アシックスのターサーエッジを買いました。
29cmワイドで色はガンダム。Amazonで12,000円くらいでした。
2017年4月の長野マラソンから使っていたターサージール5がヘタってきたので、新しいレース用シューズを探していました。ターサージールはこの2年半に出場したすべてのレースで履きました。ちょっとサイズが大きかったけど、軽くてグリップが良くてクッションもあってすごくいいシューズでした。レース用としての役目は終えたけど、これからはスピードトレーニングと富士登山競走用になります。
新しいレース用シューズ何買おう。ナイキの厚底を買おうか一瞬迷いましたが、履きなれたターサージールをまた買おう!と決めて探したところ、ターサージールがターサーエッジにモデルチェンジしていました。
自分はサブスリーランナーでもないので型落ちターサージール6の安いやつでいいやと思ったのですが、Amazonにサイズが無かったのと、最新モデルも履いてみたいという思いもちょっとだけあり、ターサーエッジを購入することにしました。
外観
買ったのはホワイト×アシックスブルーというカラーですが、ガンダムですね。この色が一番安かったので選びましたが、本当は汚れの目立たない濃いカラーが良かった。
さて、デザインを見ますと全体的な造りはターサージールを踏襲していますが、細かい部分が色々変わっていました。
こちらがターサージール5。2世代前のモデルになります。ジール5の方がパッと見スパルタンな印象です。
見た目で結構変わったな、という部分はこのアウトサイド部分です。くびれがなくなりフラットになりました。
アッパーの保護材の配置も結構変わっていますね。
ターサージールは薄いテープ状の補強がありましたが、エッジでは無し。
ヒール部分にはなんと虎走の文字が!これはオタク臭いデザインですね。さすがアシックス。こんなにでっかく虎走りを入れるのかよ。
ちなみに、ヒールカップ上部のクッション材がふたこぶからひとこぶに変わっていました。この影響か、走ると若干カカトが浮く感覚があります。
こちらもお約束です。バックにストライプが入ってちょっとおしゃれになりました。あと、シューレースがソフトな普通のタイプに変わっていました。
ターサージールのこの細紐タイプは高級感あったし、ゆるみも無いのでかなり好きだったのでちょっと残念です。
ソールも結構変わってた
ソールです。お馴染み三角のデュオソールですが、アウターソール外側がフラットになった部分まで配置面積が増えています。
安定性や反発を司る「プロパルジョンプレート」と呼ばれる樹脂製のパーツが(紺色の部分)、デュオソールが拡大した部分から無くなり、その代わりにV字型に前足部まで伸びています。
ミッドソールには軽さと反発のバランスがいい「FlyteFoam Propel」という素材が使われているそうです。その影響で、重量は少し重くなっています。
ターサージールはプレートはN型でした。比べると確かにこちらの方が軽いですね。
インソールは穴あき軽量タイプ。これはスーパーフィートに換装しますので使わない。
走ってみた感じ
実際に走ってみました。キロ5分30秒くらいのジョグと、キロ4分15秒くらいのスピード練習で試しました。
・・・正直、僕レベルのランナーではターサージールとの違いはほとんどわかりませんでした。敢えて言えば、ですが、
- サイズが1cm小さくなったのでフィット感は増しているが、カカトのホールドはターサージールより甘くなった感じがする。少し踵が浮く感覚がある。
- ミッドソール外側がフラットになった影響はよくわからなかった。
- クッションはすごくいい。レース用シューズとは思えない履き心地の良さ。これはターサージールもそうだったけど。
- スピードを出した方が安定する感覚はジールより強いかも。ジョグのスピードではちょっと違和感があった。
- フォアフットで走るより、ヒールストライクで走った方が安定する気がした。
- 「足が勝手に前に出ていく!」みたいな感覚は無い。
数回走った感じでは、的確に文章にできるような違いはわかりませんでした。もう少し走り込んでみれば、ターサージールとの違いが分かるかもしれませんが。
細かいことは正直わかりませんが、アシックスが丁寧に丁寧に日本人の足を研究して仕上げてきたことはわかりました。すごくいいシューズだということだけはお伝えしたい。僕レベルにはもったいないシューズです。
10月6日の松本マラソンで、レースデビューの予定。もう少し履き込んで、アタリを付けたいと思います。