最近、からくりサーカス全43巻を読み終えました。
正直なところあまり面白くなくて、最後まで読み切るのが苦痛でした。
20巻位で一回挫折したけど、「せっかくここまで読んだし」ということでダラダラと読み続けて、やっとのことで読了しました。
昔全館読んだと記憶していましたが、途中で挫折したらしく後半は全く記憶にない展開でした。
遺産相続絡みで命を狙われる少年・勝と人を笑わせないと死んでしまう病にかかった男・鳴海、そして勝を助けるためにからくり人形を操る女・しろがね…。三人の運命が交錯する時、“笑顔”の本当の意味が…!?欧風熱血機巧活劇、ここに開幕!!
壮大なストーリーで設定も非常に複雑、終盤の伏線回収もなるほどだけど、どうしてそうなるの??というやや無理やりな説明に戸惑うこともしばしば。
特に気になったのが、主人公の一人ナルミの行動。とにかく不可解だし不快。
「しろがねがフェイスレスに狙われたせいで世界にゾナハ病が蔓延した。だからしろがねは責任を取らなければならない。俺がしろがね殺す!」とか意味不明過ぎ。
後半は常に怒っていて性格も暗い。このマンガの暗さの半分はナルミのせい。マンガなんだからもっと楽しませてよ。ストーリーは確かに悲しい話なのでしょうがないけど。
あと中盤の敵のアジトで、これから敵の四天王とバトルが始まるんだ!とわくわくしたら、まさかの敵おすわり味方いきなり死亡とかも意味不明な展開だったなあ。
大絶賛している人が多いけど、ぼくには合わないマンガでした。
Amazonプライムでアニメもあります。