MSX3メモ ~マラソン・トレラン・登山など~

登山とか写真とかを記録するブログ。最近はマラソンがメイン。

【厚底デビュー】ナイキ ズームフライ3を買った

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ナイキの厚底シューズ「ズームフライ3」を買いました。ずっとアシックスを履いてきたので、ナイキのランニングシューズは初めてです。

買ったのは結構前の昨年10月頃。ナイキ公式サイトでブラックフライデーセールというのをやっておりまして、そこで17600円から52%OFFの8448円と非常にお買い得でした。これは多分どこよりも安い最低価格だったと思います。

カラーはカエルをイメージさせる派手な蛍光グリーンで、サイズ11.5(29.5cm)です。

外観チェック

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実物を間近で見ると、今更ながらその特徴的な厚底に驚きます。ミッドソールの中にカーボンプレートが入っているそうです。

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このカーボンプレートを厚底に挟み込むのがナイキ独自のテクノロジーな訳ですが、昨年からズームフライの上位モデル「ヴェイパーフライネクスト%」が速すぎるってことで、マラソン大会で使用禁止も噂されるなど、ナイキの厚底はマラソン界隈以外でも話題ですね。箱根駅伝もみんなヴェイパーフライだったし。

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全体的に有機的なデザインで、生き物っぽさがありますね。アシックスやミズノのシューズとは全く違うデザインです。

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なんかヒールが尖ってるし。それにしても厚いソールだわ。ちなみにこれだけ厚いソールなので、重量は「すごく軽い」って程では無いです。といっても重い事も無くどっちかって言えば軽い方だと思います。

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アッパーの素材はメッシュ地の表面をナイロンみたいな素材(VaporWeave)で覆った二重構造になっています。雨などの水濡れに強そうです。

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そして縫い目がほとんどありません。あらゆる個所が接着で処理されているのも未来っぽい。スウッシュもプリントです。

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ソールがまた宇宙っぽいというか、エイリアンなデザインです。グリップは正直あまりよくありません。あと前足部がすごく反っていて、親指の付け根から先は地面に着きません。

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踵も激しく反っています。後ろに行くほどカカトの接地面積が減るデザインです。履いてみると、ちょっと踵がグラグラします。

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足入れ部分はタン一体型のソックスのようなデザイン。厚みが無いのが新鮮です。

シューレースは薄い平べったいタイプですが、これが本当にほどけやすくて困ります。

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ブーティの内部にはクッションがありました。フィット感はかなり高いです。

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インソールはごく普通のウレタンでした。ヴェイパーフライはインソールが取り外せないらしいですが、ズームフライは普通に取り外せました。通常僕はインソールはスーパーフィートに換装するんですが、ズームフライはカーボンプレートとのマッチングを考慮して、しばらくはオリジナルのまま使ってみることにします。 

www.msx3.fun

走ってみた感想

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今年に入ってからおろして、何回か走ってみました。

フィット感がいい感じ

まず履いてすぐ感じるフィット感の良さ。僕はかなり足幅が広くかつ偏平足なので、アシックスだとワイドモデルを履いています。ナイキのシューズは細身のイメージがありますが、このズームフライはそれほど細身な感じではありませんでした。むしろアシックスのワイドモデルだと前足部が左右にずれる感覚がありましたが、ズームフライはぴったりフィットして全くズレません。これはかなり快適でした。

厚底ならではのクッションが効いた走り心地

走り出すと、やはり厚底はクッションが非常に効いているのがわかります。足を着いた時に足裏や膝、足の付け根なんかに感じる不快な突き上げ感がほとんどありません。この優しい履き心地は初体験です。これ履いた後にアシックス履くと突き上げ感が辛い。

あとソール前後が反っているので、前傾を意識すると足が勝手に前に出る動きになります。

カーボンプレートによる反発は?

前述の通りカーボンプレートを内蔵しているため、反発を推進力に変えてくれるという触れ込みのシューズなので、こういう感じをイメージしていたんですが

正直、反発はわかりません。ヒールストライク気味にしたり、フォアフット気味にしたりと色々足の着き方を変えてみたりしましたが、「クッションが効いていて楽」というのはわかるのですが、「カーボンプレートの反発力で速く走れる」というのは実感としてありませんでした。

脚へのダメージ

走っている時はとにかく足がラク!だと感じます。30キロ走でも試しましたが、30キロ走り終えた後の足裏やつま先のダメージはほとんど感じません。ターサーエッジみたいな薄底の「脚全体のリソースを消費しながら走っている」感覚は無いです。ただ、当然ながら全く疲れない訳では無く、距離を走ればそれなりに疲れます。ケガをするようなダメージを緩和してくれている気は何となくします。何となくですが。

シューレースはめちゃくちゃほどけやすい!

とにかく靴紐がすぐほどけます。30キロ走ると、10回は結びなおさないといけない。どうなってんの?しばらく使えば馴染んでほどけなくなるかと思ったけど、何回使ってもすぐほどけちゃう。本番でこれでは困るので交換するしかないか・・・

結局、速く走れるのか?

1キロを4分切るくらいのペースで走ってみると、ターサーエッジに比べて「速く走れる」と感じることはありません。むしろ厚底でダイレクト感が無いし、シューズ自体もそれほど軽くないのであまり速く走れている気がしません。短距離を速く走るシューズでは無い気がします。足が楽なのは間違いないので、フルマラソン後半などで、疲れやダメージが出てくるのを遅らせる効果はあると思います。

反発については、「SUUTOを見たら、思っているよりスピードが出ていた」と感じることは多いので、カーボンプレートの効果はあるのだと思います。このシューズを生かす走り方ができているかどうか?というのが重要で、僕レベルでは正直シューズの力を生かせていない気がします。あとスピードを上げないと反発を生かしにくいというのも何となく感じました。いいフォームであれば、スピードを上げやすいですが、それは他のシューズも同じか。

結局ランナー次第ですね。でもいいシューズです。もう1足欲しい。

2月16日の高知龍馬マラソンでレースデビューの予定。フルマラソンでどうか、またレポートします。