く「膝に水がたまっている」状態なのでは?と思いまして。であれば、「水を抜けば劇的に改善するんじゃないか」と期待を抱き、整形外科に行くことにしました。

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で、レントゲン撮影した結果が「膝蓋骨の疲労骨折」という診断でした。骨折線が綺麗に出ていました。痛い箇所と完全に一致しました。

「(疲労)骨折」と聞いたときは、とてもびっくりしました。

「あれ?もしかしてこれって重症?走れないやつ?水抜けば楽になるんじゃないの?ていうかもう15000円払ってるんですけど・・・。」混乱して思考が乱れましたよ。

「マラソンは無理だと思いますよ。止める権利は無いですけど」なんて先生には言われました。いや、絶対走っちゃダメです!って止めてくれよ。悩むじゃんか。

ぼく、2年前の高知マラソン後にも右足の脛を疲労骨折しているんですよね。

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この時は幸いにも?マラソン後の診断でしたが、今回もこの時と同様にオーバーユースによるストレスの蓄積で疲労骨折に至ったのだろうと言われました。

今まで30キロ走とかやると、確かに膝に痛みを感じることはありましたが、すぐに治ったんですよね。まさか疲労骨折するとは。骨が弱いのかな?

で、家に帰って少し悩みましたが、結局「長野マラソンは諦める」という結論になりました。ただの趣味ランナーだし、人生賭けて走っている訳でも無いし。「お金がもったいない」というのが一番の抵抗材料でしたが、まあそこは諦めました。

・・・

ちょっと休みます。

張り切って自分に負荷を掛けるのに少し疲れてしまった。今後もランニングは身の丈に合ったペースで続けますが、「次こそ3時間20分切りを目指す」とかはもう無理かな。もうそういうのはメンタル的にも難しいと思う。

せっかく走れるようになったのでなるべく現状を維持したいという思いはありますが、とにかく膝を治さないと動くに動けません。山にも登れない。

 

身体だけは頑丈だと思っていましたが、前回の疲労骨折に続き2回目なので、老化していることを自覚せざるを得ません。もう50手前だし、今のランニングスタイルはちょっと無理があるということでしょう。

6月6日の安曇野ハーフにもエントリしてあるので、ここまでには復活して走りたいとは思います。あまり無理せずやります。

皆さんもケガには注意してください。