先日の安曇野ハーフマラソンに出場して、自分の中でランニングに対する取り組み方が大きく変わりました。 「もっと早く走りたい」「もっとスマートに走りたい」という思いが強く湧き出てきました。
それまでは、漠然と走っていました。目標としては安曇野ハーフマラソンがあったのですが、トレーニングや意識は完全にオリジナルで、「自然体でどこまでできるかやってみよう」という意識でした。なので、トレーニング方法やハウツーのような情報はむしろ入れないで取り組んできました。
レースの結果は、ネットタイムですが1時間58分とまあまあでした。目標2時間切りでしたので目標達成な訳で、結構嬉しかったです。月間走行距離はなるべく多くなるように努力して、自分なりには割と努力したつもりだったので、結果が出て良かった。
そして次の目標は、10月の大町アルプスマラソンです。こちらはフルマラソンになりますので、フルを走れる体力を付けなければいけません。これから約4か月の期間で、フルマラソンを走れるだけの体力をつけるトレーニングを行う必要があります。
ハーフマラソンでもかなり体に負担がかかるのに、フルマラソン、初めての挑戦ですし、大町アルプスマラソンは結構アップダウンのあるコースです。今までのように漠然と距離を走るだけではだめだと思いました。
先人の知恵を拝借
たまに見るサイトで「わかったブログ」というところがありまして。
こちらの管理人様が、フルマラソンほぼサブ3の相当速い市民ランナーで、ランニング・マラソンについての考察もかなりされていましたので、いくつか読ませてもらったところ、
・フルマラソンを走るスタミナはフォームで補える
・フォームが悪いといくら練習しても無駄
というようなことを書かれておりました。
フォームについては、自分でも改善の必要があるんだろうな、と思っておりましたので、研究してみることにしました。
ランニングフォームの理想
とりあえず色々調べると、骨盤を意識して走ることが非常に重要だという事がわかりました。わかったブログでは「骨盤を立てる」と書かれておりましたが、イマイチよく理解できませんでしたが、他サイトやyoutubeを参考に調べたところ、ざっと次のようなことを意識しなければいけない。
- とにかく姿勢をよくする。背筋を伸ばして胸を張り、肩を開く。
- やや前傾姿勢を意識する。自然と足が前に出るように。
- 腰が高いところにあるイメージ
- 脚の付け根で地面からの衝撃を吸収するイメージ
- 脚の付け根から足を振り出すイメージ
- 腿の前面を体にフラットになるよう足を回す
- 足を地面に付く位置を今までより少し後ろに置く
文字で書くのが非常に難しいですね。
ざっと色々なサイトを見て、youtubeも見て何回か朝ランのとき実戦練習してみましたが、何となく感覚はつかめた気がします。
とにかく姿勢を良くして、今までより体の後ろで着地、着地の衝撃がブレーキにならない様に腿を体と一直線になるように意識。着地の衝撃は腿を伝って足の付け根お尻付近の筋肉で受け止める。腰が今までより上にあるイメージで、足の付け根を回転させて足を降り出す。体の後ろで足を回して前に進む、こんなイメージです。
腰を高くイメージすることで、今までは腿の筋肉で着地の衝撃吸収・推進力を得ていたものを、より体幹に近いお尻の筋肉も一緒に使うことが何となくわかりました。
そうすることで、今まで長距離では腿の筋肉にかかっていた負担が減っているような気がします。
これが、骨盤を意識したフォーム・走法だと理解しました。
今朝のランニングでも、前のフォームで走るとすごくしんどく感じましたので、恐らく効果はあると思います。
これからしばらく、骨盤を意識したフォームを体になじませて、その上でスピードトレーニング等にも取り組んでいく予定です。