モンベルの寝袋を買いました。定番のダウンハガー#3(ロング)にしました。
テントで登山するためには必ず用意しなければいけないのが寝袋です。せっかく軽量コンパクトなテント(プロモンテVL-26T)を買ったので、スリーピングバッグも羽毛のいいやつにしました。
モンベルの寝袋、特にこのダウンハガーの3番は、登山用寝袋の定番中の定番ではないでしょうか。軽量コンパクト、性能の割に低価格、スーパーストレッチシステムと、モンベルを代表する人気商品だと思います。
僕も今回寝袋を選ぶにあたって、最初に候補に挙げました。その後ナンガやイスカ、カモシカオリジナルなど色々調べましたが、適応身長・値段・パッキングサイズなど総合的にみてモンベルが最もバランスよかったです。
特に僕は身長が185cmと大柄なので、通常のスリーピングバッグだとまず入りません。今回購入したのもロングモデルです。
購入したモンベル・ダウンハガー800#3ロングです。
性能としては、快適使用温度が4度、使用可能温度が‐1度、限界温度が‐16度となっておりますが、‐16度で使用したら多分死んじゃうと思います。
モンベルは暖かい方からEXP・#0・#1・#2・#3・#5とラインナップがあります。#3は薄い方から2番目のモデルなんですね。、冬もテント泊するような人は#1あたりを選ぶんでしょうが、僕はやっても初冬・残雪期程度だと思うし、軽量コンパクトに拘りたかったので3番にしました。寒いときはダウン上下着込むなりして対応する予定。
石井スポーツ松本店で買ったんですが、定価36,300円のところ、22%引きの28,400円で買えました。ポイントも3%付いたので、モンベルショップのアウトレット品よりも安く買えました。ダウンの寝袋って異常に高いですが、3万円以内ならば安いです。
モンベル製品は値引きが渋くて、アウトレット品でも10%程度しか安くないことが多いですが、寝袋に関しては最近フルモデルチェンジしたため、この旧モデルは大量にアウトレットが出回っていました。ちなみに新型はボックス構造を廃したスパイダーヤーンという技術が使われていて目新しいですが、温度性能については同じです。
入ってみたところ。思っていたより薄く感じます。これで本当に大丈夫か心配になる薄さです。
ジッパーは噛みにくいように大き目の金具が使われていますが、使うとやっぱり噛みます。ジッパー自体の滑りはとてもよく、内側にも持ち手があります。
ロングモデルですが、185cmの僕でも足先が当たります。意外に短く感じます。
身長185cmの人はレギュラーモデルとロングモデルのどちらを買ったらいいかですが、僕の経験ではロングモデル一択です。レギュラーにも入らせてもらったけど、ぱつんぱつんでした。このロングモデルも昔買ったバロウバッグのロングに比べると短く感じます。身長190cmまで対応しているはずですが、縦方向にも若干ストレッチするとはいえ、うんと余裕がある感じではありません。
収納は化繊モデルと違ってスタッフバッグに適当に詰め込むだけでいいので超ラクです。右は15年前に買ったバロウバッグ#4(化繊)です。大きくて、そしてかなり重い。ダウンの寝袋はコンパクトで軽いですね。
スタッフバッグ自体も伸縮性があって、形をある程度変えられます。そして二段階で口を閉じられるようになっているので、太く短くか、細く長くか状況に応じて収納状態を変えることができます。
これは細長くパッキングした状態。
ダウンなので濡れには注意が必要です。ただザックに放り込んでおくだけでは、ハイドレーションの結露や背中の汗で濡れてしまうので、モンベルのドライバッグに入れるようにしました。3リッター(1100円くらい)で丁度のサイズ。このドライバッグは押し込むとさらに圧縮できるので、極限まで圧縮して小さくすることが可能です。
隣は別のドライバッグで、こちらにはパタゴニアのナノエア・フーディをギュウギュウに詰め込みました。ナノエアは結構ボリュームありますが、圧縮すれば小さくなるもんだ。
保管する時用のストレージバッグも付いています。ダウンのロフトを保つために、山に行かないときはこれに入れて保管しています。
先日、甲斐駒登山で初めて使用しました。日中暖かかったんですが、夜は気温が下がって結構寒くなり、寝袋だけでは正直寒かったです。ナノエアを着込んだら快適に寝られました。
やはりこの寝袋は夏中心の3シーズン寝袋なので、氷点下になるようならもう一段防寒対策をしないといけないと思います。結露対策も必要なのでシュラフカバーも欲しいんですが、1万円以上は出したくないので、安いものを発見するまでは様子見かな。
無事寝袋も手に入れたので、これからガンガン山で使って行きたいです。次はマットです。
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