登山用テントとしてプロモンテのVL-26Tを手に入れ、これにてテント選びの長い道のりも終了したと思いましたが、実は最後に難問が控えていました。
「グランドシート(フットプリント)はどうすればいいか?」問題です。
テントのグランドシート選びは悩ましいです。無しでもテントは使えますが、防寒対策とか、防水対策とか、防汚対策を考えるとやっぱりあった方がいいです。
しかし、グランドシートって意外に高いんですよ。そしてまあまあ重い。この辺の価格と重量のバランスがまた悩ましいんですよね。価格や軽さにこだわってテント選びを終えた後に出てくる要素であり、決断を鈍らせます・・・。
ちなみにプロモンテの純正グランドシートはこちら
純正だけにサイズはピッタリなんですが、お値段なんと4300円!高い!そして重量は280gほどと結構重い。うーむ、これは悩むわ。
結論として、ぼくは純正ではなくAmazonの中華製グランドシートを購入することにしました。
買ったのはGEERTOPといかいうメーカーのグランドシート。レビューが好評だったのと、何より1800円ほどと安かったので。
サイズは130×210cmとVL-26T(120×225cm)より幅が10cm大きいんですが、120cm幅の安いグランドシートが発見できなかったのと、10cmくらいは出ててもいいし雨なら折りたためばいいやと、これに決めました。
甲斐駒で使用した写真。のVL-26Tをセットするとこんな感じです。10cmオーバーは正直ほとんど気にならないし、何なら入り口側に多めにずらして、土間的に使うのもアリだと思いました。テントへの砂や土の入り込みを軽減してくれます。
ちなみに重量は190gとなっておりますが、
実際に計ると200gほど。スタッフバッグ抜きで190gということでしょう。いずれにしても十分軽いです。
小さな段ボールに入って届きましたが、驚きの小ささです。以前エアライズ2のグランドシートも持っていましたが、この倍くらいはあったと思う。
手のひらサイズです。大き目のザックカバーくらいの大きさですね。
広げるとこんな感じ。かなり小さく折りたたまれて収納されていました。実際に使った後元通り袋にしまえるかが心配です。
生地は思いの他しっかりしています。縁取りも丁寧だし、四隅にはハトメとペグ用のガイドも付いています。格安中華シートでも造りは丁寧でした。
5月の甲斐駒登山で、七丈小屋のテント場で使ってみました。いい天気で地面は乾いていましたが、それでもグランドシートの地面側には結露が見られました。テント面は乾いていて、防水性能は十分でした。七丈小屋のテン場は砂っぽいので結露したグランドシートに砂が付着していましたが、テント本体はきれいなままで撤収も楽でした。グランドシートなら後処理も簡単だし、汚れ防止の観点からは非常に役立つと思いました。
Amazonにはこの手の格安中華グランドシートが山ほどあって悩みますが、このグランドシートは2名用テントには丁度いいサイズです。エアライズとかステラリッジにはジャストなサイズだし、とりあえず安いシート探している人にはおすすめです。
ちなみに本当に軽量コンパクトにこだわる人はタイベック使うらしい…。