ご近所登山部、いよいよ常念へ!!
この夏休み期間中は仕事がかなり忙しくて、なかなかブログ更新をする余裕がなかったです。本当に忙しかった。
この記事をまとめている今日は8月25日なんですが、やっと今日からいつもの日常が戻ったので、少しゆっくりとした気持ちでブログまとめています。
さて、 少し前になりますが、8月9日にご近所登山部としての2回目の登山をしてきました。行先はこのご近所登山部結成の目的であった安曇野のシンボル、常念岳です。
ちなみに、一回目の記録はこちら。
常念岳は 、僕らの住む安曇野市から見るととてもきれいな三角形に見える山で、北アルプスのシンボルみたいな山です。登山したことなんてなかったE田さんも、「常念に登ってみたい」と言って高額な登山道具を次々と購入してしまうほどの山です。すごいですね。
僕は過去に、確か2回くらい常念には登っています。昨年も上りましたが、結構キツい山です。本来は一泊で行くのが望ましい山ですが、日帰りでも行けないことないので、僕らサラリーマンは当然のように日帰りで計画しました。
山行ルート
一番無難であろう一ノ沢登山口からのルートで行ってきました。
コースタイムはこんな感じ
ちょっとごちゃごちゃしていてわかりにくいですが、結局往復11時間以上かかりました。休憩も多かったですが、もともと常念岳は日帰りで登ろうとすると休憩入れると10時間くらいはかかる山です。行動10時間はなかなか初心者にはきついですから、これから行く人はよく考えて行かれたほうがいいです。
道中のまとめ
さて、ここからは写真とともに記録を振り返ります。
当日は4時出発、5時ころ登山口の駐車場に着きました。駐車場から登山口までは20分くらい道路を歩きます。
一ノ沢登山口には立派な詰所とトイレがあって、夏山シーズンは指導員の方が常駐してルートの状況などを教えてくれます。お茶もごちそうになりました。
一服したら、出発です。
一ノ沢の沢沿いをひたすら詰める登山道です。日本百名山で比較的アプローチが良い山だけに、訪れる人が多く、また学校登山で中学生くらいの子供が集団で登ることもあり、登山道はすごくきれいに整備されています。
いい天気。清流沿いで気持ちもさわやかになります。
1時間ほど登ると、稜線が見えてきますが、まだはるか上です。
この日は沢沿いということもあり、水を持ってこなかったので、途中で沢の水を汲みます。
ハイドレーションボトルにたっぷりと入れました。
標高2000メートルあたりに「胸突き八丁」という沢を高巻きする所があり、ここがこのコース唯一の難所というか危険個所になります。のどかな登山道から一転、落ちたら死ぬような高度感のある登山道になります。道はきれいに整備されていますが、逆に緊張感なくて危険な気がします。
2250mが最終水場です。かなり標高高いところまで水が出ています。
最終水場を過ぎると、いよいよ稜線が近づいてきました。
9時10分頃、歩き始めて4時間かかって常念乗越に到着しました。
乗越から見える頂上への登山道。見えてるピークは偽ピークです。ここからがきついんですよね。
乗越には、常念小屋があります。「ここしかない」ってところに建てましたね。羨ましいです。奥には槍ヶ岳がきれいに見えるはずですが、雲に隠れて槍が見えない。結局一度も見えませんでした。途中までいい天気だったのですが、徐々に雲が出てきました。
さて、JBさんは頂上アタックしないというので、E田さんとアタック開始です。ガレた登山道を黙々と登ります。
広大な斜面。
ここが、安曇野から見える三角形の部分です。
乗越から1時間、念願の常念岳ピークに登頂しました!
山頂は大きな岩が重なっていて、細長い形状です。
穂高連峰方面。涸沢にはほとんど雪がありません。穂高連峰も上のほうは雲に入っちゃってました。
表銀座方面。奥のほうに燕が見えました。表銀座をゆっくり縦走したい。
蝶ヶ岳に向かう縦走路。見ていると、すごい勢いで下からガスが上がってきました。
天気は下り坂に向かいそうなので、頂上で15分ほど休憩して下山します。
小屋まで下りてきて、お待ちかねの昼食。今回は奮発して生ビール(800円)を注文しました。おつまみはE田さんのソーセージと僕が買ってきたさつま揚げ。ジュージュー焼いていただきました。最高に美味かった。生ビール1杯では足りずに、結局持ってきた缶ビールも1本飲みました。
乗越からもガスが上がってくるのがわかるようになってきたので、1時ころ下山開始。
途中、雲の中に入り一度カッパを着るほどの雨に降られました。
E田さんの膝の痛みでちょくちょく休憩して、16時すぎ登山口に到着。下山も小屋から3時間かかりました。長かった。