- 2016年3月に読んだマンガ。
・僕だけがいない街 1~7巻
・氷菓 6~9巻
・自殺島 1~14巻
・アイアムアヒーロー 18~20巻
・Rin 13巻
・ピアノの森 25巻(完結)
・信長協奏曲 13巻
・オールラウンダー廻 1~18巻
いずれも非常に読み応えのある良質な作品ばかりでした。
僕だけがいない街 1~7巻
タイトルが印象的だったのと、youtubeで映画の予告編がやっていたのを見て面白そうだったので読んでみました。
内容はタイムリープ+サスペンスミステリといった感じ。絵は結構雑な感じで女の子も可愛くないけど、内容はぐいぐい引き込んで続きがすごく気になる良質ミステリ。緊迫感のある展開が続きます。すごく面白いです。
作者はジョジョシリーズの荒木飛呂彦先生のアシスタントだったということで、かなりジョジョ4部へのオマージュを感じる。ジョジョ4部の猟奇的な雰囲気に近いけど、SF要素はタイムリープだけ。
ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない 総集編 Vol.1 (集英社マンガ総集編シリーズ)
8巻で完結するようだけど、果たしてどうなるか?続きが非常に気になります。
おススメ度・・・★★★★☆
氷菓 6~9巻
氷菓 コミック 1-9巻セット (カドカワコミックス・エース)
- 作者: タスクオーナ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
- 発売日: 2015/08/22
- メディア: コミック
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氷菓は5巻までは読んでいたのですが、6巻~9巻までを読みました。
5巻で長編第2弾の「愚者のエンドロール」が終わり、6巻からは学園祭がスタート。こまかなエピソードを挟みつつ、長編第3弾「クドリャフカの順番」編に突入します。
久しく氷菓の世界観から離れていたせいか、以前5巻まで読んだ時のような面白さは正直感じず。第一印象として福部くんのアニメ顔とセリフ回しのギャップがすごい違和感。登場人物全体に言えるけど、こんな高校生いねーよ。えるたそはまあ可愛い。
ストーリーは狭い世界の身近な題材ながら非常によくまとめられていてさすが原作小説ならではといったところ。面白いけど、「僕だけがいない街」を読んだ後だとインパクトは薄かった。
とりあえず10巻でこのシリーズは終わるようだけど、当然犯人は全く分からない。
おススメ度・・・★★★☆☆
自殺島 1~14巻
僕、サバイバル物の作品が非常に好きで、古くはさいとう・たかお先生の「サバイバル」なんかは非常に面白かったですし、
ちょっと前では 「7seeds」なんかも読みました。これは絵が下手くそですがストーリーはぶっ飛んでて結構面白かった。
久しぶりにサバイバル系のマンガが読みたいと思い、ググってみたら出てきたのがこのマンガ、自殺島です。
自殺島というタイトル、「すぐ自殺しちゃう人を集団で島流しにする」という設定が面白い。タイトルに自殺と入っているけど、実際には「あらゆる手段を使って生きる」物語で、その過程で主人公や仲間たちの成長や争いを描いています。
オタク気質で内向的な性格の今作主人公セイはユウとキャラかぶりまくりです。
ホーリーランドは面白かった。
物語がスタートしていきなり自殺シーンが描かれてギョッとしますが、その後は基本的にサバイバルマンガとして仲間と協力して生き残るためのマンガとなります。
主人公が妙に弓矢の知識を持っているのはご都合ですが、狩りで鹿を仕留める描写とか本当に細かくてリアリティがあります。ちょいちょい作者の説明が入ってくるので若干萎えますが、面白いことは事実です。
背景や動物は上手なんですが、基本的に人間を書くのがうまくない作者で、人物の書き分けも髪型と服装、ひげ等に頼っていますが、動きのあるシーンは本当に上手です。
現在対立するグループとの抗争真っ只中で、主人公は彼女(可愛い)と別行動していますが、果たして今後どうなるのでしょうか?
おススメ度・・・★★★★★
アイアムアヒーロー 18巻~19巻
16巻頃から、 なんだか訳のわからない展開が続いてきましたが、いよいよ物語の核心であるZOQNの謎に迫る展開となってきました。
東京編はしばらく間を開けたらイマイチよくわからない状態なのですが、英雄たちが東京に近付くにつれストーリーが大きく進行しています。
作者独特の緊張感ある展開で、相変わらず目が離せない良作です。
おススメ度・・・★★★★☆
Rin 13巻
もう大好きなマンガです。
ハロルド作石先生のマンガは全部読みました。ゴリラーマンは名作、BECKは一緒に墓に入れてほしいくらいの超名作、七人のシェイクスピアも第2部の再開を心待ちにしております。
BECK(34) <完> (KCデラックス 月刊少年マガジン)
- 作者: ハロルド作石
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/10/17
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7人のシェイクスピア 6 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
- 作者: ハロルド作石
- 出版社/メーカー: 小学館
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「Rin」は、主人公が漫画家を目指す「バクマン」のようなストーリーかと思ったら、未来が見えるヒロインが登場して、主人公の前世の記憶が夢に出てきて・・・といったオカルティックな要素もあり、色々ミクスチャーなマンガです。
絵柄としてはBECKに近いですが、女の子はますます可愛くなってます。時々ページ全段ぶち抜きで全身が描かれますが、10頭身くらいあります。顔小さすぎでしょ。
髪の毛の質感とか表情とかすごく上手です。作者独特の間というか、ゆらゆら揺れてる危うい感じ(うまく表現できないですが)が、この作品のポイントかなと思います。
最新13巻では主人公の連載作品がついにアンケート1位を獲得、バクマンに比べて漫画家として成功するまでの苦労が短い気がしますが、ライバル瀧くんとの張り合いは面白いです。また、いよいよ前世のストーリーも語られ出しました。今後の展開に目が離せません。
4月10日追記:コンビニで月マガ見たら「最終回」が掲載されていてびっくり。まだまだ続きそうだったのに、急に成功したのは終わりの始まりだったのか…。恐らく14巻で完結するです。もっと読んでいたかった!
おススメ度・・・★★★★★
ピアノの森 25巻(完結)
はじめて読んだのはのだめカンタービレの頃だったと思うけど、やっと完結。ピアノの音色が聞こえてくるような素晴らしい表現。そしてカイとあじの先生の心温まるエピソードで物語を締めくくります。感動のフィナーレ。
おススメ度・・・★★★★★
信長協奏曲 13巻
映画では完結したようですが、マンガはまだまだこれから。最初の頃の勢いはない気がしますが、丁寧に描いていて面白いです。
おススメ度・・・★★★☆☆
オールラウンダー廻 1~18巻
全然期待しないでたまたま目に留まったんで読み始めたんですが、修斗という総合格闘技に打ち込む主人公たちを描いた良質の格闘技マンガでした。
はじめの一歩や修羅の門のような派手な作風ではありませんが、リアルな総合格闘技の世界をのぞき見ることができます。
試合の展開も胸アツで、18巻あっという間です。
おススメ度・・・★★★★☆
3月はここまで。
ちょっとマンガ読み過ぎですね。ここまで書くのにすごい時間かかりました。
来月はもう少し違うことに時間使おう。