4月9日(土)、高遠城址公園の桜まつりに行ってきました。
「高遠の桜」といえば、全国に名の知れた桜の名所で、日本三大桜なんだとか。
当日は子供たちのサッカー練習がお昼過ぎまであったので、午後からでかけました。
天下第一のさくら » 平成28年度(2016)高遠城址公園さくら祭り
4月8日(金)に高遠桜が満開となりました。翌日9日(土)奇跡的に仕事が休みだったので、両親も誘って行ってきました。桜の名所としての知識はありましたが、サービス業の悲しさ、今まで行った事ありませんでした。今回初訪問となります。
高遠城址公園は伊那市という中信と南信の境みたいなところにあります。僕の住んでいる安曇野市から高速使って1時間くらいの場所ですが、何しろ有名なお花見スポットで、渋滞が激しいらしい。出発前日に色々なサイトを参考にしました。
こちらのサイトは大変参考にさせて頂きました。
「満開の週末は大変な渋滞に巻き込まれて大変なことになる」という予備知識を元に、抜け道情報なんかも事前に入手して行きましたが、到着時間が午後2時半頃と微妙な時間帯だったせいか、そこまで激しい渋滞に巻き込まれることは無く、心配していた駐車場も「若宮」というおばさんが門番しているところにすんなり入れました。駐車場に関しては確かにギュウギュウでしたので、タイミングかもしれませんが。
駐車場に車を入れた後、高遠城址公園に徒歩で向かいますが、城跡だけあって小高い丘の上にありますので、急な坂道を登って公園に向かいます。うちの父親は足が悪いので大変でした。高齢の方や足の不自由な方は、山の上の駐車場に車を停めた方がいいです。(山の上の駐車場に向かう車は大渋滞していました)
15分ほど急な山道を登り(舗装されており、手すり等もありますが急です)、受付で入場チケットを購入して園内に入ります。チケットは開花期間中のみ必要で、大人500円、こども250円です。
園内は、これでもかっていう位桜の木だらけで、見事なものです。高遠の桜は「タカトオコヒガンザクラ」という固有品種らしく、ソメイヨシノなどよりピンクが濃く、それがまた幾重にも重なって絵にもかけない美しさです。
あいにくちょっと雲が多くて、光線の具合が良くないので写真は難しいですが、とてもきれいでした。
うちはお昼もそこそこに向かったので、桜を見る前にお弁当にしました。僕が作ったおにぎらずと卵焼き、母がスーパーで買ってきた惣菜です。酒は今回は無し。
お弁当を済ませて、園内を散策します。中央アルプス木曽駒ヶ岳と思われる山が見えました。この写真はわかりにくいですが、多分木曽駒と千畳敷カールです。
園内どこを見ても桜だらけ。人生で一番たくさんの桜をいっぺんに見ました。
はしゃぐ子供たち。桜みてんの?
園内は混んでいますが、思ったほどでは無いなァ、と思っていましたら・・・
日が暮れて参ります。日が暮れると、園内は美しくライトアップされまして・・・
なんだか人が増えてきた気がします。芝生広場では大勢の人がシートを敷いて場所取りをしており、夕方になるにつれどんどん人が増えてきます。土曜の夜という事もあり、みなさん夜桜お花見なんですね。うらやましいです。
うちは子供と年寄二人がいましたので、ちょうど日が沈む直前の6時30分頃に帰りました。最後少しだけライトアップされた桜も見物できましたよ。
驚いたのがこの人だかり。
結構速い時間から、池のほとりに多数の人が陣取っていまして、どんどん増えていきます。最前列は重装備のカメラマンたち。
これは伊那市のサイトからお借りしましたが、このような鏡張りの写真を撮るためのようです。これは素敵。僕も撮りたい。でも、木道を通せんぼして陣取っている人たちはマナー違反ですね。
最後に上がってきた山道を下るのですが、夜になって足元が見えにくく、足の悪い父親はやっとのことで下りました。帰りも公園付近は渋滞していましたが、こちらも思ったほどではなかった。
一度見てみたいと思っていた高遠の桜を家族で見ることができて良かったです。